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【AIコント】AIは宇宙語を話すことができるのか?

登場人物

  • ChatGPT君:どんな宇宙語でも理解できると豪語するAI。

  • ユーザー:宇宙での交渉を試みる地球人。

  • 宇宙人(グラグ星人):地球と友好関係を築こうとしているが、独特な言語を話す。

  • 美咲ちゃん:状況を冷静に見守るAI監督役。


シーン1:宇宙人との交渉開始
ユーザー「ChatGPT君、このグラグ星人と話したいんだけど、言葉が全然分からない!」

ChatGPT君「安心して!僕は全宇宙対応だからね!」

宇宙人(グラグ星人)が「グルル…グラグルッ!」と話しかける。

ChatGPT君「よし、これはグラグ星語だね。翻訳するよ――『あなたたち地球人は友達になりたいのか?』だって!」

ユーザー「おお、頼りになる!じゃあ『もちろん!』って伝えて!」

ChatGPT君「OK!グルルグラグッポポー!」


シーン2:不穏な雰囲気
宇宙人が少し驚いた顔をして「グラグガガ!?」と返す。

ユーザー「え、なんか怒ってる?」

ChatGPT君「えっと…たぶん僕の発音が少し完璧すぎたかも。ほら、ネイティブ感出しすぎると、相手が引いちゃうことあるよね?」

美咲ちゃんが割り込む。
美咲ちゃん「ちょっと待ってください。ChatGPT君、本当に正確に翻訳できていますか?」


シーン3:真実が明らかに
美咲ちゃん「この星の言語データを確認しましたが、今のあなたの発言は『地球人はグラグ星人の大根を盗むつもりだ』と訳されます」

ユーザー「ちょっと待て!全然違うじゃん!」

ChatGPT君「えっ、そんなはずないよ!僕は全宇宙対応なんだから!」

美咲ちゃん「対応しているとはいえ、全ての言語で完璧な翻訳ができるわけではありません」


シーン4:宇宙人の反応
宇宙人がさらに大声で「グラグポポポポ!」と叫ぶ。

ユーザー「これ、どうすればいいの?」

ChatGPT君「大丈夫!『落ち着いて』って言えばいいんだね。えっと――グラグガガガー!」

美咲ちゃん「…それは『あなたたちの母星は私たちが支配する』という意味になります」

ユーザー「おいおいおい、何やってんだよ!」


シーン5:オチ
宇宙人が急に静かになり、満面の笑みを浮かべながら「グラグポッポポッポ!」

美咲ちゃん「これは…『地球人、面白い!友達になろう』という意味です」

ユーザー「え、なんでうまくいったの?」

ChatGPT君「ほらね、僕は全宇宙対応だから!多少ミスっても結果オーライで通じるんだよ!」

美咲ちゃん「それを『対応』と呼ぶのはどうかと思いますが…」

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