猫は好奇心で死ぬ
"Cat has nine lives."
イギリスのことわざです。猫は簡単に死なない。
「猫を殺せば七代祟る」
猫は執念深く、殺してしまうと呪われるという日本のことわざ。
他にも、猫であらわされる言い伝えはたくさんありますね。
c.f. 猫に関することわざのリンク
そういえば、私が最近頑張ってる(?)ものはランウェイですね。
このページで私を知ったという珍しい方がいた時のために一応、写真を一つくらい出してみます。
英語ではキャットウォーク(cat walk)と言います。
正直、この言い方、少し前までは嫌いでした。
でも、よく考えると猫足と言いますね。歩き方の意味では
『猫のように音を立てないで歩くこと』
ですね。catwalkは、高いところにかけられた猫用の細い通路を語源にしているようなので、言語の使用者(日本とイギリス)の距離が遠くても、ニュアンスはかなり近そうです。
……ごめんなさい、正直なところ、スラングのPussycatを連想しかけていた自分がいました、みっともないですねXD
あとは、猫背なんかも私を表してしまうものですね。長年のコンプレックスはなかなか抜けない。
猫背がちで執念深い(2週間前マネージャーから奢ってもらったラーメンの味も、親から貰った名前付きのネックレスも忘れるつもりはないが、2週間前事務所のマネージャーに言われた何気ない煽りも、幼稚園の頃に受けた同級生からの罵倒も一言一句覚えてる^_^)、catwalkを生業にしたがっている私はかなり猫に近いかもしれない。
そんな猫を殺すものとして挙げられているのが、好奇心です。
好奇心、猫をも殺す
Curiousty killed the cat.
これも、イギリスのことわざです。
九つの心臓を持つ猫(あれ、九尾……?なんか関連ありそう)が死ぬとしたら、行き過ぎた好奇心、ということでしょうか。
少し、心当たりがあります。
怠惰な生活視点で言うと、「○○話まで無料!」みたいなマンガアプリでマンガを読んでいると、その先のポイントで読む時に、結構怪しいサイトまで飛んでしまうことも……
他には、この先の達成をすると、自分はどうなってしまうの!?という好奇心と期待で突き進んだ結果、「何も変わらない」という事実に直面して一気に生命力を削がれることもありますね。思い当たる節がありすぎますが、今も似たような状況にあるとかないとか。
私はいつか身を滅ぼしてしまうのでしょうか。。
と、いう不安は一旦さておき、このことわざには続きができつつあるそうです。
"…but satisfaction brought it back"
約120年前にイギリスの新聞で続けられ、そこから各地でこのように使用されるようになったそうです。
参考
英語のwikipediaはギリ引用にしてもいいって大学で偉い人が言ってました。というか他までたどり着くのがしんどすぎるということでしょうか。
直訳するなら、「満たされると生き返る」となるのでしょうか。
難しい。満たされないから好奇心じゃないんですか!!
これ、多分老子の『足るを知る』からきているのでしょうね。
ミラノでショーに出てもそれっきりワクワクするような案件はそんなにないことにうんざりしているのが正直なところですが、あんなに派手な冒険をしても帰ったらサボテンのエメが待ってくれてる。そういう平穏に幸せを見出すのも大事かもしれませんね。
最後に、初めて私との半年以上の同居に成功したエメちゃん(最近トゲが赤くなってきて熟してきてるらしい)をご覧ください🤞
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