44、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。前回は、アウェイのウルブズ戦を10人になりながらも、貴重な3ポイントを勝ち取ったガナーズ。ホームでは大勝を願う、の巻。
44、前回は、アウェイのウルブズ戦を10人になりながらも、貴重な3ポイントを勝ち取ったガナーズ。ホームでは大勝を願う、の巻。
前試合は、やっと勝てたが、現在絶好調のウルブズとまた1試合を挟んだだけで、すぐに対戦することになった。
勝つとは思うが、今日はアースナルの誰かがヒーローになり、一方的な試合になることを期待している。
その選手が、1分間に2つのイエローカードを貰うという、前代未聞の厳しい失敗を経験したマーティネリだと私は嬉しい。
反省の反動で、彼がこの試合で大活躍出来ると、アースナルの残り試合にも大きなプラスとなる。
彼自身も、自分が出場停止の試合で、スミス・ロウとサカが素晴らしい出来でチームに貢献したのを、球場の何処かから見ていた筈だ。
同年代でアカデミーから、一緒にシニアチームに上がってきた2人が、あれほど活躍すれば、<自分も負けては居られない>と頑張るだろう。
1ファンはそう願っている。
富安も、怪我で休んでいる間に、セドリックが良い仕事をしているので、RSBの定位置に絶対先発出来るとは限らない。
多分、このウルブズ戦には先発させて貰えると思うが、並みの仕事をしていたら、次の試合ではアーテッタは、彼とセドリックとを秤に掛けるだろう。そうならない様に出られる試合はすべて、全力で頑張ってほしい。応援している。
さて、ウルブズ戦のフォーメーションだが、マーティネリが出てきても、絶好調のスミス・ロウにベンチにを温めさせておく訳にはいかない。
私の考えはこうである。
作戦①: 彼をウーデゴールと共存させるなら、4-1-4-1で、ボランチはパーテーが一人でDFの前を守ってもらう。2列目は左から、マーティネリ、スミス・ロウ、ウーデゴール、サカ。FW、ラコゼ。
作戦②: 4-2-3-1で、思い切ってスミス・ロウをトップに据える。現在の時点で一番、チーム内で得点力のある彼を、Man Cのゴーディオーラ監督が、よくやるように False Nine(フォルス・ナイン、MFをストライカーのように使う)として先発させる。マーティネリと左MFのポジションを争うこともなくなる。
ボールキープの出来るラコゼの替わりなので、守りが甘くなるかもしれない。だから、ホット・ヘッドのジャカをパーテーの横に配置し、ウルブズのカウンター・アタックを防ぐ。
作戦③: マーティネリをトップに、左MFにスミス・ロウにする。
素人の1ファンの思考だが、私が決められるなら、② ③ ① の順番である。ラコゼは大好きだが、ウルブズ相手に、たくさんのゴール・チャンスは得られないと思うので、少ないチャンスを無駄なくキッチリと決めていきたい。彼のゴール枯渇期間は長すぎる。いつかゴールするのは間違いないが、それがこの試合かどうかの確信が持てない。
これからシーズン終了までの試合は、全て重要な試合なのでアーテッタがギャンブルするとは考えられない。多分、ジャカ入りの4-2-3-1で、マーティネリかスミス・ロウがベンチに座ることになるだろう、というのが現実的なフォーメーションだと私も思うが....。私は作戦②を見てみたい。
【23日】野外合同練習風景の中に富安が見えない。ふくらはぎの怪我の再発が心配。
さて、今日の試合はどうなることやら
試合開始。
4-2-3-1 フォーメーション。
やはり、アーテッタは、ギャンブルをしなかった。というよりも、したくても出来なかったということだろう。
何故なら、スミス・ロウ(病気)も富安(セットバック[怪我の治療の後退])と共にベンチ入りもなし。心配である。なので、ラコゼのトップに、ボランチはいつもの2人である。ラコゼのゴール枯渇期間が今日、終了することを祈っている。
開始早々に、ペナルティ・アピールが無視された。
ラムズデールは疲労してきたのか、オフサイドで無ければゴールだった。
【10分】嗚呼!❢ 1:0 ウルブズ。
バックパスは、気を抜いてやってはいけない、ガブリエル。。
試合開始すぐのゴールの後は、追加点が入らないことも多い。それに期待しよう。
どちらのホームゲームか分からない。落ち着け、ガナーズ。トップ4のことは忘れて、この試合に集中するように。
相手のゴール・スコアラーがミスしてくれて助かったが、15分で、2:0 のビハインドになるところだった。
アースナルの勢いが出てきたが、ショットは外れるか、ブロックされている。ウルブズが今の順位にいるのがよく分かる。崩すのが難しい。
ラコゼのショットは、いつゴールネットをゆらすのか?? だんだん、その時は近づいてきているとは思うのだが...。
まだ30分にもならないのに、ウルブズは、すでに時間潰しを始めてきた。
アーテッタは、4-4-2 フォーメーションで、ラコゼとマーティネリの2トップに変えても良いのではないか。
何とか、ハーフタイム前に同点にしておきたい。
サカがイエローカードを貰う。またアースナル恒例の、あの色に変わらないように気をつけて。(笑)
ハーフタイム。
早いパス回しをして、ウルブズの守備を何とか崩して欲しいものだ。
相手ゴール・キーパーが<マン・オブ・ザ・マッチ>に成るのだけは避けたい。
Man Uやチェルシーのファンを喜ばせたくない。
後半戦。
最近よくある、攻めるが決め手の無いアースナル。フラストレーションが溜まる試合展開だ。
ガナーズは、球場に行っているファンの応援を背に何とか、誰かが同点弾を決めてくれないものか、と願っている。
しかし、相手ゴールキーパーがよく守っている。
如何に富安が、アースナルにとって重要な選手に成っているかがよく分かる。彼が出られなくなってから、チームの得点力が落ちたのは明白だ。
マーティネリがぺぺと交代。いつものクネクネドリブルで、何とかゴールキッカケを作ってくれると嬉しい。
エンケティアが出てきた。誰か彼にフィニッシュ出来るパスを送ってくれないかと思う。
【82分】ゴル、ゴル、ゴル、ゴル、ゴ~~~ル。1:1。ぺぺ。サブの選手達2人のコンビがやってくれた。
Go! Go! Go! Arsenal!❢
2点目を狙え。ラコゼさん、1ファンの私は待っている。
至福の時が来た。
【95分】2:1。アースナル。ラコゼ。やっと、やっと、やっと、彼が決めてくれた。
ぺぺは、アフリカン・カップで活躍して戻って来てから、別人のように良く働いてくれる。自信が戻ってきたのだろう。
ゴールは、オウン・ゴールだったが、Who cares.(構うものか)勝ちは勝ち。大きな3ポイント。シーズン終了後の順位に関わるポイントを得た。
悪いね、Man U。ゴメンね。(はっはっは)
ではまた。
追伸: 皆さん、既にご存知かもしれませんが、今日、アースナルのユースに取って欲しいと、ヴェンガー監督にメイルした事もある(番外編参照)あの中井卓大選手が、リアル・マドリッドとプロ契約しました。外人枠があるせいで、トップ・チーム入りが難しかったら、そのうちアースナルに来てもいいよ、と伝えたい。モドリッチのような、と言うより、彼を上回る選手に育ってくれると嬉しい。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。