スクラムフェス札幌2022に参加してきた話
変化にチャレンジ
「変化にチャレンジ」は尊敬する鈴木美千代先生に教えていただいた「チャンスにチャレンジ」を一段下げて自分なりにチャレンジする際の合言葉としてここ数年人生のテーマにしている言葉です。
スクラムに出会ってから3年目。スクラムフェス札幌も3年目。
1年目は認定スクラムマスター研修の講師えばっきーさんからスクフェス札幌での登壇予定というお話をいただき、スクフェスの存在を知る。えばっきーさんのお話を聞きたくてチケット購入し、オンラインで参加しました。
Discordとも初めての出会い(笑)テキストチャットでワイワイリアルでメッセージを送り合う文化に初めて触れました。
2年目はスクラムから離脱していたこともあり、参加に迷いつつも社外の方の考えに触れたくてチケット購入しオンラインで参加しました。打ち上げ先着参加の告知に手を挙げ参加させていただいきました。手を挙げること自体、個人的には大冒険だったけれど、参加でき運営の方々や基調講演者の方々と対話することができ、抱えていたモヤモヤの濃さが薄くなり、頑張る活力をたくさんいただきました。(^O^)
3年目の今年、新たなかかわり方へのチャレンジでプロポーザル応募。これまた個人的には大冒険。「行動してみることが大事」と自分に言い聞かせ、ダメ元で応募してみたら20分枠の登壇者として参加させていただきました\(◎o◎)/!
運営の方にお願いしてみたこと2つ
会場設営などお手伝いさせていただけないか
登壇時二人の息子を会場に入れさせてもらえないか
かなり図々しいお願いかと思いつつ、私自身のテーマが「変化にチャレンジ」なので、ダメ元でお願いしてみたならば、なんとどちらも快諾いただき、心の広さに感激。アジャイル札幌の皆さんは本当に温かい!!
Day0
4時間早く会場入りさせていただき、会場設営フェーズから参加させていただきました。数十個単位で運送業者さんにより大量の荷物が運び込まれたり、ここはテレビ局?と感じるほどの超本格的な機材がどんどん設営されていく傍ら、コーヒースポンサーのシールを張るお仕事をさせていただいたり、受付テーブルの設置などをお手伝いさせていただきました。全国各地から他のアジャイルイベントを開催されている方々がスタッフとして参加されていて、オンサイト会場ということでしたがプロ集団で着々と順調に準備が進んでいきました。
スクラムのイベントだけあって、自ら考え、タスクを取り、改善していく様が随所にあり、学びがたくさんありました。
Day1
受付をお手伝い
アトラクタ原田さんの基調講演
私の発表
コーチーズクリニック
植松電機 植松努さんの基調講演
ネットワーキングパーティ
Day1は人前で話すチャレンジがあったので朝から緊張しっぱなし(笑)
そんな中でも自分自身で決めていた「拝聴した講演では質問をする/話しかけてみる」「ネットワーキングパーティではじめましての人と会話する」の2つにチャレンジ。そしてミッションクリア!!(心臓バクバクしたけど、よく頑張れた自分に拍手(笑))
原田さんの基調講演では、冒頭から最後まで脳内で現場と照らし合わせながらフル回転であっという間に過ぎ去った2時間でした。特に印象に残っているのは改めて拝見させていただいた野中郁次郎先生のさしみの図です。個体がばらばらの配置からくっついた状態になり、さしみのように斜めに重なりあう状態を目指したいと思ったことを改めて思い出すことができた貴重な時間でもありました。
午後は私自身が発表!テーマは「ヤマメからサクラマスになる勇気の種を手にする」でした。
子供たちが会場に到着し、落ち着きを取り戻せるかと思いきや心臓バクバクは増す一方(笑)
緊張しすぎて最初にすると決めて何度も練習した感謝の言葉をぶっ飛ばすところからスタート。声はめちゃめちゃ裏返るけど、とにかく進めていくと後半は声の裏返りも緩和し、若干落ち着きを取り戻せたように思います。18分ちょっとで発表終了後、質問にも何とか対応でき無事完遂!
聞いてくださった方にサクラマスのようにチャレンジする勇気の種に慣れてたらうれしいなと思うけれど、それはわからないから気にしない(笑)
リアルタイムでは確認する余裕がなかったDiscordでのテキストチャットを後から覗いてみたら、温かいコメントを多数いただいていてとてもうれしい気持ちになりました。
声がひっくり返ったり、決してかっこよくはなかったけれど頑張る母ちゃんの姿を子供たちに見せる機会をいただけたことは本当に有難く、貴重な経験をさせいただき、人生の記憶に色濃く残る時間となりました。
1回目のスクフェスから参加させていただいているアジャイルコーチ陣によるコーチーズクリニックに今年も参加できました。
プロダクトに関わる組織、チームのあり方について相談でき、目指すところの姿がずれていないことが確認できて、勇気をもらえた貴重な時間でした。
また来年(?)か別のスクフェスで変化を報告できるように頑張っていきたいと思えた自分にナイスを送ろう(笑)
植松社長のお話は、序盤で泣くのを我慢することを諦めました。タオルハンカチがびっしょびしょになるほど泣けた。そしてマスクもびしょびしょに・・・。
日本中の大人と子供に聞いてほしい!!そして生きる活力を取り戻す種になる!!と強く感じたアッという間の2時間講演。(本当は90分だったんだけど)
アジャイルジャパンのクリエーションライン(株)安田さんの講演もそうだったけど、会社のみんなにも聞いてほしいと心に響く私にとってとても貴重な時間でした。
ネットワーキングパーティですぐそばのテーブルにお一人でいた植松社長のところに言って感謝を伝えられて本当に良かった。しかも、動画を子供の学校に共有したいと言ってみたらまさかのOK!!ロケット制作体験の仕組みも教えてくださり、愛の溢れるティール組織を実現している社長さんと会話できる貴重な時間でした。
Day2
気になる講演は多数あったけれど、動画で拝聴することにしてワークショップ「チームで勝て!」に参加しました。スクラムを体感できるボードゲームでした。現状把握(数字計算と比較)と未来予測(次の一手をシュミレーション)で久々に計算脳をフル稼働な状態でした。リアル現場とゲームをリンクさせて妄想したり、戦術を考えたりで楽しめるようになりたいのでまたやりたいですし、組織やチームでチャレンジしてみたいと感じました。
最後はアジャイル札幌初代代表、東京エレクトロン株式会社鈴木 淳司さんの基調講演でした。英語があまり話せない状態で渡米し、チームビルディングからスタートされたお話は、やらない理由を探しがちな自分にとってとても衝撃的な内容でしたし、「変化にチャレンジ」はいい感じの取り組みだと自信を持てる時間となりました。
最後に
主催のアジャイル札幌の皆様、スタッフの皆様、講演者の皆様、スポンサーの皆様、そして私の講演を聞いてくださった皆様、ともに参加できた皆様、そして3日間私のチャレンジを快く承諾してくれた家族に感謝です。
また来年のスクフェス札幌で何らかの形で貢献できる自分でいられるよう日々変化にチャレンジしていきたいと思います。
ありがとうございました。