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キャリアアップを明確にしよう!

求人原稿を作成する際に大切なのは、会社で働くことで得られるメリットや将来の待遇をしっかりと書くことです。
転職者の大半は前に働いていた会社よりも待遇が良いか、働きやすい職場かどうかや、スキルアップができるかどうかなどを念頭に入れて探しています。

キャリアアップとは、年収や昇進だけではありません。
今までの経歴からよりレベルアップした業務に携わることや、マネジメントに携わる、資格取得やスキル獲得、起業や独立など、キャリアアップは多岐にわたります。
働く中で新しい知識を得たり、今まで出来なかったことを経験することに価値を見出す人もいるでしょう。
だからこそ、転職者の目に留まり、興味を惹く内容を記載できるかどうかが応募数に関わってきます。

しかし、求職者が求めるキャリアアップに関すること全てを求人票に書き記すのはなかなか難しいですよね。
というわけで今回は年収例に焦点を当ててご紹介しようと思います。


年収例は、求職者にとって最も知りたい情報のひとつです。
昇給制度があるのか、入社後どのように・どれくらい年収が上がるのかを明確にすることで入社後のビジョンがわかりやすくなります。

年収例を記載する際は、基本的な給与額と勤続年数ごとの推移だけでなく、働いて得た評価や資格取得による手当の付与、賞与額の変化など、長く勤めることでどれだけどのように増えるのかを明確にしていきましょう!

頑張った分数字で確実に反映される会社のシステムなら、それを書くのは大きなメリットです。
また、昇給制度によって勤続年数を重ねるごとにどれくらい給与額が上がるのか、職種による年収差などを明記することで、求職者が入社後の具体的なビジョンを想像しやすくなります。

昨今は終身雇用が崩壊したと言われています。
私個人としては、”入ったから”という理由だけで一つの会社に骨を埋めるよりも、
より良い環境・より良い条件の会社があるのなら転職する方がいいと思っています。
このような価値観の人は私よりも若い世代では当たり前になってきています。
しかし、条件もよく居心地も良く、働きやすい職場なら働き続けようと社員から思ってもらえるでしょう。

ただし、ここで大切なことがあります。
「極端な年収や賞与」のみを年収例・賞与例として使用しないことです。
例えば勤続何十年の幹部の現在の給与額・賞与額を提示すれば、この会社で働けばこれだけもらえる!と思った人が来ることでしょう。
しかし、極端な例のみを掲載してしまうと、額の大きさで引っかかる人は増えても実際に入社して実態と異なっていることで内定辞退や早期離脱に繋がりかねません。
また勤続十数年以上の社歴が長い人にしか賞与が支給されていない、あるいは勤続年数3年や5年経過しないと賞与はないなど、嘘ではないけれど普通の社員は受けられない待遇を書くことは、入社後に不信感を与え内定辞退や早期退職につながってしまうこともあります。

極端な例を書くよりも、入社1年目の一般的な年収例と、数年後・10年後の年収例を掲載し、昇給制度による金額の差や資格取得による手当の加算などの内容を具体的に書くことで「資格取得をすればこれだけ月収が上がる」と伝えることができます。


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