語学オタクのアラ還主婦のお片付け騒動記12〜実家篇〜
Buon giorno!
イタリア語の勉強にすっかりハマっているGerryです。
duolingoでイタリア語を学んでいるのですが、日本語版がないので英語版でやっています。イタリア語を英語に変換し、英語をイタリア語に変換し、あ、これはフランス語の単語に似てるなとフランス語が乱入し、頭の中がかなりカオスになっております。
さてさて、みなさまいかがお過ごしですか?
毎週月曜日は自分の実家に行って物置になっている土蔵の片付けをしております。
大きすぎたり、壊れているものはゴミとしてどんどん処分しているのですが、売れそうなものは持ち帰ってせっせと某不用品売り買いサイトに出品してお小遣いを稼いでいます。
ところが中にはビミョーなものも・・・。
今回発見されたのは、ピカピカに黒光りするおそらく漆塗りの文箱。松の絵でしょうか、蒔絵が施されています。本体はプラスチック製のようですね。
そして、蓋の上部には燦然と輝く菊の御紋が・・・・・。
おお〜〜〜〜〜。
蓋の内側には遠い親戚のおじさん(故人)の名前と、「叙勲記念」の文字が。
どういった経緯で叙勲されたのか、どの程度の叙勲だったのか今となっては知る由もないのですが、確かに知っている名前です。
あの、お酒が入ると人が変わったようになるおじさんが叙勲されてたなんて・・。そんなにすごい人だったなんて全然知らなかったよ。おじさん、ごめんなさい。
それはさておき、この時代において文箱はどうやって使えばいいのかしら、と頭を抱えてしまいました。
菊の御紋がついているんですよ。おいそれとは捨てられないです。
筆とか硯とかを入れておいて、さらさらと書を認めるのか、はたまた一句読むのか。
大切な人からの手紙をそっとしまっておくのか・・・・。
いやいやいやいや。
そんな雅な趣味はないです(笑笑)。
いっそのこと弁当箱か裁縫箱にでもする?(←罰当たり💦)
例の不用品売り買いサイトで検索すると案外たくさんの文箱が出品されています。中には「叙勲記念の文字があります」、なんてものもありました!このような文箱を持つ人々があちこちにいらっしゃるのね。
ま、箱にしまったまま使われないよりは、どこかの誰かが使ってくれたら文箱も喜ぶかな。なんってたって漆塗り(多分)の蒔絵ですよ。日本の伝統工芸ですよ。
だったら、自分が使え〜〜ってことなんですけどね(笑)。
息子が道具箱にしたいから欲しいって言ってきました。ドライバーとかペンチとか入れんですって。罰当たり??でも、使ってくれるならありがたいですよね。
さぁーって、と。来週はどんなものが出てくるかな?
次回をお楽しみに!
ここまで読んでいただいてありがとうございました。