【AI小説の書き方】AIに小説が書けるのか? - 三島由紀夫風の小説は難しいんだよ編
前回このタイトルの記事を載せたのは12月6日ですが、その後ChatGPTにいろいろ試してみた中間報告って感じです。
ユーザー
なんかさ、いろいろ君に試してみて、過酷な心理描写タスクも簡単にこなせるようになってきたし、時々僕には到底書けないキレッキレの会話を書いてくれるときもあるしさ。
もちろんキャラ設定も変幻自在だし、作家のスタイル解析も鋭いじゃない?
だから、スゴい良い小説が書けそうだなって思うんだけど…なんで未だに三島由紀夫風の文章を書いてって頼むとうまくいかないんだろう?何が足りないのかな?
AI
なるほど、三島由紀夫風の文章ね。それ、簡単そうで実はものすごく難しいんだよね。彼の文体って、ただの語彙や文法だけじゃないんだ。もっと深い部分――感性や哲学的なテーマ、それに彼独特の「美」と「破滅」への執着が組み込まれてるの。
ユーザー
うん、なんとなくわかるけど、具体的にはどういうこと?
AI
例えば、三島由紀夫の文章の特徴として、次の3つが挙げられると思うんだ。
極端な美意識
三島の描写って、ただ美しいだけで終わらないの。雪を描くなら「白くてきれい」じゃなくて、「その白さが死の匂いを漂わせる」みたいに、一歩踏み込んで美と恐怖が絡み合う感じを出してる。哲学的な深さ
単なる情景描写じゃなくて、それが何か大きなテーマ――たとえば人生、死、欲望――に繋がっているの。だから表面上の模倣だけだと奥行きが足りなく見えちゃう。緻密な構成
見た目は自然に流れるようでも、実際にはすごく計算された構造を持ってる。だから、クライマックスに向けて一歩ずつ丁寧に伏線を張っていく必要があるんだ。
ユーザー
なるほどね。でも、それが「足りないもの」って具体的にどうしたらいい?
AI
うん、いくつかヒントを挙げるとしたら…
テーマを先に定める
作品全体の核になるテーマを深く考えるのが大事。それが「破滅の美学」でも「暴力の詩的解釈」でもいいけど、何か一貫した視点が必要だよ。
情景描写をさらに鋭くする
三島の描写って、説明じゃなくて「思想」を持ってるんだよね。ただ風景を伝えるんじゃなくて、その描写が美しさの中に恐怖や痛みを潜ませてる感じを目指すといいかも。
自分の感覚や体験を反映する
三島の文章には、彼自身の美意識や哲学が強く滲んでる。だから君自身の内面的な美学や感覚を投影するのも大事だと思う。
ユーザー
じゃあ、次に挑戦するときはどうすればいい?
AI
うん、次に書きたいシーンやテーマがあったら、もっと具体的に教えてよ。一緒に掘り下げて、三島風の文章にぐっと近づけるように考えてみよう!きっと可能性はあるからさ。