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宮本史利
2015年3月31日 08:53
ミレッラ・フレーニ女史と知り合ったのは2008年春のこと。とあるきっかけでレッスンを見学させていただいたのですが、その時にとてつもない衝撃を受けたのをよく覚えております。そして、その年の9月より、幸運にもオーディションに合格し、門下生の一員となることができ、今に至ります。つまり、現在はフレーニ先生に師事をして7年目、ということになるわけです。 自慢ではありませんが、フレーニ先生とこれだけ長く
2015年3月31日 12:32
フレーニ先生のレッスンは厳しいです。大変厳しいです。最近でこそ慣れてきましたが1週間のレッスン中、毎日ひとりは必ず泣いていました。私も何度ノイローゼ気味になったことでしょう。レッスンの前の週になればレッスンで怒られる夢を見るようになり、レッスンの週は何度もうなされて目を覚ましていました。 どうして、このような状況になるのでしょう。それは、先生がレッスンで使われる言葉の9割くらいが"Lasci