就活生として採用側を経験してみて気づいたこと
先日、採用面談に採用側の立場で同席させていただきました。
想像力に欠けている私は経験しないとわからない人間です。
就活の面接練習で言われていたことが採用側の立場になって改めて実感できました。
採用側の立場になって気づいたこと
採用側の立場になって私が個人的に感じたことを並べてみます。
*新卒採用に当てはまらないところもあります
①質問の意図に対しては的確に回答する
②できること(+やりたいこと)が提示されないと採用側として相手にどんなことを提案すべきかかわからない
③数字(共通指標)がないと説得力にかける
ではそれぞれについて解説。
①質問の意図に対しては的確に回答する
採用側の立場になって改めて感じたのは"質問には必ず意図がある"ということです。そしてこの意図に対して的を射た回答でないと質問の数が増える等コミュニケーションがギクシャクしてしまいます。
就活生としての教訓としては、
相手の質問には意図があるのでその意図を可能な限り汲み取って回答する。
つぎ!
②できること(+やりたいこと)が提示されないと採用側として相手にどんなことを提案すべきかかわからない
新卒採用は現状、ポテンシャル採用なので"できること"よりもそれまでの行動パターンやそこから想像される将来性を評価されることがおそらく多いと思います。
ですが、社会に出ると基本的に何ができるかを聞かれるように思います。それは今の社会が基本的に分業制というのもあると思いますが、社長のかばん持ちをしていてもそれは感じることです。自分は何ができて相手にどんなことが提供ができる、逆も然りで、相手はこういうことができるので、こういうことを手伝ってもらおう、こういうところで力を貸していただきたい、となります。
私個人としては、やりたいことがあっても"できる"がないと空想になってしまうと感じているので、"できること"を増やしていくことはこれからも大事にしていきたいなと思っています。
さいご!
③数字(共通指標)がないと説得力にかける
どんなに思いがあっても客観性(論理)を担保しないと納得できません。その点で共通指標として持ちいられやすいのは数字です。
数字は規模感、効果予測、かかる時間等施策を計画・実行する上での判断材料になります。共通認識の指標があることは論理性を担保する上で重要な指標となります。
最後に
採用側の立場になってみて気づいたことの一つに、
相手の得意を引き出せる質問、相手のよさを引き出せる質問もまた大切だということを感じました。
現役就活生がこういうことを書くと本当に生意気で恐縮ですが、そんなことを感じた日でした。
人のいいところを見つけて伸ばすって難しいんだなとそんなふうに思う体験でした。