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92、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。 エバートンに雪辱の勝利で3連勝。ボーンマスも手玉に取ってやろうガナーズ、の巻。

92、エバートンに雪辱の勝利で3連勝。ボーンマスも手玉に取ってやろうガナーズ、の巻。

【3月3日】エンケティアが足首の故障で、ボーンマス戦を欠場するらしい。なので、FWの3人は、エバートン戦と同じく、マーティネリ、トルサード、サカで決まりだろう。
お手玉のように、この3人がゴール前で乱舞する所へ、MFがキラー・パスを送り相手DFをかき乱していこう。そうしていれば自ずと得点は入ってくる。

アーテッタによると、<ジェズスは、ジムから外へ出て芝の上で練習している>との事なので、あと1週間かそこらで試合に出られるかもしれない。無理はして欲しくない。なので、ジェズスの、はやる気持ちを抑えて、しっかりと体調を整えさせる様にするMan Management(マン・マネージメント、選手管理)をするのは監督の重要な仕事である。
アーテッタは、そこのところが抜群に優れている。特に若い選手を育てるのが非常に上手い。
プレミア・リーグのチームを渡り歩きながら、数々の若手選手を育ててきた、ハリー・レッドナップ監督を、1ファンに彷彿させる。
因みに彼は、トッテナムの監督をしていた時、<コイツがLSBだといつも負ける>とファンに言われていた、ガレス・ベイルをウィンガーに抜擢し開花させた人である。その後のベイルがどうなったかは、ここで書くこともないだろう。

サザンプトンでは、当時16歳だった、1ファンお気に入りセオ・ウォルコットを、最初に抜擢したのもレッドナップ監督である。この時そこには、同じく16歳のベイルも居た。
ウォルコットは、その後アースナルに移籍し、プレミア・リーグの出場もないまま、17歳でW杯にまで行ってしまった。

しかしながら、マイケル・オーウェンがACL(前十字靭帯断裂)という大怪我で退場しても、<交替で出ることも出来ない程、その時の彼のレベルは低かった>、というのは有名な話である。ウォルコット自身も、自分はファンのようだったと、後で認めている。
兎も角、レッドナップ監督は、枚挙の意図間もないほどの若い選手達を一流選手に育て上げた素晴らしい監督であった。
その彼にアーテッタは、監督として似ていると1ファンは思う。

富安は、先の試合からの間隔が短いので、ホワイトに替わり先発出来るかもしれない。もしそうなったら、自身の能力を再アピールするチャンスである。頑張って先発の座を取り戻して欲しい、と1ファンは同胞として願っている。

【3月4日】試合開始。
4-3-3 フォーメーション。

考えていた通り、富安が先発。鉄人ジャカも、今日は休養日を与えられてヴィエラが出場する。

【1分】ゴール。1:0。ボーンマス。
悪夢のような最悪の試合の始まり。
<🎼カステラ一番、電話は2番、3時のおやつは文明堂🎶>と、3時の昼寝をしていてはいけない。
目を覚ましてしっかりと集中していこう、ガナーズ。自ら試合を難しくしたので、最初からゴルフで1打のハンデを相手にあげてからのような戦いになってしまった。

【5分】ウーデゴールとサカのシュートは、キーパーのセーブとゴール枠で防がれる。

【〜15分】サカのシュートもキーパーに止められ、もうこの時間帯から、相手の時間潰しが始まる。相手は守るばかりなので、カウンター・アタックも出来ない。

【19分】焦って攻めまくるので、カウンター・アタックで2点目を入れられるところだった。ラムズデールが救う。
早く同点弾を望む。

【22分】トルサードが怪我で、スミス・ロウと交替。英語文法の比較級でいうと、Bad→Worseになってしまった。
→Worstになる前に、スミス・ロウが活躍しアースナルが2点以上取って、<万事塞翁が馬>になることを期待しよう。焦りだけは禁物である。

【〜30分】攻めるガナーズ。コーナー・キックも無駄になり、フラストレーションが溜まる。何とかハーフタイムまでに同点にしておきたい。

【33分】ハンドボールでペナルティかと思ったが、VARチェックでNo Penalty. 

【〜40分】チャンスは盛大にあるが、誰も決められない。

【44分】危ないカウンター・アタックをされる。

ハーフタイム。

アーテッタが、選手に対して発破を掛けて指示を与えているのが、目に見える。
エバートンに敗戦したような展開は避けたい。
ボーンマスは、最初のキックからゴールすることに賭けて、練習していたのではないか??素晴らしい攻めだった。

ガナーズには、試合再開早々の同点弾を期待する。

後半戦。

富安がホワイトと替えられる。前半戦で、サカとの連携が上手くいってなかったので仕方ない。

【〜50分】同じことを書く。攻めるアースナル。決められない。時間潰しで守るボーンマス。

【57分】ゴール。2:0。ボーンマス。
嗚呼!❢ 何ということ、誰が守っているのか!❢ と言うよりも、コーナー・キックからの素晴らしいゴールを決められた、というのが正しいかもしれない。

【60分】サカが倒され、ペナルティ・アピール。No Penalty. 

【62分】ゴール。アースナル。2:1。
サカのコーナー・キックから、スミス・ロウ経由でパーテーがゴールを決めた。
次の同点弾は誰が入れられるのか??

【69分】スミス・ロウが、アシストを決めたと思ったら、また怪我でネルソンと交替。とても残念だ。(追伸: 試合後の、アーテッタのインタビューによると、怪我ではなく、トルサードの怪我で早く出しすぎたので、試合終了まで彼の身体がもたないと判断しての交替だったらしい)

【69分】ゴール。2:2。ベン・ホワイトがアースナルでの初ゴールを決めた。
アーテッタのハーフタイムで、富安をホワイトと交替させたのは、作戦的に正しかったようだ。
次は誰がヒーローになるのか??勝利の決勝弾は誰が決められるか??

【73分】サカのシュートがゴール枠をヒットする。跳ね返りをまた彼が打ち、相手選手の腕に当たるが、VARに退けられる。時間はまだある。

【79分】何故か、ホーム・ゲームなのにペナルティが貰えない。

【84分】ヴィエラとジャカが替わる。ジャカのロング・シュートに期待する。
Man U戦のように、エキストラ・タイムのゴールで、グーナーに至福の時を与えてほしい。
攻めるガナーズ。

【90+α】6分間でドラマは起こるのか??

【97分】ゴ~~~~ル!❢ オー・マイ・ゴッド!❢!❢!❢ 3:2。アースナル。ネルソンの弾丸シュート。
何と書けば良いか分からない。言葉が見つからない。何ということ。今季のガナーズは、ほとんど神憑り。
最後の最後の時間の最後のコーナー・キックで、ネルソンが決勝弾。
ウーデゴールのコーナー・キックはクリアーされたが、ネルソンのもとへ転び、彼がスーパー・ゴールを決めた。
今日の至福の時の3回目。1ファンは、アースナルのファンであることを誇りに思う。

試合終了。

3時のお昼寝で、2ポイントを失ってしまうのかと思った時もあったが、最後の最後の瞬間でネルソンが覆してくれた。ありがとう。
試合は本当に<万事、塞翁が馬>状況で終わった。スミス・ロウの交替がなければ、ネルソンは出てこなかっただろう。
ドラマのある最高の勝ち方だったが、グーナーの心臓には悪い勝利だった。次戦は、もう少し余裕のある、安心して見ていられる試合をして欲しいと願う1ファンがここに居る。
今日は、上質なホラー映画を観終えたような気がする試合だった。

ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
アースナルKの他のnoteもあります。

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