#045_休職して約三ヶ月、自分が情けなく思い不安です
僕も働くことが苦手だなあ
どうも、おじさんです。ちょうどいいおじさんだと思ってもらえてるならうれしいです。BGMとして聴いてくれてありがとう〜。
そうか、なんだか辛そうだねえ。なかなか生きづらい世の中だよねえ。いやーでも僕も結構働くのは苦手というかだいぶ下手というか。案外言わない(言えない)だけでそういう人結構いるんじゃないかなあ。年をとるにつれ、苦手なものは苦手なんだし、ある程度仕方ないというか。そんな情けない思いは別にしなくていいんじゃないかと思ってきたよ。うまく答えられるかわからないけど書いてみます。
僕は社会経験はほとんどないんだけど、アルバイトや準社員みたいな感じで働いてた頃、周りに比べて仕事はできない方だった。色々とアルバイトしたけれど、思い出すだけでたくさんの失敗があるなあ。
お店でレジ打ちやると大体お金が合わなくなってしまったり、みんなが時間通りにできることが一人だけ間に合わなかったり。運転を頼まれたら車をこすってしまったり、ライト付けっぱなしにして車のバッテリーをあげてしまったことも(ライブ先でも一回やった。。)。ネット回線繋ぐサービスで繋げずに帰ってきてだいぶ迷惑かけてしまったり、カフェのバイトではお客さんにアイスコーヒーをぶちまけてしまったこともあったなあ。ああ、なんか申し訳無さを思い出して、つらくなってきた。笑
僕は焦ることが本当に苦手で。いろんな仕事の中で一番苦手だったのがレジ打ちだったけど、レジのお金のやり取りとポイントカードのやり取りと商品を買い物袋に入れる、みたいなのがいつもとちょっと順番が変わった瞬間に頭真っ白になっちゃったり、どんな仕事もちょっと焦っただけでパニックになってしまって、なにかしら抜けてしまったり。しかも一回パニックになるとそこからドドドッとさらにミスを重ねてしまうことがよくあったなあ。
周りにしてみると小さなことなのかもしれないんだけど、僕にしてみたら大問題だった。「普通のことがだいぶできないぞ」という不安はかなり大きくて。誰にも言えなかったけどレジに入るたびにこわかったんだよなあ。でもどうもうまく解決できる気がしなかった。どうもそこで踏ん張れない、我慢できない、ということもあったかもしれない。そういう自分と向き合えなかった。だからとりあえずやりたいことに時間を使っちゃおうと音楽をやっていた。
思い返すと現実逃避でもあったんだけど。こんな自分では30代からはどうせ辛くなるから、もう20代の積み上げみたいなのは捨てて今だけのことを考えようみたいな感じで、あんまり先のことは考えないようにしていた。コンプレックスは抱えながらもそれはそれで楽しかったかな。
今、音楽を仕事に生きていられていることを本当に幸運だと思うんだけど、今になって思うのは、そうやってその時のことだけを考えられたから集中力も出て、幸運も降りてきてくれたのかもしれないと思うところもある。
先のことは全く見えないし、今、平和に家族で暮らしているこの状況もどうしてそうなったか、実際のところ根拠もよくわからない。頑張ったといえば頑張ったけど、頑張ったことだけでこうして生きていられているのかというと、そうではないんじゃないかなとも思う。
逆に言えば、無責任に生きてみてもなんとかなる可能性はけっこうあるかもしれない、というのが40歳になった今の実感かなあ。うまくいくことも、うまくいかないことも、コントロールできるもんでもないというか。
歳とってみてよくわかるけど、20代は無責任でいることに、周りもそこまで疑問を持たないんだよね。ある程度若さで乗り切れちゃう。笑 40歳になると、20代の失敗なんて、ズボンのチャック空いてたくらいのものよ。失敗込みで色々体験して、得意や苦手、好き嫌いを体に入れておく、みたいな時期だと思って、トライ&エラーな感じでもっと大胆に生きてたらよかったかなあと思うよ。
まあでもなんだかんだ、後悔はしてないかなあ。もっとやれたかもしれないとは思うけど、無理したら壊れちゃってたかもしれないし。。下手くそなりにその時その時で頑張ってた、ということにしている。笑
僕は自分のことをあんまり信じていないけれど、自分のことをダメだっていう自らの判断に対してもあんまり信じないようにしているよ。不安はちょこちょこあるけれど、割と大丈夫だったらいいな、くらいのいい加減な感じで生きようとしている。その時その時をできるだけ心地よく、みたいな感じで。
的確なアドバイスは難しいけれど、逆に今のうちはどうしたって大丈夫とも思う。まだ23歳なら全然取り返せると思うから。職場環境がいい感じなら、この際アルバイトになったこともポジティブに捉えて、空いた時間でトライ&エラーしてみるとかも、いいかもね。とにかく健康第一でね〜。