通訳ガイドのアラ還主婦の国家試験修行〜全国通訳案内士篇〜
みなさま、こんにちは。ペーパー通訳ガイドのGerryです。
今年の全国通訳案内士の1次試験は8月21日でした。おそらく合格発表が11月あたりで、面接試験が12月に行われることと思います。受験された皆さま全員が面接に進めることを祈ってます。
さて、全国通訳案内士の資格を取ろうと決意を新たにした49歳のGerryさん。2014年の5月のことでした。2ヵ年計画のトップバッターは目指せ!「歴史検定日本史2級」合格です。
11月30日に歴検の試験があることを知ったので、まずはこちらから攻めることに。
日本史の教科書を読む
とはいえ、高校生の頃にほとんど日本史の勉強をしていなかったGerryさん。頭を抱えました・・・。共通1次試験(今の大学入試共通テスト)で世界史を選択して受験しようとしていたため、日本史の授業はほとんどサボってたようなものだったので、なーんにも頭に残ってない!!
どこから始める??
まずは娘に高校の日本史の教科書とセンター試験(共通テスト)用の問題集を譲ってもらいました。これです↓。密林でも買えるんですね。
懐かしい〜〜〜。やはり歴史の教科書といえば山川出版。今も昔も変わらないんですねぇ。
で、これを最初から読むことに。
自分の国のことなのに、知らないことばっかりでびっくりでした。とにかくひたすら教科書を読み込み、暗記ペン(赤いシート被せて覚えるやつ)で色を塗り、まずは全体をざっくり見渡すところから始めたのでした。うーん、先は長いぞ・・・。
問題集を購入
教科書読んでるだけでは分かった気になるだけなので、当然ですが問題集も購入しました。娘から譲り受けたセンター試験用の問題集は私にはかなり難易度が高かったので、もう少しわかりやすいものをということで、やはり山川出版のものを購入。決め手は「30日完成」という見出し。30日で復習できたらかなりコスパがいいということで決めたのでした。ちょっと古い問題集ではあるのですが、内容はしっかりしていると思います。
見開きがまとめになっていて、次のページの見開きが問題になっています。2ページにコンパクトにまとめられているので、何の知識もない私にもよくわかりました。ここを理解しておかないと次の問題が全然解けないので、教科書も使いながらあれこれ書き込みをし、理解を深めました。
コンパクトにまとまりすぎているところは、自分でノートを作り、詳しい解説を書いて問題集を充実させていきました。
結果、30日完成と書いてあるにもかかわらず、3ヶ月ほどかかって全部の問題を解き終えたのでした。付け足したノートのせいで問題集は倍の量になってました。自分の手で解説を書き足したのは良かったと思います。書きながらまとめることができたので、記憶に残りやすかったのだと思います。
あと、問題集が薄いのも良かったです。どこにでも持って行けたし、とりあえず最後まで解くことができたので充実感も得られましたし。一通りやったんだから、というのは自信にもつながりますしね。
大河ドラマ
今更ですが、NHKの大河ドラマは日本史の勉強にうってつけですね。今は鎌倉時代のドラマが放送されていますが、とってもわかりやすいですよね。フィクションの部分はあるにせよ、歴史の流れが体感できるという点でドラマは利用できるかなと思います。
個人的には一生懸命見た「独眼竜正宗」や「龍馬伝」などの時代に関しては、人物関係や時代背景などが割と記憶に残っているような気がします。
いろんな時代のドラマが揃っているのも魅力ですね。時間があれば過去のドラマを見返すというのも勉強の方法としてはアリかな。楽しみながら知識が得られるというのは魅力です。
この30日完成問題集を3ヶ月かかって攻略したのち、センター試験用の問題集にも手をつけ、約半年後の11月の試験に臨んだのでした。
歴史検定日本史2級について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
Gerryさんは運よく1発合格を果たすことができて、ちょっとだけ全国通訳案内士へ近づくことができました。これで日本史の試験は免除確定です。やったね!!
さて、次は一般常識対策です。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。誰かのお役に立てれば幸いです。