るろうに剣心

るろうに剣心を見た思った。

サムライの時代にも、どうして刀を持って殺し合う必要があるのか、
どうして、そんな世界になってしまったのか、それぞれの人が疑問に思っていた。

こんな世界は嘘で、刀で殺し合う必要のない世界が来るはずだと。
そんな新しい世界が来ることを望む人々。

同時に、こんな殺し合う世界こそが本当の世界で、
サムライとして強く立派に生きて護ることに命をかける人。

世界の真実とはなんだろう。
今ある世界が真実なら、世界は何も変わりもしない。

刀で争う世界が終わっても、それが銃になり、兵器になっても、
それが世界が変わったと言えるのか。やはり戦う世界が本当の世界か。

維新が為って、サムライの世界が終わるように、
やがて本当に争いのない世界が来るのか。

答えは常に揺らいでいて、
すべては我々にたくされている。

どんな力を持っても、宇宙を征服することはできない。
だが、人間の世界は、人間が作っているのだ。

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