番外編-13、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。アースナルの停滞・衰退の原因を探る、の巻。
アースナルの停滞・衰退の原因を探る、の巻。
Arsenal missed the chance to go top of the Premier League.
<アースナルが、また(とは言ってない)トップに返り咲くチャンスを逃した>
ウエスト・ハム戦後も、フルハム戦後も、上記のように批判された。
どうした、ガナーズ!❢
なんとも酷い試合をして、当然の如く2連敗になり、トップ4はおろか、スパーズにも抜かれそうになっているアースナル。その負け方も酷かった。
長年グーナーをやってきて分かっているが、アースナルは、他の強豪チーム程の潤沢な資金がない、あるいは、あっても使いたがらない、とも言える。
相撲で例えると小兵の横綱である。
小兵の大横綱だった千代の富士の、<イッキの寄り切り>や、<豪快な上手投げ>勝利と同様に、無敵な時もあった。
しかし現在は、暴力事件で廃業させられた横綱日馬富士みたいに、下位力士(上記の2チームのような)に、よく星を取りこぼすチームになっている。
今日は、1ファンなりに、その原因を探っていこうと思う。
①①①経営陣とアーテッタ以外には、全く理解できない、必要もなかっただろう、<ラヤのローン>という決断をしたこと。
このラヤとラムズデール問題での、アーテッタの頑固さが、チーム内で不協和音を鳴り響びかせ(と思われる)、チームと2人のゴール・キーパーたちの両方をも退化させてしまった。
彼の罪は大きい。
その上、緊張してミスを重ねるラヤを、ラムズデールと交代させてみる時期を逃した。
そもそも、ラヤは何故、ローンなのか理解できない。
ラヤを正キーパーに据えるのだったら、正契約で取っているべきではないか?
もしラムズデールが、他へ行き、ブレントフォードが、ラヤをレアル・マドリード(噂になった)に売ったら、どうするの?アーテッタ。現在のMan Uの例を上げるまでもなく、今時、良いゴール・キーパーを手に入れるのは至難の技である。
アースナルは、マルティネスをアストン・ヴィラに売ってから、レノをフルハムに取ってもらい、ラムズデールという若い選手を育成した。彼は、イングランド正キーパー真近というところまで成長していた。
にも関わらず、アースナルは何をやっているのだ。
また、いつもの戯れ言、分かる人には分かるトム・ジョーンズの唄の歌詞を引用する。
🎤Why? Why? Why Delilah(Arteta)??🎶
( 何故、何故、何故なの、ディライラ/アーテッタ??)なのである。
④サカに依存しすぎで、攻めがワンパターンになっている。
相手にも展開を読まれ、サカへの防御がきつくなる。2、3人をサカにつけてくるので、彼もそこを切り抜けて行くのは難しい。
なので、もっと右のマーティネリへボールを回して、攻撃の幅を広げて、相手に攻撃を読まれないようにする手を打ってほしい、と1ファンは望む。
今のガナーズには意外性がない。
⑤CFW の欠如。
これは、、④に関連している。オシムヘンとかトーニーとかのCFWが1人いれば、<サカ1人を抑えれば、アースナルには勝てる>という作戦を対戦相手が取りにくい。
パス上手の選手は、アースナルには沢山いるので、攻撃のバリエーションも増える。
⑥ジンチェンコへの過信とも思えるアーテッタの依存。
ティアニーをローンに出したのが、ティンバーの怪我の前だったので、チーム構想が変化したのは仕方ないが、彼は何度もゴールに繋がるミスを犯した。キヴィオールではダメなのか?
ジンチェンコは、守れるLSBではなく、前に進む良いMFというのが、1ファンの考えである。
⑧最後に、これはアーテッタにお願い。監督は言い訳してはならない。
もしアーテッタが、Man U監督のETHのように<怪我人続出>を言い訳にしだしたら、グーナーからの、彼への信頼が失われてくる。
何が起こっても、最終的には監督が責任を取るべきだと思う。
負けた理由を、<怪我人が多いから>ということにしたら、もう監督失格である。
ここまで、言いたい放題を書いてきたが、同じように怒っていらっしゃる、グーナーの読者の方々もおられると、1ファンは確信している。
しかしながら、新年早々、怒っていても仕方ない。
皆さん、今季のアースナルは5月に、前季より1つ上の順位でシーズンを終えているでしょうか。
ではまた、日本海側の方々の災難が早く終結することを、心より願っております。
アースナルK(クリエーター名)
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