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1日Pony系での思考錯誤した上でのコツ等の記録
Pony系を丸1日触り以下のAI美女のクオリティになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1727604772-qhQH1gzTlDLnS6Y2G0bxJRic.png?width=1200)
少しでも「いいね!」と思った方はこのままお読み頂ければと思います。
それでは1日pony系をずーっと触った日の記録となります。
背景
Pony系は以前にもちょくちょく触ったことがあるのですが、理想のAI美女が出せずに、触ったり辞めたりを繰り返していました。
何度もSD1.5に出戻りしました。
Pony系で苦戦したところといえば
生成速度が遅い
モデルのアップロードが遅い
アジア系の顔が生成しにくい
質感が無機質
これらを解決‼という訳ではなく、コツor手法という点から
今回はこの4つに分けてお話しします。
1.生成速度が遅い
A1111→Forgeに変更
A1111よりForgeの方が生成速度が速いと知り変更しました。
ノートブックも削除して新たにネット情報から作り直しました。
Forgeという単語だけを聞くと「またややこしい」と最初は思ってましたが、1日使用してみたらA1111の進化系でした。
Forgeの優れているところ
A1111より明らかにサクサク軽い
コントロールネット等が既に導入済み
数値の設定がスムーズに動く
CFGスケールが0.1刻み(A1111は0.5刻み)
画面左上にsd、xl、flux、のUIがあり選択すれば各推奨画像サイズに変更される
などが挙げられます。
少し話しは逸れましたが生成速度は面はA1111よりも速くなりました。
一番の解決策は高速回線及び高グラボPCという高環境なのですが、miyochinのように難しい人はpony系を動かす上ではForgeに変更することは必須と言えます。
2.モデルのアップロードが遅い
拡張機能のcivbrowserの導入
pony系のモデルは6.5~7GBもあり容量が大きいです。
その為papaerspaceを利用しているmiyochinは、モデルをファイルに直接アップロードするというとんでもなく時間のかかる手法をとっていました。
他の方法も試したのですがエラーばっかだったんですよね。
この点もpony系を気軽に触れていない懸念点でした。
それを解決してくれたのがcivbrowerという拡張機能です。
どこかの通販番組みたいな説明になりましたが、civbrowerは圧倒的にモデルのインストール時間が早いです。
2時間以上かけてモデルをアップロードしていたのが5分でモデルのインストール完了です。
3.アジア系の顔が生成しにくい
現時点ではNova Asian Ponyがおすすめ
pony系のモデルはアジア系のモデルが生成しにくいモデルがまだ多いです。
どんなにアジア系に寄せようとしてもmiyochinも以下の感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727602941-nZWHTpyj6IV5zhqKgXCtAeb3.png?width=1200)
アジア系とはいいつつもハーフのような顔立ちといえばそうですよね。
これからの改善点です。
civitAIでリアル系のモデルをダウンロード順に上から試しましたが一番しっくりきたのがNova Asian Ponyというモデルです。
上記の画像もNova Asian Ponyを使用しています。
〇作成者をクレジットせずにモデルを使用する
〇生成した画像を販売する※条件付き
〇有料で画像を生成するサービスで実行する
〇チヴィタイで走る
〇このモデルを使用した共有マージ
☓このモデルを販売するか、このモデルを使用して合併する
〇マージを共有するときに異なる権限を持つ
※〇生成した画像を販売するの条件ですが、
・編集した場合(白黒やクロップするだけでなく修正・全体コントラストの変更など)のみ可能
・モデルを宣伝している場合は編集していなくても収益化可能なので変更する必要はなし
ライセンスも現時点では寛容なのも嬉しいポイントです。
4.質感が無機質
ネガティブプロンプトを活用する
pony系を一度触ったことがある方は共感できるかと思いますが、どこか人形ぽさを感じませんでしたでしょうか。いうならば無機質感。
SD1.5もモデルによってはそうかもしれないですが、pony系は全般的に無機質感がどうも苦手でした。
そこでちょっと解決しそうな光が見えたのがネガティブプロンプトの活用です。
一つ例を出します。
肌質感に人形っぽさがあるなら
ポジティブプロンプトにGlowing Skin(艶のある肌)
ネガティブプロンプトにはDry skin(乾いた肌)
と入力します。
ポジティブプロンプトは入力しなくてもネガティブプロンプトのDry skinだけでも効果が感じられる画像もありました。
ネガティブプロンプトは基本強調気味で(Glowing Skin:1.2~1.5)の数値で調整し、もっと効果を感じたいならポジティブプロンプトも入力します。
3.のアジア系の顔が生成しにくいという問題にも使えて
ネガティブプロンプトに西洋風の顔(Western-style face:1.2~1.5)としても効果が期待できます。
pony系はSD1.5よりプロンプトの効果が強く発揮されるのでネガティブプロンプトでの調整というイメージを持った方が理想のAI美女に近づける可能性があります。
SD1.5ではネガティブプロンプトに入力したとてあまり効果は期待できませんでしたが、pony系はネガティブプロンプトにを今まで以上に活用するイメージを持った方が良いかもしれません。
おわりに…
pony系で今ある知識や話せるコツなどは以上ですかね。
pony系に移りたいけどなかなか始められないという方の少しの手助けになれれば幸いです。
pony系での気づきがあればまた更新していきます。