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【職員インタビュー】観光を通じて三好市の魅力を発信し「訪れる人々が増えるまち」にしたい -観光課
こんにちは!三好市商工政策課です。
三好市役所には熱い想いを持って、三好市を良くしていきたい、魅力を届けたいと思って様々な取り組みを行っている職員がたくさん在籍しています。
今回は、観光課の観光企画担当でインバウンド誘客促進を担当している久保さんへのインタビューを通じ、三好市での取り組みや三好市の魅力についてお届けします。
ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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久保 真美
三好市で生まれ育つ。大学への進学を機に四国を離れる。卒業後、Uターンで地元に戻り就職。他行政機関での勤務経験を経て、三好市役所に入庁。2023年4月より観光課に所属。現在は観光課観光企画担当でインバウンド誘客促進を担当し、重点市場である東アジアの香港、台湾をはじめ、欧米豪のアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアなどの市場に向け、営業・プロモーション活動を行っている。趣味は旅行とキャンプ。
大学卒業後、愛着がある地元にUターン
ー久保さんはなぜ三好市役所に就職したんですか?
就職はいくつかの選択肢で悩みましたが、やはり生まれ育った地元に直接貢献できる仕事に就きたいと思い、Uターンで三好市に戻り地方公務員になることを選びました。市役所の業務は多岐に渡っており、幅広い分野に携わることができる点が魅力の1つです。市民や民間企業の方々と関わりながら、日々楽しくお仕事をしています。
ー観光課にはいつから在籍されていますか?
税務課で3年間勤務の後、2023年4月から観光課に所属しています。ちょうど新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられたタイミングでの異動だったため、観光業務の再始動に合わせて、身動きが取りやすかったです。
注目のプロジェクト「インバウンド誘客促進」
ー久保さんが現在注力してる取り組みを教えてください!
私が注力しているのは「インバウンド誘客促進」です。コロナ後しばらくが経過し、近頃はゴールデンルート+αで魅力ある地方を旅したいという訪日外国人旅行者が急増しています。
今年の7月には、「香港ブックフェア」という香港最大規模のBtoC 展示会で、徳島県ブースの出展に参加し、三好市のプロモーションを行いました。このようなBtoCイベントでは、直接的に個人の来場者に対して、通訳を介し三好市の魅力や観光地の情報、アクセスについてなど詳細な情報をご説明しています。三好市では、香港からの旅行者が外国人旅行者全体の約3〜4割を占めており、リピーターも多いため、新しい観光コンテンツについての質問を数多く受けます。その他、アンケートへの回答やSNSをフォローしてくださる方に、ノベルティをプレゼントするなど、楽しんでいただけるような企画も毎回ご用意しています。
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ー旅行会社に向けた活動もしているのでしょうか?
国内外のBtoB商談会への参加や、海外現地の旅行会社に直接足を運び、営業活動を行っています。ツアー造成を手掛ける企業には、定期的に訪問し関係を深めることを重視しています。対面で伝えることで、より地域の魅力を知ってもらうことができ、継続的な商品の売り出しに繋がるきっかけとなることがあります。
基本的には、手配やアクセス関連、混雑時期、桜・紅葉・花の見頃、冬季のアクセス状況についてなど、当地域にお越しいただく観光客に満足していただくための情報提供を行っています。
また、新たな情報として新規コンテンツの紹介も行います。情報交換のなかで、当地域への送客に際し、困難としていることについてご意見をいただく場面もあり、疑問点の解消や今後の課題を認識する機会にもなっています。
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ー訪問営業というと何か成果が求められるのでしょうか?
数値としてすぐに成果が見える化するものではありませんが、様々な調査で集めたデータを基に、インバウンド部会(そらの郷、県民局、三好市、大歩危祖谷いってみる会、三好市観光協会で構成)を開き、次の戦略を立てています。部会は年に数回開催し、活動・出張報告、予定の共有や営業・プロモーション計画を行っています。官民連携がインバウンド施策の成功において1番の秘訣だと考えています。行政は異動が多く、十分な引き継ぎが難しいためコネクションが不足しがちですが、民間企業では同じ担当者が長期間対応することで、これまでの取り組みや関係性を維持しやすいためです。
ー他に何か取り組まれていることはありますか
三好市では3年前から富裕層旅行者向けのヘリコプター事業を展開しています。この事業は三好市の防災ヘリポートを活用し、旅先への二次交通としてヘリコプターを活用していただくことを目的としています。
2025年に開催される大阪万博に向けてPRを強化し、実際の送客に向けて取り組みを進めているところです。地域特有の温かいおもてなし、歴史や文化が感じられるほんもの体験が三好市の魅力で、ラグジュアリーなサービスでは味わえない独自の価値をウリとしています。
空から秘境への旅の、今後の展開が楽しみです!
─観光課の代表として久保さんが取り組まれた「三好ガチャ」について、どの様なものでしょうか?
阿波池田バスターミナルにリニューアルオープンしたアンテナショップ「お土産・cafeくくる」に、10種類の三好住人シールが入っている「三好ガチャ」が常設されています。そのガチャの登場人物として、私がイメージモデルを務めた”秘境に生息する「魔女」”がキャラクターとして登場します。
景品は、三好市作成のオリジナルグッズがあたる豪華なラインナップでご用意しています。10回に1回くらいの頻度で魔女が登場するかもしれません!!(笑)
三好市の豊かな自然が好き
ー三好市のどんなところが好きですか?
自然豊かな環境で、アウトドアや自然遊びが楽しめる田舎ならではの魅力があるところです。三好市のおすすめの写真映えスポットは、「秋のススキ野原の塩塚高原」です。
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三好市の公式Instagram「MIYOSHI FINDER」は、徳島県内の自治体でもトップクラスのフォロワー数を誇っており、「#miyoshifinder」のハッシュタグを付け、もしくは動画へタグ付け投稿していただいた方の写真をセレクトしご紹介しています。剣山や小歩危展望台、馬場展望台、黒沢湿原の星空など、自然の美しい景色の投稿が多いです。その他に、取材で撮影した写真、リール動画、三好市内のイベント情報の発信なども行っているので、ぜひ一度チェックしてみてください!
また昨年、三好市と池田ケーブルネットワークさんで共同制作した「MIYOCINEMATIC VLOG 〜三好市日帰り女子旅編〜」が、第6回日本国際観光映像祭(JWTFF)の日本部門2024で入選いたしました。三好市公式youtubeやInstagramにて配信しておりますので、そちらも併せてチェックしていただけると、三好市の魅力が伝わるのではないかと思います。
【三好市公式SNS】
・Instagram: https://www.instagram.com/miyoshicity/
・Youtube 日帰り女子旅編:https://www.youtube.com/watch?v=3KqPgDkTGEg
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観光を通じて三好市の魅力を発信し、訪れる人々が増えるまちにしたい
ー最後に、久保さんは三好市をどんなまちにしたいですか?
私は、観光産業は人口減少対策と捉え、三好市を発展させていきたいと考えています。観光は地域活性化の鍵であり、10年で約5千人の人口が減少している三好市の現状においては必要不可欠で、特に重要な役割を果たすものだと切に感じています。
改めて三好市の魅力は、豊かな自然、古くから受け継がれてきた歴史や文化、そして来る人を温かく迎え入れてくれる地域の人々の存在であると思います。この素晴らしい地域の魅力を観光を通じてたくさんの人々に発信し、来訪者の増加に務めたいと考えています。近々、徳島空港に香港ー徳島間を結ぶ、国際定期便就航の予定があり、今後どのようになるのか注目です。
最後に
今回は観光課で精力的にインバウンド誘致促進に取り組んでいる久保さんにお話を伺いました。この記事をきっかけに少しでも三好市のことを知っていただけると嬉しいです!