【🌎私の地球カリキュラム⑰】　短大進学直前　ドキドキ事件です　毒母のやり方

私は、無事に高校を卒業した。


学校から解放されて、
家でゴロゴロ春休みを楽しんでいた。


そして、日曜日
久々に家族で、隣町のショッピングモールへと出掛けた。

その車中、私は母に
　「今日は何を買いに行くん？」と尋ねた。
母は、「コンタクトよ」
コンタクト？
（へー母はコンタクトレンズを買うんだーと思っていた）

ショッピングモールに到着してすぐ、
私はメガネ屋（コンタクト屋）さんに連れて行かれた。（╹◡╹）

両親は、私を1人残し他の店に買い物に行った。

予約をしていなかったので1人待たされた。
（あれれ？私ひとり？）(・・?)

視力検査をされて、いきなりコンタクトレンズを眼に入れられた。　ワーオ
ビックリした。！(◎_◎;)聞いてないよー！

コンタクトレンズを買うのならば、
事前に本人（私）に確認が必須だったと思う。


本人の意思は関係ない、母がそうしたかったからした。
という毒母の、いつものパターンであった。


母は、コンタクトに憧れはあるが、
自分は怖くてコンタクトが入れられないらしい。
自分の憧れを子供にやらせる、それが毒母のやり方だ。(-_-)

数日後
もう一つ事件が発覚した。

応接間の机の上に、
沢山のショッピングカタログが置かれていた。📚

いつも、カタログなど置かれてはいない。

私は母に「これどしたん？」と尋ねた。

すると母は、

母　　「布団カバーとか選んでええよ」
私　　「えっ何で？」
母　　「だってあんた寮に入るじゃろ」
　　　　　　　　（…………………(ﾟ∀ﾟ)）

私　　「はーーーーーーーー？聞いてないよ」
母　　「そうじゃったけ？」


ありえなかった、(￣□￣;)
母は勝手に私の学校の入寮を申し込んでいた。

私に何の相談もなく、通うのが大変だろうからと寮を申し込んだらしい。

学校を選ぶ条件として母から
「家から通える所」と言われていた。
（あなた言いましたよね「家から通える学校じゃ無いとダメ」だって言いましたよね。
💢( *｀ω´)

私は、もー何も言う気がしなかった。( ´Д`)

家を出られるのは、嬉しかった。


寮のパンフレットを見ることも無く、
バタバタと荷造りをして春休みが終わった。

そして、入寮の日を迎えた。

寮は、
周りを高い柵で囲まれていて、
柵の上には有刺鉄線が付いていた、
女子寮だから厳重なセキュリティ。


さー新しい世界への第一歩。ドキドキ。

新一年生の入寮は午後からになっていたが、
うちの両親には用事があったらしく、
ワガママを言って、私だけ一人午前中の入寮となった。(´-`)

寮に入ると、
不機嫌そうな寮母が1人立っていた、
指示された部屋に荷物を運び入れ、
両親はさっさと帰って行った。

春休み中なので、寮には誰もいない。
広い寮内は恐ろしほどに、シーンと静まりかえっていた。
そこに、たった一人。残された私。


私は、自分の部屋に入ってビックリした。
(O_O)

部屋は6畳、
机が2つ、タンスが2つ、ベッドが2つ、クローゼットが2つ。
ベットとベッドの間は1mもない。

一つの机には本や文房具がすでにあり、
ベッドには布団も敷かれていた。
えっ？

2人部屋？
それも先輩と？
聞いてないよ〜〜。Σ（ﾟдﾟlll）

まさか、
先輩と2人部屋だったなんて。

荷ほどきを終えるころ、
人の声が聞こえ、辺りがバタバタしてきた。

新一年生達の入寮が始まったらしい。

知らない場所で知らない人達の声、
部屋からは出ることは出来ず、一人部屋で固まっていた。

もしかして、
同室の先輩も帰って来るのかとドキドキしていたが、先輩達が帰って来るのは明日だった。


●寮って不思議空間●

入寮初日から、
知らない人とご飯を食べなければならない。
大浴場にみんなで入らなければならない。
部屋から出てトイレに行くのもドキドキする。

今までに味わったことのない緊張感がそこにはあった。


初日、
右隣の部屋の山ちゃんと話すことが出来た。

山ちゃんは泣いていた。
初めて家を離れて、ホームシックになり、
泣きながら公衆電話で実家に電話をしていた。
私は「大丈夫だよ」っと慰めた。

そっかー「さみしー」って思うんだー。
私には、その感情は全く無かった。


　　〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

そーそー、
進学する事を決めてから、
中学時代は辞めていたピアノ教室に受験対策として行き始めた。
久しぶりにピアノに真剣に向き合った。


小学校6年間ピアノを習ったのに、
バイエルを弾いた事が無いとピアノの先生に言うと驚かれた。　
そして、私は初めてバイエルを弾いた。


受験用の曲だけは上手くなったが、相変わらず楽譜は読めない。

保母になるための学校に、さもピアノ弾けますみたいな顔をして入ったが、弾けないので苦労した。

そんなこんなで、短大生活がスタートする。


　　　　
　　　　【私の地球カリキュラム⑱】へつづく