【🌏私の地球カリキュラム⑬】 文化祭ハプニングそして中学卒業
過酷な部活を引退した。
安堵した。
もう、我慢しなくていい、辛い思いをしなくてもいい。
素敵な友達もでき、
やっと学校生活を楽しめるようになっていた、中学3年の秋。
また、事件は起きる。
発端は、文化祭である。
私のクラスは、
劇『白雪姫』をやることとなった。
台本もクラスの子が書いた。
面白くなりそうな予感がした。
私は、衣装係になった。
役者陣と打ち合わせをして、教室に戻ってみると。
大道具の男子達が、
大きな背景の絵を描いていた。
しかしそこには、
中学男子がよくふざけて描く、
きのこやちょっHな記号やマークが沢山書かれていた。
大きな背景の絵を見て、女子達は大激怒💢。
みんな口ぐちに文句を言っていた。
私も、気持ちが緩んでいたのだと思う。
女子達と一緒に
「こんな絵の前じゃー芝居は出来んよー」っと言ってしまった。
その後、
衣装製作のために、
衣装係のみんなと被服室に移動した。
しばらくすると、
大道具担当の男子達がゾロゾロと被服室へ乗り込んで来た。
「宮さんがあの絵がダメだって言ったので、
だったら自分でやってくださーい」
と言ってきた。
はー??何で私?
女子みんな、
怒ってたよね、文句言ってたよね。
私だけじゃなかったよね。
話を聞きつけて、担任が飛んで来た。
教室に行ってみると、
男子達は自分達が描いた絵をビリビリに破いていた。 (証拠隠滅だ)(¬_¬)
なんでこうなるの? なんで?
私が、悪いの? 私だけ?
しかし、
私には素晴らしい友達がいる。
ヒコちゃん、塚ちゃん、春ちゃんが、
優しくなぐさめてくれた。
この優秀な友達は、みんな絵も上手いのだ。
新たに、美しい森の絵をみんなで書き、
文化祭の劇『白雪姫』は大成功した。
(大道具男子達はいっさい参加しなかった)
ありがとう。
ヒコちゃん、塚ちゃん、春ちゃん。
心から感謝した。
友達って素晴らしい。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
どんなに辛いことがあっても、
味方になってくれる人がいてくれたら、
乗り越えられる。
この広い世界🌎で、
たった一人でいいんです。
自分のことを分かってくれて、
自分のことを見ていてくれて、
自分の味方になってくれる人がいてくれたら、
それだけで生きていけるのです。
一人もいなかったら、
生きていけないのです。
生きている意味が見つけられなくなるのです。
生きているのが辛いのです。
最高の友達と共に、
残り少ない中学生活を、
平穏に過ごす事が出来た。
友達のおかげで、
心も体も少しずつ回復していった。
最高の友達と同じ高校に行けたならば、
この先の高校生活も変わっていたのかもしれない… のだが…。(╹◡╹)
なんせ、学年上位の優秀な成績の友人達。
かたや、
下から数えた方が早い成績の私。
レベルが違う。
私は、みんなとは別の道を行くことになる。
私は、高校に進学するつもりがなかった。
だから、勉強はしていなかった。
この時、少しだけ勉強しておけば良かったかな?と思った。
しかし、よく考えると中学生になって、
勉強をする心の余裕はなかったなっーと思った。
何より、私は勉強が嫌いだ。(*´∀`)
そんなこんなで、
私は、無事に中学校を卒業した。
さよなら、学び多き学舎。
やっと、脱出出来て嬉しかった。
よく頑張った。
よく耐え抜いた。
私は、まだ生きている。
自分で自分を褒めてみた。
次のステップ
高校進学について
【私の地球カリキュラム⑭】へつづく
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