エンターテインメントはほぐして行く
ほんの少し、みんなの心が少しずつ明るければ、
世の中は少し良くなる。
現実は、毎日新しくたいへんです。だから、毎日、
みんなの心を少しずつ明るくするのは、
エンターテインメントの役割なのです。
一過性のエンターテインメントも、
心の中でずっとその人を温め続けるエンターテインメントも、或いは、
子供の頃見たアニメがそうであるように、
その人の心の柱となって支え続けるエンターテインメントも、
すべて社会に必要なものです。そして、それは社会を柔らかくしてくれるのです。
もし世界が100人の村だったら、エンターテインメントは、
その村の語り部であり、道化なのです。その道化がいるおかげで、
仕事が終わった後に、薪を囲んでみんなで笑いあえる。
それが100人の村を少し明るくする。
しなくてもいい争いをなくして、お互いに優しくさえなれる。
毎日、硬化して行く社会を、エンターテインメントはほぐして行くのです。
個人には心の柔軟性を、社会には組織の柔軟性を、世界には平和を。
これがエンターテインメントの標語です。