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水押
2022年10月14日 00:00
あなたは見ていただろう思い出とともに 自分自身さえ消え去ってしまいたいと願っていた私を形に残ることなく いずれ消えるのならば何もなかったことと同じだと私は信じ込んでいた長い冬に凍て切った心だからこそ気づいたことがある形あるものよりも大きな 思いがあることを繋がりあう思いが 私を生かしていることを流れぬ季節の中で 春の陽だまりのような 私とあなたがいるいずれは私も 形なく消
2022年10月1日 19:04
意味もなく 言葉を書いて揺れながら 今日を生きてく届けたい 言葉はあれど手紙にさえなれぬため息移りゆく 季節の色の彩りも遥かに霞むあんな日は 二度とあるまいあんな日は 二度とあるまい追伸フォローさせていただいている方の長歌の作品を見て、私も書きたいと思って書いてみたのですが…結果的には五七調の定型詩になってしまいました。『源氏物語』が好きで、最近は「幻」の巻について