月刊 みよたの広場 2024年4月
4月4日木曜 天気:晴れ 気温:14、4
利用人数:7名
体調不良から復活して初の広場。スプリンゴキャンプの週とは打って変わってすっかり暖かくなりました。
・始業式で学校が早く終わった常連キッズが遊びにきていて、いつも通りリビングカーでゲーム。夕方ごろになると、外に出てきて火の周りで遊んだり、サッカーをして遊んだり、木の枝を振り回して遊んだり、またこれも広場らしいいつもの光景だった。また今年度もよろしく。
・広場のことを気にしてくださる方と、お昼頃からコーヒーを飲みながら広場の今後について議論。広場に何があると良いか?というテーマの中で、「誰もがヒーローになれる何か」というキーワードがでた。学校という決まった評価軸の中では輝けない子どもたちも、何かしら秀でたものを持っていて、それを発揮できるフィールドとしての広場。それがけん玉だったり、絵だったり、工作だったり、火遊びだったり。大人なら薪割りだったり、専門知識だったり。いろんな人がヒーローになれる場という表現は使ってこなかったが、誰もにとっての居場所になる、ということと結局は同じなのかもしれない。
4月5日金曜 天気:曇りのち雨 気温:7、4
利用人数:9名
昨日よりはやや肌寒い1日。常連キッズを中心に焚き火を囲んで過ごしました。
・常連キッズがマルシェへの出店に乗り気だったことから、子ども出店の作戦会議が始まった。いろんなアイディアが出た中から商品はポップコーンに決まった。ポップコーンの味のバリエーションや値付け、見た目などを、マルシェに来ている人たちを想像しながらあれこれ考えた。誰に買ってもらえそうかな、大人にも買ってもらえる味もあるかもね?ポップコーンを焚き火で炙って自分で作ってもらう体験が価値になるのでは?などなど話は広がり、常連キッズはすっかりやる気満々に!これまでの子ども出店は、子どもたちだけで全て考えてやってもらう(放置)スタイルだったが、少しだけ考える視点をあげるだけで、考えられることの幅が広がり、楽しさを見出している表情が印象的だった。マルシェというお披露目の場がある広場だからこそ、そこに向けての準備も本気になるし、結果のフィードバックが直接もらえるところも特徴だと思う。これは実践的な学びの一つのプログラムとして良さそうだ。子どもがやる気をもって取り組んでいるうちは伴奏してみようと思う
・広場の今後のあり方を考える中で、「各家庭が持っている些細な問題。とはいえ自分たちだけで解決することが難しい問題、を解決する場」というコンセプトがでてきた。広場が生み出す人との繋がりがきっかけになり、自分だけでは叶えるのが大変なことを叶えることができる。シェア子育てだったり、道具シェアなどがそれにあたる。例えば、科学実験に興味がある子どもを持つ親がいるとする。本に載っている実験をやりたいという子供の願いを叶えてあげたいが、必要な機材を準備するのにそこそこお金がかかる。どうせ一度しか使わないのに・・・。同じような子供を抱える親同士がつながって、それをみんなでシェアすれば、一人当たりの負担は小さくて済むし、準備も大変さもシェアすれば軽減できる。自分たちだけでは諦めていたことが、実現できる。
これはまさに広場が掲げているコモンズの考え方そのものだが、「コモンズコモンズ」と言葉を並べるよりも感覚的に理解しやすいだろう。こんな小さな問題解決を繰り返していくことで、いろんな人が自分の課題を持ち込むようになり、それがプチイベント的に毎週のように行われるようになる。そんな流れがつくっていけないかと思っている。まずは、誰かが中心となって動かしていって、誰かが追従してくるような流れを作らないといけない。こんな話もオープンミーティングで相談してみよう
4月6日土曜 天気:晴れ 気温:14、3
利用人数:16名
気温は暖かいものの風が強くて長居するにはしんどい気候。昼過ぎにカフェ利用者が数名来てくれたが、それ以降はパラパラ程度。人通りが少なめの土曜日でした。
・昼過ぎに佐久から来たというご家族はたまたま広場を見かけて遊びに来てくれた。コーヒーを買って、マシュマロを焼くための火を起こして、焼きマシュマロをして満足げ。体験してもらっている中で、マルシェの話になったり、ちいさいひろばの話をしたりと情報共有ができた。継続的に来てくれそう。こういう場作りはn=1が大事だなと改めて思う。
・午後からはカフェのオペレーションの作り込み。ホットサンドやドリンクを継続的に提供しながらも、ロスを少なく、かつ、仕込み頻度を下げるためのオペレーション検討。どの食材がどの状態(丸のまま、千切り)でどれくらい持つか、冷凍した場合の保存期間などを調べ、ひとまず大枠のプランは完成。あとは実際に味を確かめてみて、問題ないことを確かめられたらこの運用で日々のカフェ業務を回していくことにする。広場のカフェが、きちんと機能している(いつ注文してもちゃんと食べられる)信頼を得ることが第一歩で、そこから新メニューの開発など次のステップを検討していくことにしよう。
・明日のカレーの日に向けて、お手伝いお願いしますボードを作ってみた。定常的にこんなコーナーを作れたらいいなーとは思っているが、ひとまず人が集まりやすい時に、ありもののホワイトボードを使って試してみる。どんな反応が見れるか楽しみ。
4月7日日曜 天気:晴れ 気温:20、7
利用人数:68名
天気も気持ち良く、カレーの日には最高のコンディション。春の陽気に誘われてか、とっても多くの方が遊びに&お手伝いに来てくれた。カレーに合わせてコーヒーの注文もそこそこあり、カレーの日を目的にしていなかった人も、ひとけに誘われるように広場に入ってきて、定常的に賑やかな1日だった。昨日作っておいたお手伝いして欲しいことボードが大活躍。カレー作りを手伝ってくれた方はもちろんのこと、それ以外にも多くの方がお手伝いをしてくれた。せっかくきて時間が余っているからと、ゲーム感覚でゴミ拾いをしてくれる家族がいたり、黙々と丸太の玉切りを買って出てくれる人がいたり、お願いした箇所の掃除をしてくれる人がいたり、他にやることない?と声をかけてくれたり、色々と広場が動いた。人が集まるタイミングに合わせてやりたいことをまとめてやってしまえるのは最高だ。一人でやると何日もかかることが今日1日で一気に終えられた。カレーの日、という名前ではあるが、広場が始まった頃にやっていた「広場の日」(広場のためのメンテナンスをみんなでやる日)の機能を果たしてくれている。みんなであったかいご飯を作って、みんなで食べ、みんなで広場のメンテナンスもする日としてのカレーの日に成長していて嬉しい
・カレーの日が終わった後も、引き続き子供たちが遊んでいたからか、カフェ利用の方が立て続けにやってきて、カウンターで話しながらコーヒーを飲んでいく。その会話の中で、「子連れのお母さんはどんな椅子だと居心地いいですか?」なんて相談もしてみて、一緒に考えてもらったりする。いわゆるカフェとはまた違うけど、お客様に育ててもらうカフェというのも広場っぽくていいのかなーと思えた。
4月11日木曜 天気:晴れ 気温:14、1
利用人数:11名
平日はやはり人が少なめ。でも発想を転換して、人が少ないからこそ提供できる体験をしてもらうというのは筋が良さそう。
・常連キッズが出店内容をブラッシュアップしにやってきた。広場にあるiPadを駆使して、メモを取ったりアイディアをまとめたりして検討を進めていく。こういったツールをさくさく使いこなせるのは流石だ。出店に関する条件を出すと、売上を想定して、出店料(500円Fixed or 売上10%)はどちらを選択するのが良いか?原価は合計いくらで、何個を目標に売る必要があるか?出店当日に掲げるポップはどんなデザインがいいか?どれくらいのサイズで出力しようか?など具体的な検討をひとつひとつ考えていくプロセスをサポートする。平日は人が少ないので、ひとりひとりとのコミュニケーションが濃くなり、子どもにとっても濃い経験になる。平日の人数が少ない時間を逆手にとって、人が少ないからこそ体験できる機会にする、というのは良い思考の転換だと思う。子どもたちの間で、子ども出店ができるという噂が広まっているようで、よく来てくれる子たちから、ちょいちょい出店したいという声を聞く。子どもたちが互いに影響し合って、出店を楽しみながら競うような流れができると良さそうだ。
・ご高齢の方がやってきて、「おちば置いてっていいですか?」と。娘さんが広場に来たことがあったらしく、落ち葉プールの存在を知っていて持ってきてくれたのだった。ゴミ袋5袋分。いろんなきっかけで少しずついろんな人に知ってもらえている。広場が続けは続くだけ、認知は広がり、このエリアの人は落ち葉や枝葉は広場へ、という当たり前ができそうだ。そんな未来が見れるまで、広場を続ける/続けられる体制をつくることがいまの最重要課題だ。
4月12日金曜 天気:晴れ 気温:17、7
利用人数:16名
人数はそこまで多くないものの、いろんな過ごし方をしている人が混ざり合う良い広場だった。
・カレーの日に約束していた子たちが予定通り遊びに来てくれてペンキ塗り。広場の木道に色を塗って、けんけんぱの遊びをつくる。2チームに分かれて女子の会話を繰り広げながらペンキ塗り。その場にいた小さい子もまぜざってとっても楽しそうな時間。これまで広場のよく来る子ではなかったのだが、カレーの日に直接声掛けして約束をすると、来てくれる。そして広場で楽しい時間を過ごすと、きっと次もまた来てくれて、気づくと週末もよく来る子になっていく気がする。広場にいてよく思うのは、大勢に対してのコミュニケーションではなく、ひとりを目がけたコミュニケーションと関係性作りが実に繋がって、結果として大きな意味につながっていくのだな、ということ。今年も子ども大人問わず、ひとりひとりと関係性を築いていこう
・家のWifiが使えなくなったとゲームをしに来る子どもはこれまでもいたが、今日は仕事ができないからと大人がWifiを求めて広場にやってきた。午後はコーヒーを飲みながらデスクワーク。そろそろいい季節になってきたし、日陰もしっかり設置してリモートワークできる体制を整えていこう
4月13日土曜 天気:晴れ 気温:17、7
利用人数:20名
長い間使用禁止になっていたトイレをようやく治し切ることができた。自分で排水管の修理をすることがあるとは思っていなかったが、水が通る管があるだけなので、構造は極めてシンプル。塩ビパイプの材質や凍結防止の配管の引き回しなどの知識は事前に入れておく必要はあるが、きっとこれから何かがあっても直せる力は身についた。また一つ生きる力が身についた。広場ではいろんなものを手作りしているが、その修理にこそ、学べる要素が多い。多くの人がこういった修理に興味を持ってくれるような仕組みができれば、広場は生活に必要ないろんな技術の学びの場として大事な役割を担うような気もする。大袈裟かな。
・設備修理を専門にしている方に指導してもらいながらトイレを修理した。やはり専門知識がある方に教わることで、破損の理由や繰り返しは損しないための対応策などを盛り込んだ修理ができる。専門知識は偉大である。
・広場の常連キッズが、広場のカフェにお金を落としていった。広場の運営のことが気になったようで、俺らにも何かできることないかと考えた末の行動だったよう。彼らが「広場にお金を使う」以外の方法で、広場の存続に大きく寄与できる方法を示せるとすると、彼らの当事者意識はさらに強くなり、何か大きな動きになりそうだ。土地代の減免に寄与する何かなのか、広場で何かを生産して売る方向性なのか、何ができそうかみんなで考えてみたい。
4月14日日曜 天気:晴れ 気温:23、5
利用人数:34名
久々に日差しが厳しい暑い日。これからこれよりも日差しの厳しい日が当たり前になると思うと気が滅入る。寒さの厳しい日々が終わったと思ったらあっという間に暑さが厳しい季節になってしまう。過酷な環境を我慢しなくても広場を楽しめるように、今度は夏に向けた環境整備をしないといけないな、と感じる1日でした。
・広場の鶏小屋プロジェクト、まずは鶏小屋の骨組み作りからスタートした。金物をつかって作るのは簡単なのだけど、前からやってみたかった釘を使わない木組みの骨組み作りに挑戦。大工さんに教わったわけでもない真似事なのですが、ただインパクトでやるだけでは感じられない苦労と先人の努力が感じられるのが魅力。ノミを使いながら溝を切ったりしていると小学生もやってきて一緒に大工仕事に加わってもらう。電気工具は使わせられないが、かなづちやノコギリは使ってもらえる。だからこそ彼らにも関わりしろがあるというのは今回試してみての気づき。広場でのものづくりはいろんな人が関わって進んでいくのが理想。スピードを求めるのではなく、作り手として関わる人、作っているプロセスを見ている人、情報発信を見てゆるりゆるりと進んでいく様子をチェックしている人が増えることに重きをおいてやれるところまでやってみよう。
・トイレの修理が完了したものの、中は木屑がいっぱいで大変な状況だったのだが、常連の小学生たちがお手伝いしてくれてすっかりピカピカに。床の雑巾掛けまでしてくれてすっかり綺麗になったトイレ。綺麗に使ってもらえるようにアナウンスをしっかりしよう
4月18日木曜 天気:晴れ 気温:15、7
利用人数:24名
持ち込みイベントでの利用もあって、平日にしては人数が多め。午後からはいつものメンバーがやってきて、マルシェ出店の打ち合わせを進めるといういつもの景色でした。マルシェでの子ども出店が盛り上がるといいですね。
・イベントの内容はたんぽぽシロップWS。広場の周辺に生えているたんぽぽを積んで、みんなでシロップにしていく。たんぽぽを積みながら、食べられる野草やその野草の成長に関する特徴などなど、野草の知識盛りだくさんのワークショップでした。これまで広場に来たことがない方も多くいらっしゃっていて、持ち込み企画で人気のワークショップをしてもらえると、まだ来たことのない人たちの入り口になりそうです。
・夕方からはいつものメンバーとマルシェ出店の打ち合わせ。いよいよ来週に迫ってきたこともあり、最終準備に突入。メニュー表の作成や梱包袋の検討、その他細かいタスク出しをして、いつまでに何をするかを計画。基本的にやることは大人が仕事としてやっていること同じ。良い経験になりますように。
4月19日金曜 天気:晴れ 気温:15、7
利用人数:1
今日は午後から打ち合わせのため、広場はお休み。
週末の原木しいたけワークショップに向けて、原木の仕入れに行ってきた。企画してくださった地元農家さんと一緒に佐久森林組合に伺う。敷地に着くと、薪に加工されると思われる綺麗な原木の山と、枝葉が入り混じったおそらく廃棄されるであろう雑木の山が目に入った。焚き付けにはもちろん、水脈にも使えそうだし、チッパーがあればウッドチップにも加工できる。広場に持ってくれば使い道はいくらでもありそうだ。この雑木の山の一部を分けていただくことはできるか?と伺うと、「産業廃棄しないといけないのでダメなんです」と。残念。これまでこんな雑木の山には気づきもしなかっただろうが、広場に立つようになってから、一見ゴミに見えるようなものの見え方が変わってきた。せっかくの資源なのに循環のループから脱線させてしまうのは勿体無いという感覚が染み付いてきたのだろう。広場に来て、広場で遊ぶ人たちが、こういった感覚を身体で感じるには、広場に何が必要なのだろうか。自分の変化の要因を振り返ると、やはり土木ワークショップ・木こりとの会話が大きく影響しているように思う。これから暖かくなる季節に向けて、広場の水脈メンテナンスのための土木作業をしてみるのも良さそうだ。
4月20日土曜 天気:晴れ 気温:20、7
利用人数:67名
鹿肉を食べる会開催。これまで話したことがない人同士がお話しするきっかけになればという思いで開催した。いろんな方にご参加いただけて、緩やかな関係性を作るにはいい機会だったと思う。そういう意味では、餅つきも、カレーの日もそういう役割をしているともいえる。お互いが話し始めるきっかけさえ提供できれば、さらにお互いを知る機会が増えて、つながりも強くなるだろう。関係性が育まれるのにはどうしたって時間がかかる。広場スタッフの運営負荷が大きくならない形でそういう企画が立ち上がってくると、良いなと思う。
どうしても広場スタッフとしてイベントを主催すると、準備も片付けも一定やってもらうのが当たり前、という雰囲気にもなりやすい。だからこそ、イベントの設計や事前のコミュニケーションが大事だな、と感じた。
4月21日日曜 天気:曇り時々雨 気温:17、10
利用人数:73名
原木しいたけワークショップもあり、終日良い賑わいを見せていた。暖かくなって人の出が多くなったこと、広場に人の気配があったこともあってか、買い物ついでに広場に入ってくる人が多かった。カフェの利用者も多く、おまけのマシュマロを美味しい焼きマシュマロにするための薪割り、焚き火などを楽しんで行く人たちが良い雰囲気で広場を賑わしてくれた。
・寒い冬を超えた後の久々のワークショップだった。近隣の農家さんの持ち込み企画で、準備から当日の運営までやってくださるスタイルだった。原木の量が量なので、運び込みのサポートなどはしたが、諸々の手続きや当日の進行は全てお任せできるのは運営上とても助かる。こういうスタイルのイベントを増やしてけたら、運営の中心がいなくても何かしらのイベントを続けていけそうだ。
・ワークショップを見ていて印象的だったのは参加者同士の会話。スタートはグループごとに別れて作業をしたのだが、広場用の作業を手伝ってもらうフェーズになると一気に会話量が増えた。グループごとの分断された作業から、共同作業にシフトし、その瞬間から連携する必要がでてくるため、自然と会話も生まれやすくなる。スタート当初から何度も実感していることだが、共同作業は強い。関係性を作ることばかりを目指す必要はないが、ワークショップをきっかけに何かが生まれることを目指す場合には、「道具が足りない」「知らない人とグループを組んで作業する機会がある」など、進め方の設計に共同作業を組み込むのは意味がありそうだ。今後のイベント企画に活かしてみよう
4月22日月曜 天気:曇り
利用:7名
ちいひろ:2組(大人2子ども3)
ちいひろ以外:大人2人(薪割り)
雨上がり、風が強く少し肌寒い陽気でしたが、先週と同じ2組が来てくれました。
今日の活動は、こいのぼり作り。こいのぼりを模った大きな模造紙に、絵の具で模様をつけます。手に絵の具をつけて、ペタペタぬりぬり…2才児さんは「ピンク、次は青…」と自分のイメージのもと、手形をつけたりたんぽぽでスタンプしたり。1才さんは絵の具の感触、水の感触を楽しんでいました。完成したこいのぼりは、リビングカーの中に貼ってあります。
ランチのお味噌汁、人数が少なかったのでコンロで調理。子どもたちには、キャベツと油揚げをちぎって、鍋に入れてもらいました。毎回子どもたちが関われる調理を考えています。自分で作ったごはん、みんなで作ったごはん、みんなで食べるごはん…作る過程を一緒にすること(側で空気を感じているだけでも)で、おいしさが倍増するんですね。みんなモリモリ食べています。
町の児童館にはチラシを掲示させてもらっていますが、なかなか新しい参加がないので、お知り合いに乳幼児をお家で子育てされている方がいらっしゃいましたら、お声がけいただけると嬉しいです。
隣の原っぱで遊んだ時に、よもぎを見つけて、次回(祝日はお休みなので次は5/13)はよもぎパンケーキを作ろう!ということになりました。
4月25日木曜 天気:晴れ 気温:23、10
利用人数:15名
天気も良く心地よい1日。広場の中にも周辺にも緑が現れ始めたので、自然資源を使った遊びで盛り上がりました。
・今日の流行りは探し物競争。「たんぽぽ」「クローバー」「かきどおし」「のびる」「のかんぞう」などなど、野草の名前を出して小学生がそれを探す。広場の周辺にある植生に詳しくなれば、クイズの幅も広がるし、その流れで豆知識として食べ方などが伝えられれば彼らの知識upにも繋がる。いわゆるワークショップで教えてもらうようなことを遊びの中で伝えられたら最高だ。子どもと一緒に勉強しながら、野草の知識を高めていけたらGoodだな。
日に日に日差しが強くなってきたので、夏支度。タープを張って、すだれをつけて日陰スペースを拡充した。去年はタープのたるみに悩まされ、タープのメンテナンスにだいぶ手間がかかった。今年は少しバージョンアップしてタープを貼るための構造材を追加。すだれも安定して晴れるようになり、少しはメンテナンスの手間が減ってくれそうだ。風が少し落ち着いてきたら居心地の良い空間になってくれると思う。こんな作業も子どもたちを巻き込みながら、一緒に作業する。ちょっとした時に道具を取ってもらったり、支えてもらったりするだけで、作業効率はグンと上がる。広場によく来る子には、広場の変化に関わってもらえるよう意識的に手伝ってもらう。
4月26日金曜 天気:晴れ 気温:25、5
利用人数:15名
天気は良いが風が強すぎた。
・広場のオープンミーティングに向けて、カレー作りに広場につくとそこには金曜常連のキッズたちがたくさん。がっつり手伝ってもらって作業をすると、やいのやいのいいながら作業はいつもの半分以下の時間で終わった。時間もかからないし、みんな楽しいし、カレーも出来上がるしでいいことづくし。やることがあって、人手があるってのは正義だ。
・広場を応援してくださっている議員さんに広場に来ていただき、広場の今後についてご相談。非常に協力的なコメントをいただけて嬉しいし、とっても心強かった。広場としては引き続き実績を作り続けることと、実績をまとめてアウトプットし続けること。協力してもらいながら、広場の運営自走に向けて積極的に動いていこう。
・夜のオープンミーティングもとってもいい感じ。議論も盛り上がり、内容的にも充実していた(詳細が見たい方はDiscord オープンミーティングチャンネルをご覧ください!)いつものメンバー+ニューメンバーでわいわい議論する様子を思い返して、すっかりコミュニティっぽくなっているのだなと嬉しくなった。カレーを食いながらワイワイするのが楽しい。それが一番大事なモチベーションなのかもしれない。
4月27日土曜 天気:晴れ 気温:22,13
利用人数:21名
マルシェの準備。子供が遊べ遊べと騒ぎ立てる中での作業はストレスが溜まる。うまいこと手伝ってもらうのもコミュニケーションの技が必要で大変です。マルシェの規模が大きくなったこともあって、準備は2名以上いないと流石に厳しそう。最低限は有償でやってもらうとして、任意で手伝ってくれる人への声かけ、アナウンスもできたらいいな(準備片付け現場運営を主導してくれるマルシェ実行委員とか組織できるととってもいい)
4月28日日曜 天気:晴れ 気温:28,15
利用人数:170名
マルシェ日和の良き天気でした!MMoPとマルシェのタイミングが被ったこともあり、人の流れはやや落ち着いていましたが、久々のマルシェで広場が賑わいました。
・子供出店が本格的にスタート。子供たちが自分のブースを設けて商売を体験してみるという経験は子供にとっていい学びの機会だな、と実感しました。来月は私も出店したい!と声をかけてくれる子もいて、こういう経験の場が他の子供達のやる気を引き出して伝播していくのは、とってもいい流れだなぁと思いました。あまりに日差しが強くて日陰がないスペースで実施するのが辛い、という課題をなんとかしなければならないが、運営上そのマンパワーはない。なので、出店したい人たちが自分でテントを準備する、というスタイルで運用してみようと思います。
・ありがたいことに今年からマルシェに出店したいと声をかけてくださる方も増え、規模が大きくなりました。その影響もあって事前準備に片付けの負荷がこれまでよりもさらに大きくなっている。イベントサポーター・実行委員みたいな制度を作ってサポートしてくれる人たちを組織できればだいぶ助かる。どうしても力仕事が多くなるが、当日のゴミ回収や薪割りブースのサポートなど、力がなくても協力してもらえることは多い。5月に向けて、サポーターを募ってみよう。
・MMoPとのイベント同時開催がどう影響するかを考察する。類似イベントがあることで、広場の売り上げは下がっていそう。一方で、MMoPからのお客様が流入したことで、これまであまりみたことのない顔が多かった。会場を回遊する人が増えたので、多くの人に広場を知ってもらいやすい状況にはなっていそう。今後、積極的にイベントを被らせる必要はないが、MMoPで大きめのイベントがある時に、何かしらのイベントを被せて広場時間を過ごしてもらうというのは良さそうだ。
・昨日の出店者さんから、「もっとしっかり売り上げて、驚いてもらえるような出店料を広場に収めたかったんですけど、力及ばすすみません。」と声をかけてもらった。こう思ってもらえることが本当に嬉しい。広場の維持には本当に多様なな貢献の仕方がある。それぞれの立場で貢献してもらえる、貢献したいと思ってもらえる広場であり続けたいものだ。
利用人数TOtal:75名
4月29日月(祝)11:00-13:00 天気:晴れ 気温:23,10
利用人数:48人
「体験ジョージ」企画で立ってみる。主にカフェに立ちながら(立っていたら売上がたつという仮説)すごす。
MMoPでイベントがあったからか、往来が多い。半分以上は子連れのご家族、あとは30-50代くらいのご夫婦のような方もちらほら。なるべく目をあわせ挨拶、会話の機会やカフェ売上をさぐる。10組に1組くらいは強く興味を持って色々聞いてくれたりする感じ。
リビングトレーラーでくつろぎなかなか出ようとしない息子にイライラするお父さん、土日がワンオペなんですとずっと2歳(と4歳)の息子をケアし続けていたお母さん。色々な家族模様が見えた。小さい広場がまさにだけど、小さな子どもをかかえる親御さんがホッと一息つける場になれたらハマりそう。
カフェの売上は2時間ちょっとで2,600円。天気の良い休日のよい時間だったがそう簡単ではない。ただ、売り上げ立てようとすることとか、接客とか、コーヒーの淹れ方を教わり考えるとか、シンプルに楽しかった
4月29日月(祝)13:00-17:00
利用人数:27名
午後は午前に比べて利用者が少ないように思えた。利用者が一人もいない時間は、広場がどう改善されていくべきなのか、広場の実際の状況をみて考えたり、オープンミーティングやスプリングキャンプで話していたことをベースに考えていた。
まず、ウッドデッキの上に存在するカフェの看板は目立つためとても良いと思うが、入り口から見ると看板があるだけでカフェがどこにあるのかわからないので帰ってしまう可能性がありそうだなと思った。また、黒板に書かれていた「寄付、署名のお願い」に関して、広場にとって現段階でかなり重要度の高い内容だと思っているが、他と同系色のチョークが使われており、サイズも小さいため目立ちづらく、広場が利用者に行ってほしいことに繋がりづらいと感じた。
利用者の方とのコミュニケーションでいくつか感じたこととしては
・自身がキッチンカーの中にいて利用者が来て、キッチンカーから遠いところでフラフラしていると話しかけにいくか悩んでしまう
→ 自分自身がスタッフであるという証明がないから、相手からしたら良くわからない人に話しかけられるのと同義であり怖いであろうと想像し、不安がある
・広場T or 広場StaffTがほしい
→ 上記の不安を払拭するために形から入りたい(相手から広場に関係のある人感を示すことが重要なので、あまりにも広場のSNSで使われていない画像とかでTシャツ作るのは反対)
・カフェスタッフとしての一連のマニュアルがほしい
→ カフェ業務を行う際の注意点(食器をどこに片付ける、提供時にどのような態度で、などなど。)が接客業の経験がない自分には全くわからないので、強制するマニュアルではなく推奨するマニュアルがあるだけでも変わりそうと思った
利用者が一人もおらず、広場の今後がどうあるべきかについて考えてみたものの、前提としてジョージさんやその周辺のコアメンバーが広場に対してどういう課題を持っているのか、その課題に対してどういう解決策を取ろうとしているのか、そのアクションはどの程度進んでいるのか、そのアクションの過程で課題はないのか、などがわからないため、広場に対して考えたとしても的外れだったり別の考えるべきことがあったりするのかなと思った。
なので、ジョージさん等の上記のような思考を Discord などでオープンにしてもらうことで優先度別の課題把握ができ、そこでオープンな議論が起こることで参加しやすくなるのかなと思った(普段から非同期のコミュニケーションに自分が慣れているので良いと感じるだけかもしれない)
4月30日火曜 天気:晴れ 気温:20,13
利用人数:11名
典型的な平日の人の流れ。数名観光客らしき人は来たが、地元の方がちらほらと来る程度。どうやら世間はまだGW入りし切っていないようです。
・昨日のジョージ体験からのフィードバックとして、カフェの売り上げを立てるためには、広場内をうろつくのではなく、カフェに人がいることが大事。という気づきをもらった。それはカフェの売り上げだけを見ると否定のしようがない。が、広場を存続させるための業務全般に視野を広げて優先順位をつけると短期的には、カフェにいない方がいいこともある(助成金申請のための事務仕事や友の会を増やすための情報発信、コミュニケーション他)。だから、ジョージ一人で全てを担おうとしている今、広場に行きたくないことがよくある。広場にいくと子どもたちとの会話や現場に来る人との会話により、「時間が取れられる」(=他にやることがあるのにそれができない)からだ。この皺寄せは全て広場後の時間に回収しなければならないので、現場に出れば出る分だけ寝るのが遅くなるという身体的・精神的ダメージがこの思考をより強くする。このような状況下においては、広場で遊び、後片付けをせずに帰っていく子どもたちの振る舞いに対するストレスも倍増する。現場にいるだけが役割のジョージであれば、そんな気持ちになる必要もないのだが、タスクに追われ、追い詰められればそんな風に考えたくなくても、そういう思考にならざるを得ない。広場のありたい姿から考えても、ジョージ個人にとっても不健康だ。これを解決するためには、カフェ専任スタッフを雇うとか、ジョージのやっている現場タスクを一緒にやれる人(有償無償)を増やすとか、いろんな形での分散化が早急に必要になる。ジョージの分散化に向けて、ジョージ体験というプロジェクトが始まったものの、ジョージがこれまで通りのジョージを健康的に続けるのは無理な状況になっているのだな、と気づいた。
みよたの広場を応援したい!
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