【感想】SASUKEワールドカップ2024を是非見逃し配信でも見て欲しい話

2024/8/25投稿

動画サブスクのマイリスト消化に追われて地上波を見なくなって早数年になるが、そんな俺が未だに唯一見続けているのがTBSの「SASUKE」である。

通常は年末の1回のみだが、今年は初のワールドカップ開催ということで21日に放送があった。

今回のワールドカップは通常のSASUKEの個人競技ではなく、チーム戦とのことでどうかなと思ったけど、個人的には予想以上に面白かったので、まだ未視聴の人は是非TVerででも見てみて欲しい。

ノーカット完全版ではないが、U-NEXTでも配信が始まったので、U-NEXTユーザーはそちらでゆっくり見ても良し。

チーム戦なのでそれ専用のルールも設けられていた為、チーム戦ならではの波乱もあって、単純な出場選手個人の前評判のみの実力だけでない結果になったのが面白かった要因だと感じた。

今回の団体戦ルールとして

・クリアエリア数のポイント
・エリアクリア時のタイム

というのが設けられたけど、特に2個目のタイムアタック要素のお陰で単純なエリアクリア数だけじゃない波乱が満載で良かった。

特に分かりやすい所でいうと、ドイツ代表のレネキャスリーっていう選手がいるが、彼は通常のSASUKEでも最速クリア常連の選手としてSASUKEファンの間では有名です。

なもんで、1stステージクリアは当然みたいな空気感があったけど、タイムアタックを狙いすぎてまさかのツインダイヤでリタイアという結果に。

このレネの途中エリアでのリタイアが響いたか、優勝候補筆頭だったドイツチームは1stステージで脱落となった。

この団体戦ルールによるタイムアタック狙いによって落ちた選手は他にも結構いて、結果論にはなるが脱落候補筆頭だった日本代表のレジェンドチームも、クリア数狙いで丁寧に進んで山本進悟、ケイン辺りの期待値が上振れすれば、もしかしたら2stステージ進出する可能性があったのもチーム戦ならではの面白さね。

まあ後はチームREDのいわゆる森本世代が相変わらずダイジェスト扱いだったのはマジ草やった。

というわけで、個人的に印象に残った選手を書いてみる。

SASUKEワールドカップ2024「日本チームLEGEND」

・山本進悟

チームレジェンドの中だと1stクリアの期待が出来る選手だったけど、ドラゴングライダーでリタイア。

落ち着いてる感じだったんで1stクリアするかと思ったけど、やはり天敵ドラグラかと。

オールスターの中では未だ現役で1stクリアの期待値はあるんで、年末のSASUKEに期待。

・ケイン・コスギ

ケインもレジェンドチームの中では1stクリアが期待される選手だったけど、ウィングスライダーで落下しリタイア。

筋肉番付世代の俺からすると、当時の絶対的主役の衰えが寂しかった。

2年前にSASUKEに電撃復帰してから内宮パークでセット練してるっぽいが、内宮パークにウィングスライダーのセットはないためフィジカルのみでの勝負になったがあえなく撃沈。

当時のケインなら持ってるフィジカルでの対応力でクリアしたであろうエリアに対応しきれなかったというのが見てて寂しいものがあった。

年末のSASUKEでは1stクリアして、ナンバリングのSASUKEでの1st無敗記録は死守して欲しいと思う懐古厨な俺。

・水野裕子

世代的に水野裕子も筋肉番付の後期で活躍してたんで当然見てて、当時はスポーツ系タレントとしてバリバリだったけど、テレビで見なくなって久しい。

そんな中、我が宮崎県に住みます芸人じゃないけど何かのテレビの企画か何かで一時住んでたらしく、2018年くらいに地番組で1回だけ見たくらいで最近の活動が不明だった。

そんな折、事前にアップされたSASUKE公式YouTubeの密着で腰かどっかの手術して2年くらいまともに運動してないとかで。

それに加えて水野裕子が出てた当時のSASUKEよりもかなりインフレしまくってるんで、はっきり言って全く期待してなかったが、まさかまさかのツインダイヤまで到達はかなり立派。

終盤はかなりヘロヘロだったけど、スタート前のあの祈るみたいなルーティンもエモかったし、練習したフィッシュボーンまでしっかりクリアしたのは流石すぎた。

芸能人というのはここぞの見せ場でしっかりかますのが我々一般人とのメンタルの差ではないかと思う。

というかYouTubeのショートで上がってる昔の水野裕子やっぱ可愛すぎる。

当時

「水野裕子可愛くね?」

と言ったら半笑いしてた友人たちは今でも断じて許さん。

・山田勝己

ご存知Mr.SASUKEこと山田勝己はフィッシュボーンでリタイアという「まあこんなもんやろ感」がいつも通りだった。

ただ山田勝己を擁護するわけじゃないけどちょっと物申したいのは、スタート前のスタッフのインタビューね。

いやまあ山田勝己から今回の結果を亡くなった両親のために的な言葉を引き出したいのは分かるんだけど、あれで少しはメンタル面が崩された感を個人的には感じた。

まああれでメンタル崩されてなくてもツインダイヤ辺りで落ちるやろと言われればぐうの音も出ないんだけども。

何にせよ、山田勝己の場合は出るだけで価値があるんで良しとしよう。

貴重な1枠を新しい世代へ譲れという声もかなりあるけど、俺的にはどこの馬の骨とも知れない奴が1stクリアするより、山田勝己がローリングヒルであっけなく落ちる方が見たい。

単純に笑えるという点で面白いし、SASUKEの歴史と共に刻まれた山田勝己というドマラの続きが見たいのだ。

枠を確保するなら名前出して申し訳ないが、バンダイSASUKE部の部長さんとかみたいな、結果が伴わない&特にドラマ性もない人を優先的に削ってからやろ。

漫画で言う打ち切りも時には大事。

・長野誠

我が宮崎県が誇る完全制覇者のひとりである長野誠氏。

1stステージの最終走者ということで、リアルタイムで見ていた当時の1stの最後といえば長野さんという感じが非常に懐かしかった。

反り立つ壁でタイムアップという結果に。

見せ場で言えばツインダイヤを二足歩行で悠々とクリアした所かな。

かつてのバンジーブリッヂでひとりだけ二足歩行でクリアしたのを彷彿とさせる圧倒的な体幹の強さとバランス能力だった。

流石「甲板の軽業師」といったところか。

体幹の強さだけなら未だに出場選手の中で一番強いんじゃないかと思わせるパフォーマンスであった。

近年、長男の魁皇くんがSASUKEに出始めたので長野誠氏本人もクリアに向けてトレーニングしてるシーンをSASUKE公式や本人のYouTuberとかインスタで見てたんで、結構期待してた所。

ただ、SASUKE公式YouTubeでのコメントだと

「さすが長野誠!」

的な称賛コメントが多かったけど、個人的に今回のパフォーマンスを見て、1stクリアが絶望的なんじゃないかと思えてしまった。

個人的に今年の2月に長野誠氏の地元延岡で花物語というイベントがあって、その中でミニSASUKEなるイベントがあったんで見に行ってきた。

その中で、長野誠氏が反り立つ壁を単体で挑戦するという一幕があったけど、正直結構怪しかった。

1回目失敗して2回目でクリアしたものの、多分1stクリア常連組だと単体での反り立つ壁って余裕でクリアするもんだと思う。

現にゲストで来てたSASUKEくんや日置さんは余裕でクリアしてたし。

それと通常のSASUKEの1stより長い150秒目いっぱい使ってのリタイアだったんで、より通常SASUKEでの1stクリアに絶望感があった。

なんならツインダイヤ前で既に息上がってたんで、スタミナ面をかなり強化しないとどちらにせよ中々に厳しそう。

今回は夏場での収録だった事もあり、バテやすかった事を信じつつ、年末のSASUKEでは我が県が誇る英雄の活躍に期待せざるを得ない。

SASUKEワールドカップ2024「日本チームRED」

ちょっとダイジェストが多すぎて印象が、、、笑

森本世代の人達は実力がありすぎて1stは危なげなくクリアしちゃうんで見せ場がないからダイジェストになりやすいのかなと思う。

昨年末のパルクールの佐藤淳氏のパフォーマンスくらい、よほどの魅せプじゃないとこの世代はずっとダイジェストの憂き目にあい続けるんだろうと。

・森本裕介

ご存知現役最強のSASUKEプレイヤー森本裕介氏。

やはり出場場面の全てで安定感抜群で、3rdでのチームメイトの挽回もこの人なくしてなかったんで、もはやチート。

というかこの人がいなかったらチームBLUEがファイナル進出もありえたんで、やはりチートすぎる。

・山本圭太郎

3rd最強の男と名高いが未だ3rdクリアはない男。

3rd要因、もしくはバースト要因での選出だと思うけど、まさかのスイングエッヂでリタイア。

ハマった時の爆発力というか上振れした時の期待値は高いが、途中でチョンボする辺りがやはり3rd最強と名高い又地氏と似たような感じのプレイヤーかなと思う。

ポテンシャルの高さがイコールして実績に繋がらないのがまたSASUKEの面白さね。

バーチまでは安定して進める多田っちと、クリフからが得意な山本圭太郎氏のどちらの期待値を取るかが非常に悩ましい選出だったかな。

バーチが苦手な多田っちと、クリフまでが苦手な山本圭太郎氏が合体出来れば最強なんだけども。

・山本良幸

黒虎最強の男。

個人的にSASUKEにおける、その時代のバグと呼べるのは長野誠、漆原裕治だと思うけど、黒虎の中でのバグといえばこの山本良幸氏。

結成当時の黒虎なんかは当時のSASUKEファンの間でも半ばネタ集団みたいな空気感があったけど、山本良幸氏の出現により、本格的なガチ集団という雰囲気になったと思う。

ただ170センチとSASUKEプレイヤーの中では大柄なプレイヤーということで、ここ数年はクリフディメンションに苦しんでて、今回のワールドカップでもディメンションに沈んだ。

今回は一振り遅れた結果であって、ディメンション2本目のタイミングがガッツリ合えば普通に行けそうな感じもするんで年末に期待。

1st(最速)、2nd、3rd全てに出場してポイントも抜かりなくゲット出来て、尚且つFINALに森本氏を温存出来たということで、チームREDの個人的なMVPはこの人。

SASUKEワールドカップ2024「日本チームBLUE」

・漆原裕治

何か同じ完全制覇者の中で長野誠氏や森本裕介氏と比べて過小評価されてる感があるけど、個人的にはやっぱこの人も冷静に考えて化け物だと思う。

漆原氏の世代がSASUKEで頭角を表した当時は「オールスターズvs新世代」という感じで番組の構図によるキャラが押し出されてたんで、ややヒールよりに映されていたのが不憫でならない。

あの構図だとオールスターズファンの人なら嫌悪感を抱く人も少くなかったのではないかと思う。

ただ、近年の活躍に比例してその評価も順当なものになってきている気がする。

現在46歳とのことだが、オールスターズの人達はこの年齢ではほとんどリタイア状態だったのに、今尚現役で尚且つ3rdまで当たり前のように行ってクリフともまともに勝負出来てる辺り、頭イカれてるレベルで相当にヤバい。

何より完全制覇者にして現役プレイヤーな上にSASUKE愛が素晴らしい。

会社の階段ダッシュしたり会社の屋上てトレーニングしたり、ほぼ毎日かかさずSASUKEの為にトレーニングしてる姿勢というかマインドセットが大好き。

今回もチームBLUEのキャプテンとしてかなり緊張してる感じもしたけど、それでもきっちり1stクリアして3rdもクリフ1本目掴んでるしマジ半端ない。

俺が女だったら股開いてるわ。

・川口朋広

個人的なチームBLUEのMVPがこの人。

まず何が良いってイケメン。

男前。

歴代SASUKE出場者の中で一番のイケメンはこの人なんじゃないかと思う。

ルッキズムだ何だと言われる昨今だけど、あえて言うが、容姿が良いことは強烈な武器でなる。

それだけで見るに値する価値があるからだ。

で、1st、2nd、3rd全てに出場して各ステージしつまかりと結果を出して

「漆さんをFINALに立たせる」

という裏テーマに向かっての大活躍はまごうことなきMVPな活躍だった。

近年は凡ミスで不完全燃焼に終わってたけど、放送後のライブ配信か何かで本人も言ってたけど、今回は完全燃焼だったらしい。

1stのドラグラも順逆から順々に持ち方変えて、漆原氏っぽいフォームでしっかりクリア出来てたし、本人は謙遜して握力弱いから順逆でやってたって言ったけど、こっちの方が合ってる気がする。

ドラグラの勢いそのままに1stクリアし、2ndの遅さはやや笑ったけど3rdでもクリフ1本目クリアする大活躍。

スイングエッヂで揺らしてしまったままのバーに飛び移った時は思わず変な声出たけど。

何気に最後の着地も一振りで行ったのもポイント高い。

ワールドカップの勢いそのままに、年末のSASUKEにも期待せざるを得ない。

・岩本照

今をときめくSnowManというスーパーアイドルが何故かSASUKEにのめり込んでくれたという稀有な存在。

SASUKEファンの中にはアンチも多数いるが、SASUKEには一般人も芸能人も関係ないのだ。

実力がなければ皆平等に水の中。

まあその実力の割に毎回映りすぎという所で色々言われてるわけだが、今回も1stでは昨年末と同じくツインダイヤでリタイアということで、これはまたネットが荒れるぞと。

それはともかくとして、チーム戦のお陰で岩本照氏初の3rdチャレンジとなったが、結果はクリフまで到達する大健闘っぷり。

「なんで安定感ある日置さんじゃなくて岩本が3rdやるんだよ」

という声もあるようだが、良くも悪くも日置さんも安定してクリフで落ちるんで、これも結果論で言えばクリフまで行けたんで岩本氏でも良かった事になる。

ひーくんは長身ということで3rd向きじゃないと勝手に思ってたけど、身体付きを見るに下半身より上半身の方が発達してそうなんで、足腰使う1stよりは意外と3rdの方が適正があるのかもしれない。

とはいえ、通常のSASUKEでは1st、2ndをクリアしないとその3rdには挑戦出来ないんで、俺が勝手に思う適正もクソも意味はないんだけども。

・渡邉麻衣

池谷直樹主催のパフォーマンス集団の一員ということで、筋肉番付世代の俺としては池谷の系譜として今後活躍してほしいひとり。

セット練ではドラゴングライダーに自信ネキだったけど、本番では体操出身なのにトランポリンの踏み方ミスったのが痛い。

バー掴んでからの行方が知りたかったのに。

今後に期待。

・日置将士

今回は1stと2ndに出場したが、Mr.安定感過ぎてどちらも無難にこなして特に見せ場という見せ場はなかったかな?

でもSASUKE界随一の陽キャイケメン&しゃべりも達者なんで、番宣&ガヤ要因として、今のSASUKEはにはなくてはならない存在なのは間違いない。

年末のvsクリフに期待。

SASUKEワールドカップ2024「アメリカ代表」

・ジェシー・グラフ

現在のSASUKEで最強の女性プレイヤーで、実力もさることながら人間性が素晴らしい。

3rdで前半ダイジェストされてて当たり前の様にクリフまて来てるのがヤバい。

多分今回の出場選手でドラゴングライダーのフォームが一番綺麗だったのがジェシーか多田っちかで悩むところ。

ドラグラ中での下半身の脱力によるスイングが素晴らしかった。

・ダニエル・ギル

いやーギルも半端なかった。

ウィングスライダーで左足首負傷してるあの状態で根性で反り立つ壁まで行ったのヤバ過ぎる。

身長があるんでドラゴングライダーのクリアは分かるけど、筋トレで言ういわゆるランジの体制になるフィッシュボーンと、どうやっても足腰使うタックルをどっちもクリアしてんの意味不明過ぎる。

仲間の為に負傷をおして進むギルを見守るアメリカチームの仲間達もかなり熱かった。

これでギルの後の長野さんが1stクリアしてたらマジで神回だった。

そして診断の結果3rdで当たり前のように競技復帰してんのは草生え散らかした。

何よりさわやかな笑顔が素敵。

・RJローマン

SASUKEを競技としてじゃなく、エンターテインメントとして見た際のアメリカチームのMVPがローマン。

他のメンバーがはつらつとした爽やかな奴らの中で、ひとりだけギラついた感情剥き出しの雰囲気が最高だった。

1stと3rdでチョンボするんだけど、その後のカメラに抜かれる絶望ローマンがチーム戦の恐ろしさを表すよいスパイスになっていた。

今回のワールドカップでファンになったんで、是非年末に彼にリベンジのチャンスを与えて欲しい。

・ショーンブライアン

FINALの選出された選手で、今の鬼畜FINALを所見で完走したのは普通に頭イカれてるレベル。

サーモンラダーコンテストのチャンピオンらしく、FINAL仕様サーモンでは多田っちもレネも途中で力尽きてるけど、登りきったのはやはりチャンピオンの地力の強さを感じた。

綱登りも森本氏に比べるとゆったりに見えたけど、長身ゆえのストロークの長さでそこまで遅くはなかったし、クライミング練習すればもうちょいタイムが縮まるかと思う。

何にせよFINALのサーモン登りきったのは今の所森本氏とショーンだけなので、十分に凄いし、森本氏と一緒に練習したいというリスペクトの心が素晴らしい。

しかも何気に奥山氏と並ぶ最年長FINAL挑戦者でもあるにも関わらず、今のFINAL登りきったのはやはり半端ない。

SASUKEワールドカップ2024「オーストラリア代表」

・オリヴィアヴィヴィアン

元オリンピアンで、反り立つ壁での逆上がりパフォーマンスで魅せてくれた女性プレイヤー。

オリンピアンらしく身体能力が高くて、何より日本のSASUKEに対するリスペクトの精神がかなり好き。

ふと思ったんだけど、もしかしたら反り立つ壁の最後のよじ登る所は普通に逆上がりの方が簡単なのかもしれない。

というのも、通常の選手がする登り方は足こそ使えるものの、自重トレで言うマッスルアップみたいな動きになる。

果たして素人に鉄棒でマッスルアップと逆上がりさせたらどちらが難易度が低いかと言えば逆上がりだと思う。</p>
<p>故に、登りの攻略法として逆上がりは理にかなったているのかもしれない。</p>
<p>まあそもそも頂点に手が届かなければ意味ないけども。

・アシュリンハーバート

今回一番魅せたのはアシュリンではないかな。

ツインダイヤの定説を壊したクリア方法と、フライングバーでの1個飛ばし。

フライングバーに関しては

「あーあ、飛びすぎた」

と思った瞬間、気付いたら既にサイドワインダーに掴まってた。

瞬間移動だとか断じてそんなチャチなものじゃあねえと感じた。

何よりSASUKEを心からエンジョイする姿勢が見てるこっちも楽しくて、日本人参加者の絆だ仲間だみたいな湿っぽいお涙頂戴も良いけど、海外勢の楽しむ姿は良いですね。

SASUKEワールドカップ2024「ドイツ代表」

・レネキャスリー

ドイツ代表の1stステージ1番手で出てきたレネ。

レネの圧倒的スピードクリアで勢いを付けようとする作戦だったのかもしれんが、まさかのツインダイヤでリタイアという結果に。

レネのリタイアによってより遅れを取り戻そうとして、続々とリタイアしてしまうという負のループへ。

「俺たちは日本に寿司を食いに来たわけじゃないからな」

という台詞が見事なフラグになってしまうとは。

以前FINALに挑んだ時よりビルドアップしてるように見えるんで、今のレネがFINALのサーモンにどんだけ挑めるかがまた見たいんで、年末に期待。

SASUKEワールドカップ「フランス代表」

・イリアンシェリフ

フランス代表の選手に関しては全く知らず、知ってるのは事前にSASUKE公式YouTubeにアップされた情報のみ。

フランス代表の選手たちはクライミング経験のある人達が多く、彼らが3rdまで進んだらどんな結果になるかは興味深かったけど、残念ながら2ndで脱落となった。

ただ、初見の日本エリアであるドラゴングライダーとかもさすがに握力強いのか難なく超えていったのは流石の身体能力といえる。

特にイリアンシェリフに関してはイケメンなんで、日本のSASUKEにもまた出て欲しい。

SASUKEワールドカップはスポーツマンシップが素晴らしい

今回のSASUKEワールドカップで海外勢が多く参加してて思ったのは、各国の選手関同士のスポーツマンシップが見てて気持ち良かった。

国を代表した競い合いではあったものの、決して他国の選手の失敗を祈ったりリタイアを喜んだりせず、成功を祈り、そして成功にめちゃくちゃ喜ぶ。

例えばFINALで森本氏がクリアボタンを押した瞬間、他の国の選手達や、対戦相手のアメリカチームまで成功を喜んでて、これぞスポーツマンシップの素晴らしさ。

海外勢はパフォーマンスを含めた実力面はもちろんのこと、こうしたスポーツマンシップや、日本のSASUKEを心からエンジョイしてリスペクトし合っている部分。

これは見ててめちゃくちゃ気持ちよかった。

見ていて非常に良い大会だったなと思う。

年末の大会の年1じゃ物足りないというのが本音だが、通常のナンバリング大会以外にも今回のワールドカップみたいな別枠の大会も是非年1回くらいは継続してくれると嬉しい。

海外みたいなサーモンラダーコンペティションみたいなタイムアタックのみの大会なんかがあっても面白いかもしれない。

U-NEXTでSASUKEワールドカップの配信が始まってたが、ノーカット完全版じゃなかったのが残念でならない。

ダイジェストになってた海外勢のパフォーマンスも見たかったけど、SASUKE公式YouTubeにアップさせることを祈るとして、また年末までの楽しみにしておこうと思う。

いやー良い大会だった。

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