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2軍の優勝の意味

 プロ野球ファーム日本選手権を見に行ってきました。2軍の日本一決定戦ですね。我が横浜Denaベイスターズが出場するというのだから行かないと訳にはと思い足を運びました。内野自由席で1400円くらいでした。

 友達を誘って行ってきたのですが、やっぱり生で野球を見るのは良いですね。プロの技がそこにはありますから。迫力も勝ったら2軍とはいえ、日本一ですから。選手たちも気合が入ってるのが見ててわかりました。ファインプレーも何度も見れて、特に序盤戦は外野手のスーパープレーが何度もありました。

 勘違いしないで読んで欲しいのですが、見にいくまでは、2軍で優勝する事に果たして意味があるのだろうかって思っちゃってました。

 というのもプロというのは一軍で結果を出してなんぼの世界ですから。横浜の青山2軍監督も最後のインタビューで
「我々は1軍で結果を出すことが仕事ですから」
と僕と全く同じようなこと言ってましたし、調整の中、また1軍を夢見る若手の成長過程の試合、結果として勝利。そして優勝という物があるだけで、その結果自体にはそこまで意味と言いますか、重きは置いてないのでは無いのかなと思ってました。

 ですが冒頭にも書きましたが、選手の皆さんはその優勝に目掛けて必死にプレーをしてるように私には見えました。また楽しそうにプレーをしてました。

 特にそう思わしてくれたのは、今年残念ながら来年の構想外になってしまった太田選手です。4番レフトで出場してたのですが、本当楽しそうに野球をそして噛み締める様にやってたように見えます。プレーする姿を見るとまだまだ選手としてやれると思いましたし、どこかの球団が獲得してくれる事を願うばかりです。

 2軍で優勝する意味とかそんな小難しい事を考える必要はないなと改めて思いました。必死に戦った結果、その結果が今回の優勝に繋がった物だと思います。

 ただもしかしたら2軍の選手も1軍の選手に劣らないほど、もしかしたらそれよりも、その1球、1プレーかける思いは強いのかなとも思った試合でもありました。そして野球を楽しみたい、まだまだやりたいという思いが、今回のファーム選手権を見て、特に太田選手を見て感じました。

 行く前よりも思ったよりも心動かされた試合を見れて大満足です。優勝おめでとうございます。

 太田選手や楠本選手、大和選手またその他の選手の方々のこれからの活躍も願って今日のnoteを締めさせてもらいます。

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