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母親に対する「住民票閲覧制限の更新手続き」をしてきました

私が「住民基本台帳事務におけるDV等支援措置」を受けてから早1年が経ちました。
時の流れは早いです…。

1年前の経緯はこちら▼

絶縁し所在不明の母親に対して住民票の閲覧制限をかけてきました|桜井みよ@精神疾患の母をもつ子どもでした (note.com)


私は母親と祖父母に対して住民票の閲覧制限をかけています。
子供時代にパーソナリティ障害の母親から、精神的(身体的)虐待を受けていたからです。

永久に閲覧制限をかけられたらいいのですが、この支援措置には1年の期限があります。
支援を受け続けるためには、毎年、更新手続きをしなければなりません。

更新日がくるのが嫌で嫌でたまりませんでしたが、つい先日、その日をむかえ、更新手続きをしてきました。

似た境遇の方々のお役にたてたら……と思い

・更新手続きはどんな流れなのか?
・何を基準に継続の判断が下るのか?
・どんなことを聞かれるのか?

などなど、自分が支援を継続するにあたって不安に思っていたことや、手続きの流れ等をできるだけ詳細に書いていこうと思います。



◾️市役所から支援の満了の通知が届く


「あなたの支援措置の満了日は○月○日で、継続のためには更新手続きが必要です。継続したいなら、相談所に行って手続きしてから市役所にきて下さいね」

という趣旨の通知が書面で届きました。

つまり、更新のためには去年と同じように、「女性相談センター」→「市役所」という段階を踏まねばなりません。
「日程的に間に合うだろうか‥」と考えながら、すぐに女性相談センターに手続き更新の旨を伝え、面談の予約をとりました。



◾️女性相談センターへ


また過去の話をせねばならんのか‥と重い足取りで相談センターに向かいました。(絶妙に家から遠いのもネックです)

去年と同じく個室に通され、相談員の方と一対一で面談が始まりました。

「この1年で、お母様からの加害はありませんでしたか?」

「妹さんとはどんな関係性ですか?」

「お母様からお父様への被害はありませんでしたか?」

などなど、色々と聞かれました。

去年と違っていた所は、一から話す必要がなかったということです。相談員の方は、私が1年前に話した記録をある程度把握した上で、話しを進めて下さったので、スムーズに受け答えすることができました。
嫌な記憶を詳細に思い出さずにすんだので、とてもありがたかったです。

そんな中で、ふと相談員の方の質問内容が気になりました。
「この1年で母親から被害がないかどうか」という質問をしきりに受けたからです。

「直近の被害がないと支援を継続できないのだろうか‥」と不安に思い、単刀直入に「この1年で母親の影を感じるような出来事がないと、支援を継続できないのでしょうか?」と聞いてみました。



◾️被害の有無と支援継続の判断について


相談員が答えて下さった話をまとめると

・支援継続の判断するのは、相談所ではなく市役所

・この1年で加害者の影があり、かつ加害の可能性がある出来事があった場合は、相談所から【意見付与】という形で『この方には支援継続の必要性がありますよ』と市役所に進言することができる

・それ以外の場合(この1年で加害者の脅威がない場合)は【来談証明】という形で市役所に通達することになる

・【意見付与】は相談所からの強い進言になるので市役所が支援継続の判断をする可能性は高い。ただし、【意見付与】がないからといって市役所が支援中断の判断をすることはほとんどない(と思われる)※自治体による

とのことでした。

一方で相談所の方は
「でも、この支援措置を受けられていたら、被害がないのが普通ですよね。被害があったらこの支援の意味がありません。被害の有無が支援継続の判断材料になるなんて、おかしな話です。これよって守られているはずなのに…」

とお話して下さいました。
たしかにそうですね…( ;∀;)

その後も、相談員の方の質問に答えるという形で話が進みました。
手続きの時間も含めて、30分前後だったと思います。

私の場合、この1年間で母親からの直接的な被害はありませんでしたが
・現時点で、妹と母親と繋がっていること

・SNSを通じて母方の親族から私の情報がもれる可能性があること
・過去の母親の暴力性や依存体質

などなど、様々なことを考慮して頂き、結果的に意見付与して頂けることになりました。

柔軟に対応して頂き、感謝です…!

あとは支援の申出書をもって市役所にいくだけです(更新日までに早く行かなければ(;'∀'))
無事に受理して頂けた時はまたこの記事を更新しようと思います。


2024.11.11追記
10月23日に市役所に申請にいき、およそ2週間後の11/6頃に支援措置が継続になった通知が郵送で届きました。
良かった‥!


■最後に

更新手続きは、初回の手続きを比べると精神的な負担は少ないと感じました。

しかし、仕事の日々の中、更新日までに各所に手続きに行かねばならないことや、過去の記憶に真っ向から向き合うことは、体力的にも、精神的にもやっぱりしんどかったです。

それでも「母親から法的に守られている」という安心感は大きく、これからも毎年更新すると思います(早く期限が永久になってほしいなぁと思いつつ…(´_ゝ`))

ここに書いた流れや結果は、あくまで私の場合ですので、参考程度にしていただければ幸いです。
この体験談がお力になれたら嬉しいです!


では!







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