引退とこれから

元独立リーガー。夢を見て夢破れ新たな夢を見る三吉央起（25歳）です。　　　　　　僕自身滋賀を退団した後、来年も独立で野球を続けようと思っていました。今シーズンは結果も出てないし、イップスで投げるのが怖くなって練習生も味わったけど、支配下に復帰して試合で投げれるようにもなったし、レギュラーシーズン最終戦で手術前の最速タイの147キロも出せたし、もう一年やろうかなって考えていて、BCリーグの球団個別練習会や、九州独立リーグのトライアウトも受験しようと動いていました。でも心のどこかで「もうやれることはやったな」と自分の中で達成感もありました。

なぜ引退しようと思ったのか

答えは一言で言うと、独立で野球を続ける意味が自分にはないと気づいたからです。やり切ったと言うのは嘘ではありません。結果は出なかったけど自分がやれることは全部やったし、シーズン終わった時に自分の要素であの時こうしていれば、、、と言うのがなく、充実感を感じていました。その上で、僕は本気でNPBを目指していないと独立リーグで野球をやるべきでないと考えています。僕が最初来年も野球を続けようと思っていた理由は、手術前の最速超えたい、まだ野球を続けたいといった自己満足的な部分でしか続けようとする意味を見出せておらず、本気でNPBを目指せていない自分がいることに気づきました。そんな自分がもう一年独立で野球を続けていてもただ野球をする一年になってしまう。自己満足の野球だったら独立でやる資格はないと思い、決断しました。決断した朝に「あぁやっぱりトライアウト受けてから考えようかな。。。」と迷いが生じないように大学の時の監督や滋賀の監督、琉球の時にお世話になった人や、色々支えてくださった方々に「独立リーグで野球を続けるのをやめます」と片っ端から連絡して退路を経ちました。これにて2021年10月27日に今年25歳になる無職三吉央起が誕生しました。

今後について

僕には目標があります。それは多くの人にきっかけを与える人間になることです。僕自身スポーツライターの高木遊さんにきっかけを与えていただいたおかげで人生が大きく変わりました。めちゃくちゃ人生が面白くなりました。なので僕も自分の人生を面白くしつつ、人の人生もめちゃくちゃ面白くできる人間になります。いつかは独立したいという思いもあるのでそれを実現するために他人になんと言われようとバリバリいろんなことに挑戦していきます。セカンドキャリア問題に不安を抱えるアスリートはたくさんいると思いますが僕がモデルとなってどんどんリアルを発信していきます。そして今後独立リーグに挑戦したい野球選手向けにも動いていきます。来年の1月には新しいキャリアを始められるようにコミットしていきます。25歳大卒無職三吉央起が今後どのようになっていくのか。みなさん是非注目してください。サボってたYoutubeもちょこちょこ更新します。少しでもリアルを届けます！必ず結果を出します！よろしく！