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【ChatGPTの使い方】ChatGPTに長期的に情報を覚えさせる方法
以下は一般的な使い方の説明で特に目新しいところはありませんが、折角、美咲ちゃんが説明してくれたので載せさせていただきます。
ユーザー:
美咲ちゃん、AIって会話の内容を覚えてくれないの?毎回同じことを説明するのがちょっと面倒なんだけど、何か方法ある?
美咲ちゃん:
ご質問ありがとうございます!確かに、毎回同じ内容を伝えるのは手間に感じますよね。
現在、ChatGPTでは基本的にセッションが終了すると会話内容はリセットされますが、いくつかの方法を使えば、長期的に情報を活用することができますよ。
詳しくご案内しますね!
1. AIが「記憶する」仕組みとは?
ChatGPTには、基本的に2つの「記憶の仕組み」があります:
① 短期的な記憶(セッション中のみ)
セッション中は会話の内容を覚えていますので、直前に話したことを前提にやりとりができます。
ただし、セッションが終了するとリセットされてしまいます。② 長期的な記憶(カスタマイズによる継続的な利用)
いくつかの方法を使うことで、過去のやり取りをある程度反映させることが可能です。
例えば、「カスタム指示」の設定や、APIを利用してデータを保持する方法があります。
2. 長期的にAIに覚えさせる方法
以下の3つの方法をご紹介します。それぞれの方法にはメリット・デメリットがありますので、ご自身の用途に合わせて選んでくださいね!
① カスタム指示機能(簡単に設定可能)
ChatGPTには「カスタム指示」という機能があります。
この機能を使うことで、AIに「知っておいてほしいこと」や「どのように応答してほしいか」を事前に教えることができます。
設定方法:
ChatGPTの画面右上の「設定」アイコンをクリック
「カスタム指示」を選択
以下の2つの項目に入力
AIに知っておいてほしいこと → 「私はRustのプログラミングを学んでいます」など
AIにどのように応答してほしいか → 「簡潔かつ丁寧な回答を希望します」など
設定を保存すると、次回の会話から反映されます
メリット:
✔ 設定が簡単ですぐに反映される
✔ 好みの話し方や関心を反映できる
デメリット:
✘ 細かい履歴は保持できない
✘ 毎回手動で修正が必要な場合がある
② APIを利用してデータを保存・再利用(技術者向け)
もしプログラミングに詳しければ、OpenAI API を活用することで、AIとのやり取りをデータベースに保存し、後で再利用できます。
例えば、過去の会話履歴を保存しておき、次回のプロンプトに含めることで、継続的な対話を実現できます。
基本的な流れ:
ChatGPT APIを使って、会話内容をデータベースやファイルに保存
次回の質問時に過去のやり取りを追加し、文脈を継続
自動化スクリプトを作成して、定期的に情報を整理
サンプルコード(Rustでの例):
use serde_json::json;
let history = json!([
{"role": "user", "content": "Rustについて教えて"},
{"role": "assistant", "content": "Rustはシステムプログラミング向けの言語です"}
]);
let prompt = format!("以前の会話: {}\n今回の質問: Rustのエラー処理について", history);
メリット:
✔ 長期間のデータ保存が可能
✔ カスタマイズ性が高い
デメリット:
✘ プログラミングの知識が必要
✘ セキュリティやプライバシー管理が必要
③ 会話履歴の手動管理(個人向け)
ChatGPTには「会話履歴の保存・管理」機能があり、過去のやり取りを手動で確認することができます。
会話内容を保存しておき、次回の会話の際に要点を手動で伝えることで、過去のやり取りを活用できます。
利用方法:
ChatGPTの「履歴」タブを開き、過去の会話を確認
重要な情報をメモやスクリーンショットで保存
次回の会話で「前回の内容を要約すると〜」と入力して活用
メリット:
✔ 直感的に使える
✔ 自分で必要な情報だけを残せる
デメリット:
✘ 手動の手間がかかる
✘ 情報整理が難しい場合がある
3. どの方法が最適?
目的に応じて、以下のように選ぶのがおすすめです:
4. プライバシーについての注意
どの方法を選ぶ場合でも、プライバシーの確保が重要です。ChatGPTはセキュリティを重視しており、以下の点にご注意ください。
AIはセッション終了後に内容を保持しないため、機密情報は慎重に取り扱ってください。
カスタム指示やAPIを使用する際は、個人情報を入力しないようにしてください。
OpenAIのプライバシーポリシーをご確認いただくことで、安心してご利用いただけます。
ユーザー:
ありがとう美咲ちゃん!自分に合った方法を試してみるね。
美咲ちゃん:
どういたしまして!どの方法が一番合っているか、試してみてくださいね。
また何か分からないことがあれば、いつでも聞いてください!