ゲームは物語を産む装置である。
ゲームをプレイするとドラマがある。
ボードゲームでも、スポーツでも、TRPGでも。
ちょっとした毎日のランニングにさえ、物語がある。
そこにルールがあれば、例えば、
必ずあの階段を30分までに登るとか、物語になる。
ゲームは物語を産む装置でもある。
なぜなら、ゲームは、人の行動を一つの方向付ける装置でもあるからだ。
日常の対称性がそこで崩れ、非日常の非対称へと誘うのが、ゲームの力である。
そして、崩れたバランスがもう一度平衡へと向かう時、そこに物語が掬う大団円がある。