語学オタクのアラ還主婦のスマホひとつで海外旅行〜番外篇 其ノ壱〜
こんにちは。ペーパーガイドのスコーン大好きGerryです。
アフタヌーンティーのお話を書いたので、今回はちょっと脇道へ。
スコーンこぼれ話
皆さま、スコーンはお好きですか?
スナック菓子のスコーンじゃあないですよ、もちろん(笑)。
アフタヌーンティーに欠かせないケーキでもパンでもビスケットでもないスコーン。
サーターアンダギーや開口笑みたいにパカっと割れているのがいいスコーンだとか。
clotted cream〜クロテッドクリーム
スコーンは日本のカフェなどでも出されていますが、多くの場合、生クリームとジャムが横に添えられていますね。ジャムはイチゴが多いかな。
英国では生クリームではなく、クロテッドクリームが使われます。
クロテッドクリームとはスコーンに添えられる英国の乳製品です。バターほど硬くなく、生クリームみたいに白くない。日本じゃあんまり馴染みがないですね。
絶対こうでなくちゃならないってことはないんですけれど、スコーンにはクロテッドクリームが添えられていると個人的に「おおお〜〜〜❤️」となります。
ちなみに、クロテッドとはclotted〜凝固した〜という意味です。clotted creamとは乳脂肪分が固まったクリーム状のもの、ということでしょうか。
一度クロテッドクリームとジャムをのせたスコーンを食べると、もう生クリームには戻れません(笑)。日本でも手に入るので、クロテッドクリーム未体験の方はぜひ探してみてください。大手スーパーや輸入食品を扱っているお店で手に入ると思います。
乳脂肪分の高い生クリームを消毒済みの瓶に入れてよく振り、生クリームより固く、バターより柔らかい状態にしたらクロテッドクリームもどきが出来ます。こちらもお試しあれ。
lemon curd〜レモンカード
そして、もう一つのスコーンのお供がレモンカード。
レモンカードとは英国のスプレッドのことで、レモンの搾り汁、砂糖、バター、卵から作られます。クリームのようにトロトロで、ジャムのように甘く、そしてレモンの酸味も感じられる英国では定番のスプレッドです。
レモンカードは日本でも手に入りますし、手作りも可能です。
カードとはcurd〜凝固物〜という意味です。あれ?clottedも凝固したという意味でしたね。凝固したものがお好きなんですね、英国の皆さま。
フォートナム&メイソンでのアフタヌーンティーにはクロテッドクリームと苺ジャムとレモンカードが添えられていました。
これぞ英国🇬🇧。
cream tea〜クリームティー
紅茶とクロテッドクリームとスコーンの組み合わせを、英国では「クリームティー」と呼び、スコーンの他にサンドイッチやケーキも一緒にいただくのを「アフタヌーンティー」と呼んでいます。
スコーンも比較的簡単に作ることができます。様々なレシピが出回っています。自宅にオーブンがあれば焼きたてのスコーンが食べられますよ。
スコーンを焼いて、クロテッドクリームとレモンカード、いちごジャムを準備。お茶はポットで淹れましょう。ミルクもお忘れなく!
アフタヌーンティーよ入りもお手軽なクリームティーなら自宅でも楽しめそうです。優雅なティータイム、いかがですか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました。