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ばあちゃんの容体

こんにちは。miyukです。

先日、自宅に帰省した際にばあちゃんのお見舞いに行ってきました。

ばあちゃんは夜自宅で転んでしまったらしく
(というか落ちて?しまった?詳しいことはよくわからない)

それで頭を打ってしまい救急車で運ばれ病院で頭を縫い、また別の病院に運ばれて。

そこでも血が足りなくて輸血をすることになったそう。

私がお見舞いに行ったのは輸血したその次の日。

お見舞いに行く前、お母さんから

「本当に行くの?ばあちゃんの顔見て大丈夫でいられるか心配。ばあちゃん顔変わってるから。」

と言われたが、ばあちゃんももうそれなりの年齢で会える回数は限られているし、そもそも今回帰省するのはお盆にばあちゃんに会えなかったからというのもあるので私は迷わず行くことにした。

病院に着き部屋に入ると、ばあちゃんがいた。

ばあちゃんの額にはガーゼとテープが貼られていて、首はギブスで固定されており、目のあたりは薄い青あざ、顔全体はパンパンに浮腫んでいた。

テレビを観ていたばあちゃんが私に気付いたので

「久しぶり。転んだって聞いてびっくりしたよ。
大丈夫?」

と言うと

「だらやなぁ。帰ってくる時にこんなんなってなぁ。」

「もう死んだと思ったわ」

とばあちゃんが言った。

お母さんは

「よかった。頭はしっかりしてるみたい。
 昨日はほとんど話せなかったから。」

と言っていた。

そのあとばあちゃんが、家に電話を掛けるのに20円欲しいと言っていたので渡そうとしていたらお母さんに止められた。
今は動けないし電話も掛けられないから渡しても看護師に迷惑をかけることになると。

ああそうかと思い手を引っ込めた。
ばあちゃんは携帯持ってきてないの?とも聞いたが急に救急車で運ばれてきたので持ってきてないらしい。

入院生活は退屈だ。
私も何度か入院したことがあるが本当に暇だ。
電話の一つくらい掛けさせてあげたい。
ばあちゃんと一緒に住んでるおじちゃんが携帯を持ってきてくれればいいのだけど…

そんなことを話しているうちにあっという間に面会の時間は終わりになり、部屋を出ることに。

私が

「またね。ゆっくり休んでね。」

というと、ばあちゃんが

「ありがとうね。」

と手を振っていた。




いつ退院できるのかな?あと何回会えるかな?


そんなことを思いながら病院を後にしました。



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