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グループ2 みんなのランド


「人柄の良さが地域の活性化にどうつながるのか?」


宮崎の魅力
は何だろうと考えた時、私たちは優しい人柄ではないかと考察しました。

例えば、宮崎市の方は車を運転していて道を譲った時にほとんどの方がウィンカーをたいて「ありがとう」と送ってくれます。バス停でバスを待っている時、地域の方が声をかけてくれたこともありました。宮崎の方は優しい!あったかい!と普段宮崎市で過ごす中で感じました。
そして、
「もっと沢山の人が繋がって互助が実践できる市になれば素敵ではないか?」「優しい人柄を活かして地域の繋がりを活性化出来ないか」
「その繋がりの場はどのようなものが有るのか」

という問いを出しました。

そして「人柄の良さが地域の活性化にどうつながるのか?」という問いを立てました。


地域の方と交流

8月に行った街市では、「人柄の良さが地域の活性化にどうつながるのか?」の問いのもと、宮崎の番組での企画(よかばんのサシ飲み)のように話ができる場をイメージしみんなで企画を考えました。その中で、「ただお話ししましょう!では人が来なさそう。何か作業しながらだったら話しやすいのでは?」と考え、折り紙やうちわ作り、トランプをしながら街市に来てくださった地域の方と交流しました。

実際に活動した中で印象に残ったこと
・折り紙が好きな高齢者の方から、「〇〇できるんですけど、作ってもいいですか?」と声を掛けてくれ、折り紙について話が盛り上がった。自然な交流の楽しさを感じた。
・“多角形立ち体”の折り方を教えてもらえた。
・うちわにイラストを書くと思っていたら、自分の好きな言葉を方が多く面白かった。
・元バンドマンのおじいさんがその頃の話をしてくれて、楽しさや面白さを感じた。
・おじさんが最近、免許返納して自転車生活がスタート!意外に楽しいらしく、勧められた。
街市の体験から性別、国籍、年齢などによらず立ち寄りたくなるような場をつくるためには、楽しい!や好き!といった一人ひとりの興味関心で引き寄せられ楽しめる場や住民が主体的に活動できる自由度の高い場が必要であると考えました。

みんなのランド

「Smile MIYAZAKI 100周年祭」では、宮崎市の人の良さを活かして、人とのつながりをつくりたいと考え、「みんなのランド」を企画しました。「みんなのランド」は年齢、職業、性別、国籍に関係なく一人ひとりが自分の好き!楽しい!を共有できる場です。みんなの「好き」を語り合って「みんなのランド」から繋がる新たな出会いで皆さんの生活が少しでも豊かになること願って企画しました。市制100周年記念のイベント会場で実際に「相撲」「ジブリ」「チョコ」をテーマにやってみました。SNSでの事前の参加者呼び込みと、当日会場での呼び込みを行い、子連れの方やチョコ好きの方と自分の「好き」について話すことができました。

活動詳細はこちらからご覧いただけます↓


プロジェクトを通じた変化や自分たちの想い

かのん:
まちいちのプロジェクトで地域の人と話してみて、やっぱり楽しい!と感じました。地域の人と出会う機会を持つことも少なくなってきてはいますが、自分の興味関心を出会いのきっかけに、助け合いの輪と笑顔の輪が広がっていくといいなと思いました。

あかね :
参加者が好きなものについて楽しそうに話す様子を見て、人と話す事の嬉しさと楽しさを感じました。また、好きなもので繋がるポジティブな関係性は話も弾みやすく、楽しい雰囲気の中で急速に親密な関係へと発展していくのではないかと思いました。100年後の未来には人と人が繋がり、助け合う笑顔溢れる世界が地域全体に広がっていると良いなと思います。

ほのか:
好きなものだけでつながることができるのだろうかと最初は不安でしたが、話しかけてくれる人が多かったり、笑顔で自分の好きなものを話してくれる姿が見られたりしたため、好きなものでつながることの楽しさを感じました。また、同じ好きなものでもこれまで関わったことがない人と話すことで新たな発見があり、話せて良かったなと感じることが多かったです。

みのり:
参加者は自身の好きなことについて楽しそうにお話をされていて嬉しかったと同時に私自身も話を聞く事で新たな発見があったりしてとてもいい機会となりました!このように好きなもので繋がる場がもっと広がっていけば人と人とのつながりが深い街づくりにもなると思います。これからの宮崎市がさらに明るい未来になるよう願います🌟

みう:
参加者が楽しそうに話す様子から好きでつながると自然と楽しい雰囲気や活動になることを感じました。好きという誰もが持っていて、年齢やバックグラウンドに関係ない部分をきっかけに交流を生み出すことが大事だと実感しました。好きでつながることで前向きな気持ちで参加することができ、主体的で自由度の高い活動になります。主催者も参加者もみんなで作り上げていく感じがいいと思いました!

100年後のミライ


街市で折り紙が得意な高齢者の方と一緒に折り紙をしながら若い世代がその方から折り方を教わって交流が生まれていた場面がありました。
世代間の交流が課題となる中で、年齢に関係なく「好き」という同じマインドを持った人同士の交流が大事なのではないかと考えます。

加えて、周りの人を気にかけ、尊重し、声をかけるなど行動することができる宮崎の人柄の良さという魅力を活かして、自分と相手の「好き」という気持ちを尊重し、時に教え合う中で年齢やバックグラウンドに関係なく交流ができるのではないかと考えます。

 実際にみんなのランドをやってみて、映像の鑑賞会をメインとして集まり、鑑賞会後に話しをするなど、話すだけにならない活動を取り入れた企画が必要なのではないかと感じました。

話すのが得意じゃない人も、つながりが大きくなるにしたがって知らない人の中でも「好き」でつながっていけるように、場を回すファシリテーターのような人を配置することも大事なのではないかと感じました。

そのファシリテーターの役割を私たち若い世代が中心となって担い、宮崎市にさまざまな規模の「好き」でのつながりが生まれることを望みます!



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