衛星安否確認サービス実証事業に参加しています
先日、信濃毎日新聞でも報道されましたが、災害時に現地でネット環境が途絶えた時などに備え、町民の安否情報を静止衛星を使って伝達する、内閣府の実証事業に御代田町が手を挙げ、機材が届きました。本日、実機を前に情報防災係から説明してもらいました。
実証試験へは、全国24自治体がエントリー。長野県内では喬木村(たかぎむら)、上松町(あげまつまち)とともに3町村となっています。長野県積極的!
避難所等では、避難者の安否情報を集め、管理端末に集計、写真手前に「みちびき Q-ANPI」と書かれている通信端末から静止衛星「みちびき3号」に飛ばします。災害対策本部が避難所等の状況を把握するとともに、遠くの近親者が携帯電話の番号等を手掛かりに安否状況を検索することも可能です。
災害医療は発災から100時間が勝負、その間にどれだけ的確な意思決定を下すことができるかが非常に重要、とのことですので、今後6年間、最低でも年に1回、町の防災訓練等で活用する中で、課題の洗い出しや機能向上のための改修提案等をします。
御代田町での実証が全国各自治体への横展開のために重要になってきますので、町民の皆様のご協力もお願いいたします。