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【リモートで良くない!?〜授業編〜】

関西大学松下ゼミの山本と土井です!
11月12日、関西大学梅田キャンパスを訪問し、そこで情報共有を行った後、それぞれの担当企画に分かれ活動を行いました。(詳しくはmatsulab 活動noteをご覧ください♪)
そして前回予告した通り、私たちが司会のラジオ収録もさせて頂きました!

リモートネイティブ企画〜! !
コミュニケーション研究家 平賀充記さんとのコラボで指始動した企画です。
今どきの若者たちのコミュニケーションや考え方、価値観について実態調査をパワポのプレゼンや報告書ではない別の形で考え、
共有していくアプローチを模索しようということから誕生しました。

第2回は【リモートネイティブ〜授業編〜】をお送りします!!!
(第1回の定義編をぜひご覧頂いてから以下読んで頂くことをお勧めします。)

そしてゲストに平賀さん加え、 
松下ゼミのボス 松下慶太先生
社会学部一回生のいぬいさん
をお迎えし、トークを繰り広げました。

◆お便りコーナー

Q1「オンラインは成績の付け方がよく分からなくて不公平に感じることがある。」

自宅でひとりパソコンに向かって講義を受けているため、解釈の違いで課題内容と外れたことをしてしまったりしていないかと不安に思うこともあった。

という意見が挙げられました。
事実、学生だけでなく先生側も初めての取り組みで手探りの状態で始まった春学期のオンライン授業。画面上に授業スライドが表示されなかったり、音声が聞こえなかったり、、様々ありました。ですがこれは仕方のないことで、誰もが初めから完璧にできることはありません。 このようなマイナスの側面だけでなく、プラスの側面としてオンラインになったことで学生と先生の距離が近くなったことが感じられます。それは質問をする機会が格段に増えたことです。
以前までの対面授業後、「質問のある人いますか?」と先生が言ってくださることがありますがそこで手を挙げる学生はほとんどいません。「恥ずかしいから」、「少し気になったけどここで手を挙げる勇気はない」 などといった気持ちが正直あります。 しかし、オンライン授業になってから画面offで顔出しをせずに質問を投げ掛けたり、チャットや課題提出の項目に質問をする機会は格段に増えました。
このように先生と学生の距離はオンラインを通じて近づき、学習の幅も大いに広がる機会となったのではないでしょうか。
松下先生のご意見でも、オンライン授業だからといって成績の付け方に変更点は無いとのことでした。
不公平だと決めつけず、疑問点があれば質問の機会は十分にあると思うので先生に気軽に相談してみることも解決法の一つなのではないでしょうか。

Q2「オンライン授業は周りに誘惑が多く、すぐに違うことをしたり、気付いたら寝てしまっていることもあります。どうしたら良いでしょうか。」

自宅で課題をするとなれば、手の届く範囲にたくさんのモノがあり気が散ってしまうこととてもわかります、、!!! しかし、課題は期日までに提出しないといけないものです。そこで大きく2つの意見が挙げられました。
一つ目は、課題提示日に終わらすこと。
オンライン授業で課される課題は有り難いことに提出期限が1週間など長期に設定されていることが多いです。しかしそれを鵜呑みにしていたらズルズルと引きずってしまい前夜に焦って提出することになったり、課題自体忘れてしまうことにもなりかねます。そのような事態が起きないようにするため、当日中にやり終えることを自分の中でルールにすることでケジメもつけられるのではないでしょうか
二つ目は、To Doリストを作ること。
やらなければいけないことをリスト化し、目に見えてわかるようにすることでどこから手を付けなければならないのか、やるべきことが一目瞭然で分かります。
このようなリストを作り上げることでその日1日の充実度が大きく変わると思います。 予定したこと全てクリアしたなら達成感も感じられ明日も頑張ろうと次につながっていくことでしょう。 

◆まさにリモートネイティブな大学一回生

トークの中で、まさにオンラインとオフラインの差が生まれていると実感したものがありました。それはサークル探しです。 私たちが1回生の頃、サークル探しといえば校内でビラ配りをしている先輩方に勧誘を受け、各サークルのブースで話を伺うという形でした。 しかし、今年の1回生は学校に行くことも出来ずサークル探しは専らSNSから情報を収集するという方法。そこで生まれた問題が「SNSをしていない学生はどのようにサークル探し含め学内情報をどのように収集するのか」ということです。 まとめると、 


大学3回生(オフライン、オンライン経験有):対面を入り口としてSNSで繋がる
大学1回生(オンラインのみ)→SNSを入り口として対面に至る

このようにオンライン時代の学生生活において学内の情報収集はSNSに固執し過ぎているのでは無いかという新たな問題も挙げられました。

授業編と定義しつつも、オンラインを用いた学生生活についても議論をしてしまうほど白熱した回でありました。


◆まとめ 

オンラインが導入され以前まで当たり前だった、学校に登校し対面で授業を受けるという形が大きく変化したことで、私たちが学校に対して求める考え方も変化してきています。オンラインを経験した今、このような考えはオフラインのみの経験の世代の人たちに影響してまた新たな考えが生まれる機会になるのではないでしょうか。 このように改めてオンラインが進んだ授業形態について違う世代同士で意見を交わし合う機会はなかなか無いと思うので互いの思いを知れた有意義な時間となりました!

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ではまた、次回の『リモートで良くない!?』でまたお会いしましょう!

                             執筆:山本・土井


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