高校生以上対象:自分でできる!リスニング力を上げる方法


日本で暮らしていて英語を聞く機会の無さ

 こんにちは!ミユビです。皆さんは、普段日本で暮らしていて、英会話を耳にすることってありますか?私は、田舎住みなのもあって、外国の方が観光等で街中を歩いているなんてこともないので、本当に皆無です。
 この「意識して英語に触れないと触れることが全くない」環境で、リスニング力を上げて維持していくのって、めちゃくちゃ大変!
 今回は、生徒さんと一緒に取り組んで、実際に効果があったリスニング学習法をシェアしたいと思います。

 今回の記事は、中学卒業程度の英語力が身についている方向けの記事です。英検でいうと3級程度の文法知識と語彙力はある想定で書いています。

使う素材1

 これは、生徒さんに合わせます。英検受験予定なら英検の過去問、TOEIC受験予定ならTOEIC用の予想問題、共通テスト受験予定なら過去問や予想問題など。とにかく、本番と同じことをする。「いつもと違う」は緊張を呼びます。そして緊張しちゃうとどうしても実力を発揮できないことが多い。なので、緊張することを少しでも減らしてあげます。
「あ、練習でやったまんまだな。」
「これはやったことがあるな。」
と思えるだけである程度落ち着いて解けます。

 予想問題や過去問は、解いた後に答え合わせをして、間違っているものはもう一度解説を読みながら聞き返し、意味を覚えていなかった単語は必ず書き出して覚えるようにします。その後すべての問題でシャドーイングやオーバーラッピングを行います。必ず、出題者の読み手の速さやリズムで読めるようになるまで繰り返します。

 読めないと聞こえません。

 自分が、放送台本と同じ速さ、同じネイティブのリズムと抑揚で読めるようにならないと、リスニングが聞こえるようには絶対になりません。よく聞いて、読み手そっくりに読めるまで練習しましょう。

使う素材2

 それ以外に使う素材としておすすめなのは、ラジオニュースです。NPRというアメリカのニュース会社の記事は、音声と原稿が付いているものが多くあります。最初は音声だけを聞いて、どのくらい内容を理解できるかチェックしましょう。その後、原稿を見ながらもう一度聞いて、聞き取れなかった単語を確認していきます。また、意味が分からなかった単語も調べましょう。英英辞典を引いて意味を調べるのがおすすめです。

 最後に、記事をしっかりと理解したら、ニュース記事を英語で要約しましょう。記事の3分の1から4分の1の長さにまとめるように意識します。
 要約する時間がない場合は、段落や文のまとまりごとにタイトルを付ける練習をするのも効果的です。タイトルを付ける=一番大事な情報を拾えることなので、この段落で一番筆者が伝えたいことは何なのか?を意識して聴けるようになります。

使う素材3

 最後に使うのはYouTubeやPodcastの聞き流しコンテンツです。通学や通勤、家事をしながら、トレーニングをしながら、聞き流し動画を聞いて耳を慣らします。ただ聞き流すのではなく、どういう意味の内容なのかをしっかり考えながら聞きましょう。

まとめ

 以上が、自分でできるリスニング力向上・維持の方法です。自塾の生徒さんには、その他にディクテーションや、ニュースの内容を問う問題を出したりなども行っていますが、そちらは自分一人での学習では難しいため、一人でもできる学習方法をシェアしました。要約した文の添削などをご希望の場合は、ぜひココナラでのマンツーマン授業をお申し込みください。

 とにかく、英語に触れる時間を増やすことを意識しましょう。また、自分が受けたいテストがあるなら、それに合わせた教材を手に入れるのも大切です。

 ではでは、勉強頑張ろうね!私も頑張ります!ミユビでしたー♪


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