コロナで?変わる就活
コロナをきっかけに就活がオンライン化している昨今。
オンライン化よりももっと大きな転換があるように思いました。
就活サイトONE CAREERが開催するイベントのページがすごく私的に違和感があったというお話です。
まずこちらをご覧ください。
みなさんはこのページを見てどのように感じたでしょうか。
私が感じたのは違和感でした。
その違和感は
・下の方までスクロールしないと参加企業にたどり着けない
(NEWS欄を除く)
・さまざまな分野で活躍されている社会人登壇者
・イベントのタイムテーブルに企業名が一切なく、テーマで分類している
比較のために大手就活ナビサイトを見てみました。
やはりONE CAREERのサイトに違和感を感じます。
withコロナ時代、君たちはどう生きたいのか
ONE CAREERといえば"ワンランク上のキャリアを目指す就職活動サイト"で有名な就活サイト。大手企業が多く掲載されています。
いわゆる憧れの企業や就活関連のランキングで上位を占める企業が数多く掲載されているONE CAREERが21卒就活のイベントをこんなふうに告知することが私個人的にはおもしろいと思いました。
コロナによってより不確実性が高まっているwithコロナ時代。そんななかで就職活動をしている21卒、22卒。
良くも悪くも選択肢が多い現代は現代人にとって、そしてとりわけ就活生にとっては自分の進路に悩む理由の一つだと私は思います。
でもそんな時代に生きているからこそ、自分と向き合うことが大事になってきていると思います。
ONE CAREERの今回のイベントのタイムテーブル。登壇する企業名の記載はなく、さまざまなテーマでグルーピングされています。
個人的な意見ですが、これはwithコロナ時代の就活生に対する一つのメッセージではないかと私は思いました。
コロナをきっかけに消費も、働き方も、暮らしも、あらゆることが大きく変わりました。
何もせずに安定を求める"安定神話"などはもう存在しないに等しい現代。
学生から社会を創造する側になっていく私たち就活生はどんな道を選ぶべきなのか。
そうではなくて
わたしたちはこの不確実な世界でどうしたいのか、どう生きたいのか。
そんなふうに問いかけられているように感じました。
登壇する企業名が記載されていないのは、企業を前提とした就活ではなく、自分の意志や価値観、やってみたいこと、あるいはどんなふうに生きたいのかをベースとしての企業選びを考えるキッカケのように感じました。
さまざまジャンルの豪華な登壇者は、ゲストそれぞれの方の視点や経験から描く未来や思いから自分を見つめ直すキッカケのように感じました。
かなり主観的な意見だと思うのですが、ONE CAREERのイベントのページを見て、現役就活生が率直に感じた感想でした。
21卒の就活は長期戦。
自分と向き合う時間が増えた私たちはどんな道を選ぶのだろうか。