75、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。ラッキー・アースナルの幸運は続き、実力もそれに伴って来るのか、の巻。
75、ラッキー・アースナルの幸運は続き、実力もそれに伴って来るのか、の巻。
リバプールに敗戦で、心が膿んだ獅子のMan C戦が延期になったので、ガナーズは彼らのプライドを掛けた次戦の相手にならずに済んだ。
厳しかったリーズ・アウェイ戦の後、ヨーロッパ・リーグの試合で、チームを調える時間が出来たのはラッキーだった。
いつものように、木曜と日曜日に試合があるパターンだが、日曜日のサウサンプトン・アウェイ戦に勝ち、首位を守っていきたい。
10月は、試合日程が詰まっているが、何とかW杯までは首位の座をキープ出来れば、1ファンは幸せである。
シーズン後半は、1月の移籍事情やW杯後の選手の体調とかで、何が起こるか分からない。
兎に角、何事が起ころうとも<万事塞翁が馬>で、来季のチャンピオンズ・リーグ参戦を決める位置にアースナルが鎮座していれば問題はない。それが一番上であれば、もっと嬉しい。
【10月20日】ヨーロッパ・リーグ。
富安はRSBで先発。
アーテッタ監督の富安への依存は大きい。
リバプール戦では、サラを抑えるため、LSBに配置し、彼は役目を十分以上に果たした。今日のPSV戦では、Man U移籍の噂もあり、得点能力の高いFWガクポに対応させた。この日は攻撃でも、オーバーラップして、ジャカのゴールに繋がるクロスを上げた。
ガナーズは、PSV選手達の、特にゴールキーパーの堅守を、なかなか崩すことが出来なかったが、ジャカの右足でのゴール1点を守りきり、グループ・マッチを突破した。
富安のアースナルへの貢献度は非常に高い。昨季、彼が怪我でシーズン後半に離脱した時とチームが下り坂を転げ落ち始めた時期は一致する。
今季は、長い怪我の期間がないようにと、1ファンは切に願っている。<スーパー富安>の応援歌まで作ったグーナー全員の希望でもある。
試合開始。
4-2-3-1 フォーメーション。
現在の最強メンバーで最適な布陣。
富安LSBで先発。
【4分】サカのスーパー・クロスに他のガナーズの誰もコネクト出来ない。
【7分】ジャカのシュートは相手キーパーに阻まれる。
ガナーズの一方的な攻撃。<ゴールへのムード>が選手に蔓延している。先取点は時間の問題だろう。
【9分】ジャカの送ったスクエア・パスをウーデゴールが外す。ビッグ・クラブとの対戦の際に、こういうミスを少なくすることが今後の課題である。
【11分】ゴール。1:0 アースナル。
最近、ゾーンに入っているジャカのゴール。ホワイトのクロスを得意のハーフボレーで決める。
【25分】ジェズスがサイドネットを揺らす。
【29分】サカが、ダイビングをしたと捉えられてイエローカードを貰う。グーナーとしてはペナルティになるべきだったと思う。
【30分】サザンプトンが持ち直してきた。ガナーズは気を引き締めてプレイしないと、ホームチームの逆襲を喰うことになる。
【44分】ウーデゴールがパーフェクト・パスをジェズスに出すが、キーパーがスーパー・セーブする。
ハーフタイム。
もっと点が入っていてもよい展開の前半戦だったが、1:0 に満足しておこう。
ジャカは今、神憑り的に好調で、彼の足は<マイダスの手>の様になっている。彼の足はゴールを生み出す。
一つだけ、1ファンが心配しているのは、ジャカが余りにも前方に走り込み過ぎていることである。
パーテーがMFで守備を締めている時は良いが、彼が怪我でロコンガが出てきた場合は、もう少し守備に気を配ってくれるように願う。
後半戦。
開始早々のゴールを決めて、勝利を確実にして欲しい。
ちょっと最近、ラコゼ化(守るがシュートを外すFW)してきたジェズスにゴールを期待する。
【55分】試合は凪状態で、何も起こらない。
【57分】昨季は1:0だと、グーナーは心配であったが、今年は相手のコーナーキックやロングスローにも、今のところは上手く対応して守っている。
【60分】ジェズスのシュートは、ブロックされ、その後のコーナーキックでも何も起こらない。
嫌な予感がする。
【65分】1:1。ゴール。サザンプトン。
アームストロング。
チャンスを逃し続けていると、こういうことになる。
富安は疲れてきたのではないか??
そろそろ、ティアニーの出番ではなかろうか、と1ファンは思う。
【69分】試合展開が180度転回した。防戦一方のガナーズ。どうした??アースナル。
【72分】エンケティアとティアニーが、マーティネリとホワイトに替わる。何故、富安ではないのかと、1ファンは驚く。
【73分】1ファンのお気に入り、セオ・ウォルコットが出てきた。落ち目になったとはいえ、1ファンは彼が引退するまでは応援する(14の巻参照)。だが、今日は活躍しないように。
【79分】ウーデゴールのシュートはネットを揺らすが、その前にティアニーがカットバックの時にボールは外に出ていたので、ノー・ゴール。惜しい。
【83分】ヴィエラ登場。ウーデゴール退場。
後10分ほどで、アースナルは追加点を上げられるか、期待しよう。エキストラ・タイムの一点がサザンプトンへ行くのは絶対に阻止しなければならない。
どんどん引き分けに近づいていく。
【90分】どちらのチームも、落ち着きがなくトロいプレーで、お互い相手にボールを与えあう。変に緊張感がある。
【95分】最期のサイドスローがアースナルヘ。何も起こらない。
試合終了。
せっかく、ライバル達が先に星を落としてくれた後なのに、それに付け入ることができなかった。
何事も、そうそうアースナルの方に都合良くは運ばないということか、と諦める。幸運だけでリーグを制覇することはできない。
チャンスを無駄にしないことと、アースナルが如何に恐怖心を相手に与えられるようになるかが、これからの課題になってくると思う。
相手チームがプレッシャーでパニックになり、ミスを犯してくれるほどのガナーズなってくれると嬉しいが、それを期待するのは今のところ、グーナーの酷な注文というものである。
今、ガナーズは皆、過密なスケジュールで疲弊している。
それにしても、アーテッタ監督はサカをいつ休ませるのか。
メッシやロナウドも全盛期には、怪我以外で先発を外れることはなく、リズムを崩さないように自分の体調を維持していたが、サカも休まず出続けるのが良いのだろうか。
残りの10月の試合に何とか勝ち続け、11月のワールドカップ前まで乗り切り、首位座を維持していて欲しいと願う1ファンである。
ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
アースナルKの他のnoteもあります。