宮藤官九郎さんの人気ドラマ『不適切にもほどがある!』第9話の終盤で古田新太さんが娘である仲里依紗さんへの熱い思いを語るシーン。病気で在宅酸素療法を受けているにもかかわらず、ミュージカルで思いを歌に乗せた古田新太さんは息も絶え絶えに。仲里依紗さんなどに心配されてガウンをかけられるも、それを振り払って復活してまた歌い上げて倒れる様を見て、多くの人があのキング・オブ・ソウル、ジェームス・ブラウンのマントショーを思い出したはずです。劇中で阿部サダヲさんも「ジェームス・ブラウンだ」って言ってましたよね。
で、ジェームス・ブラウンのマントショーに関する解説を町山智浩さんが以前、ラジオでしていたのでこちらで引用します。
実際のマントショーの映像はこんな感じ。何度も何度も倒れて復活を繰り返すのはめちゃめちゃ盛り上がりますよね!
JBのマントショー自体は生では見たことありませんが、忌野清志郎さんがライブでやっているのを見て「マントショー、最高!」と思った記憶があります。
宮藤官九郎さんが作中でマントショーを出したことは実は以前にもありまして。朝ドラ『あまちゃん』で失恋したアキ(能年玲奈)がかけられた半纏を何度も振り払って、伊勢志摩さんから「マントショーかよ!」と突っ込まれるというシーンがありました。懐かしい!
『あまちゃん』能年玲奈のマントショー
『あまちゃん』のマントショーシーンの町山智浩さんの解説もどうぞ。
いろいろな小ネタが散りばめられている『不適切にもほどがある!』、長くクドカン作品を見ているファンにも目配せがあったりして楽しいですよね! 次回の最終回も楽しみです!