石を投げる人
数日前、こんなツイートを見かけた。
松井五郎さんのツイートを見るといつも思う。やはり作詞家という職業をされている方は、美しく深く心に染み込む言葉を呟かれるなぁ、と。
それはいつも思うことだが、中でもこのツイートは深く心に刺さった。
それを見て思い出したのが、氷室京介氏がライブの際にASKAさんのことも絡めつつ話していた言葉。
「最近の日本では、石につまづいた人にさらに石を投げるような人が多い。メディアは面白がってそういう書き方をするんだろうけど…つまずいた人に手を差し伸べたり、本来日本の良さはそういうところにあると思う。」
(注:記憶がおぼろげなので、おおまかな内容です…)
海外に住んでいる彼は、人々の心の冷たさが目立ち始めた故郷を見て、悲しく思ったことだろう。
表に立って活動する人は、誹謗中傷は仕方のないものとして、慎重過ぎるほどに言葉を選んでいるという。
結果、「石を投げる人」ばかりが増長していく…。何と理不尽なことだろう。
誰かに石を投げれば、傷つくのはその人だけではない。その人を愛し、応援する人をも傷つける。
恐らくきっと、「Fellows」の方々はその痛みを知る人が多いだろうと思う。
世の中の流れがどう変わろうとも、それを知る私達だけはこの痛みを忘れてはならないと、勝手ながら思っている。