56、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。トッテナム戦勝利で、トップ4を決定出来るか、の巻。
56、トッテナム戦勝利で、トップ4を決定出来るか、の巻。
6 pointer Game(普通は3ポイントだが、両チームの状況で、勝つと6ポイントの価値がある試合)に勝利して4位の座を獲得出来るだろうか。
ケインとソンのコンビを、どのように抑え込めるかが重要な問題である。ゴルフのハンデのように、アースナルは、<1点ビハインドから試合が始まり、最低でも2点以上を入れないとダメ>という覚悟で試合をしないと、勝利は難しいかもしれない。引き分け狙いもガナーズには向いていない作戦なのでいけないと思う。
相手は絶対に勝たないとならない。攻撃しないといけない状況なので、ミスも出るだろう。その上、トッテナムは守備が良いと評判のあるチームではない。付け入る隙は必ず何度かは来るに違いない。
【10日】今日、Man Cが、ドルトムントのハーランドを、たった(プレミア・リーグの基準で)£51mで獲得したニュースを見た。Buy-out-clause(バイアウトクローズ、売りたくなくても、他チームがその金額を出せば、売らなくてはならない条項)を発動したようだ。
他チームのことを羨望しても仕方ないのであるが、彼がその価値だったら、オシムヘンは、これまでの経歴からだけで決めるなら、£40mくらいが適切な値段ではないか??
バイアウトクローズは、オシムヘン契約に付いていないのだろうか。
Man C のハーランド獲得から、ドミノが倒れて、ジェズスやステアリングとアースナルが交渉出来るようになると、ナポリもこれまでみたいに足元を見て、強気の値段は付けられないだろう。期待しておこう。
ところで、皆さんは、先のリーズ戦で、新しいアースナルの応援歌をお聞きになっただろうか。
リバプールの<You will never walk alone>以上に感動的な歌(ラップ)なので、グーナーは是非、YouTube でお聞きになってください。
応援に使われる部分を下記します。
歌名:The Angel z
唄い手: Louis Dunford
North London Forever
Whatever The Weather
These Streets Are Our Own
And My Heart Will Leave You Never
My Blood Will Forever
Run Through The Stone
最後の2行が、応援歌では
The Arsenal forever
Will be our homeに変わります。
韻を踏んだ素晴らしい歌で、トッテナム・ファンも使いたいと嫉妬するだろうが、唄い手がグーナーなので絶対使用できない?、と思う。
1ファンとしては、この歌は北ロンドンの人々の心なので、トッテナム・ファンが他のチームと対戦する際には、使用してもいいかなと思ったりもするが、コアなグーナーは許さないだろう。
歌のことはさておき、まずは、トッテナム戦に勝利して、チャンピオンズ・リーグ参戦を確実にするのが先決である。
試合開始。
4-2-3-1 フォーメーション。
リーズ戦と同じイレブン。絶好調のソンが左ウィングに居るにも関わらず、富安はLSBで先発。セドリックがカウンター・アタックで抜かれそうで、1ファンは心配だ。
ガナーズは守りに入らず、良いスタートである。
【4分】ウーデゴールが、ロング・シュートでロリスを試す。
ガナーズのプレスは、今のところは働いている。その間に何とか先取点を入れて欲しいものだ。疲れてくるとプレスが甘くなり、ソンとケインにチャンスを与えてしまう。
【17分】サカへのファールでデービスがイエローカード。監督コンテも抗議でカードを貰う。
【21分】1:0トッテナム。ペナルティ。嗚呼!❢。
セドリックのソンに引っ掛けられたような形で、ペナルティがスパーズに。ケインは絶対に失敗しない。
【26分】ホールディングにイエローカード。
なんとか、前半戦で同点に追いつく事を望む。
富安が素晴らしいブロックをする。
前置きで書いたように、1点のハンデから始まったと思い、気を取り直して誰かの同点弾に期待しよう。
【33分】ホールディングが2枚目のイエローでレッドカード。今年のアースナルほどレッドカードを貰っているチームはあるのか???
【37分】2:0。ケインの2点目。
コーナー・キックから。
10人で挽回は、ほとんど不可能な点差になってしまった。嗚呼!❢² 最早、得失点差は問題でなくなったので、攻撃して行こう。
このままハーフタイムまで持ち堪えて、ガナーズ。
【44分】エンケティアのシュートでコーナー・キックを得るが実を結ばない。
ハーフタイム。
与えてしまった2点は忘れて、後半戦開始早々のゴールを決める事を期待する。そして、スパーズを神経質にさせ、ミスを誘発させよう。10人で2点入れ同点に追いついた試合を見たことがある。3点差になるまで1ファンは諦めない。
後半戦。
【47分】3:0。ソンのゴール。
10人でケインとソンは抑えられない。
1ファンの思いとは全く反対のガッカリする展開になった。
ペナルティが全てを変えてしまった。
<ボトル中はまだ半分もある>と、大体の事にはポジティブに考えたい1ファンだが、今日はすでに<ボトルの中にはもう半分しか無い>と諦めの境地に達した 。3:3の同点になったら、それはミラクルである。
もしそうなったら、不可知論者である1ファンですら、神憑りかもと考えるだろう。
【62分】ラムズデールがケインのシュートを好セーブし、点差をそのままに抑えている。
【63分】スミス・ロウがマーティネリに替わり登場。攻撃する以外はガナーズに道は無い。
【72分】エンケティアに替わりラコゼ。次戦の為に休ませるのだろう。
【75分】ガブリエルまでハムストリングをやってしまった。なんということ。タヴァレスと交代。
ガナーズは開き直ってシュートを放つが、ゴールにはならない。
ホールディングのレッドカードは、アースナルの守備に大きな問題になった。
もし、ホワイトのハムストリングが治っていなかったら、次のニューカッスル戦では、<スイス・アーミー・ナイフ>の富安は、CDFを守るのであろうか。
試合終了。
今日のロンドン・ダービー戦は悪夢だった。
1ファンは、敗戦を怒っている訳ではない。2人のCDFが次戦に出られないことを嘆いている。もしホワイトもダメだったら、3人のDF が先発出来ないという恐ろしい展開になる。<手負いの獅子>状況である。
Big! Big! Huge Problem for Arsenal!!
(大きな、大きな、途方もなく大きな問題だ)
今日は残念だが、St Totteringham's Day(セイント・トッテリンガム・デイ、アースナルがトッテナムより上の順位が決まった日)にはならなかった。あと2試合は連勝しよう、ガナーズ。
ではまた。
アースナルK
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1〜アルバムに追加中。
追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1〜をお読みいただけます。