盛り上げれる人
今年2回目の友人の結婚式。結婚式の中身は、the結婚式って感じのやつ。ドラマとか漫画で描かれるような感じ。神父とか出てきて、笑いあり、涙ありの良い結婚式だった。
結婚式という幸せの象徴を目の当たりにすると、二次会も終わって皆んなと別れて1人になると毎度毎度思うことがある。自分はその幸せに辿り着くことはできるのだろうか。そんな日はいつかくるのだろうか。理想と現実の差がありすぎて、想像すらもできない。
とまあこの角度の話は、沢山書いてきたので今回はここらへんで。今回は別角度で書いていきたい。
二次会には、30人くらい集まった。その内訳は、僕たちはのグループ5人。後別のグループも5人1組がが5グループずつ。皆んな新郎新婦の知り合いの仲だが、それぞれでは面識はない感じ、今日初めて出会った人達だ。
会場は四角形で学校の教室くらい広さだった。全員の顔がはっきりわかるぐらいの感じ。最初はそれぞれで会話をしていたが、途中でカラオケを歌い出した。そこで改めて思ったことがある。歌の力って凄いなと。
皆が知ってるような歌を入れると、それまで面識のなかったグループが一つになり、みんなで歌い場に一体感が生まれる。歌を歌い終えると全員で拍手をしたりもする。そしてまた30人も集まると、盛り上げ役の1人や2人現れる。自分だったら、そんな場面で表に出ることも難しいのだが、その人たちは、そこで前に出れる。そしてしっかり笑いもとって、場も盛り上げる。凄いなと思った。
そのタイプの人たちは、愛されるだろうなと思うと同時に、場の空気を作るのが上手いなぁと思った。仕事もできるんだろうなぁと思う。
場の空気を作るのが上手いというのを、もっと言語化すると、独りよがりではないって感じ。今回の結婚式のカラオケで言うと、まず選曲が良い。最新の曲ではなく、自分たちが子供の頃の曲で誰もが一度は絶対聞いたことがあり、懐かしく、そして合いの手が入れやすい曲。もちろん盛り上がりもする。
そして歌うわけだが、1人ではまず歌わない。そして仲間うちから探すのではなく、誰か歌えそうな人を見つけてその人に頼んで歌ってもらう。そうすることで、自分たちだけで盛り上がるのではなく、グループ感を出す。あとは歌うだけではなく、コミカルな動きとかもして笑いもとる。
そして歌い終わって会場が盛り上がると、盛り上がってもらってありがとうと言いながら、各テーブルを回って乾杯をする。終わりまで完璧。
こりゃ愛されるだろうなと思った。
そんな人に私もなりたいが、目指せるところではないから、私は私なりに生きていきたい。
いやぁ良い結婚式でしたね。幸せになってもらいたい。