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50、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。クリスタル・パレス戦の惨敗を繰り返さないで、アースナル!!、の巻。

50、クリスタル・パレス戦の惨敗を繰り返さないで、アースナル!!、の巻。
 
先日のパレス戦のファースト・ハーフは、選手のパフォーマンスが酷かった。
1ファンはガナーズに、100%出し切る試合を何時もしてくれと求めている訳ではない。全盛期のメッシやロナウドですら、ハット・トリックを決めた後、次の試合では無名の人になることもあった。
人は誰しも浮き沈みが有る。だからこそ、沈んでいる時には、如何にしてそこから這い上がっていくか、その過程が重要だ。
選手達が、<惨敗>というネガティブをポジティブに変えるためには、意識の転換と繰り返し(トレーニングの)しか無いのではないかと思う。
高度なレベルのプロフェッショナルの選手たちにとっては、<忘却>という能力が高くないと、チョットしたミスでも批判される厳しいサッカー社会では生き残れないだろう。

なぜか、学校の<倫理社会>の授業(今でもあるなら)みたいなことを書いてしまった。失礼。
とにかく、ガナーズも反省はしたと思うので、パレス戦は、過ぎ去った過去として忘れよう。
ホームのブライトン戦で自分達の持っている能力を発揮できれば、この試合は勝利出来ると信じている。

【7日】先日の試合で途中交代したパーテーが、右の太もも筋肉の怪我を再発した、とスキャンで判明した。筋肉なので、富安のように回復まで長く掛かるかもしれない。
<LSB ティアニーが膝の手術で今シーズンには戻って来られない>、というニュースがあったばかりなので、心配である。
富安もあと1~2週間くらい掛かるということなので、アースナルのディフェンス軍は厳しい状況で、先発イレブンをどのように構成していくか、シーズン終了までにアーテッタの監督としての技量が試される。

LSBに関しては、タヴァレスが自信喪失しているように見えるので、好調セドリックを回しても良いが、富安がいないので、右はどうするのかと疑問がある。ホワイトが右に行くのだろうか。
LSBにジャカを使うかもしれないが、そうなると、パーテーの居ない守備的MFのポジションには誰が入るのか??
アーテッタは、若手のパティーノを信頼して出場させることができるだろうか。この大切な時期に大きなギャンブルだが、賭け事は当たるとそれなりの利益がある。外れると彼に自信喪失させるかもしれないが、1ファンとしては、このギャンブルには異存はない。先発出場の機会は、何回も廻ってくるわけではない。チャンスに恵まれれば、彼には、それをシッカリ掴み取る能力があると信じている。
その上、ブライトン・チームには、ザハやガラガーのような、危ないFWが居ない。
アーテッタは、パーテー無しの今後の試合を見据えて、今日の試合はパティーノを試すのにベストではないだろうか。監督の采配の見せ所である。期待したい。

試合開始。
4-3-3 フォーメーション。


やはり、LSBには、自信喪失気味のタヴァレスではなく、ジャカが入っている。
MF センターには、ロコンガ、左右にスミス・ロウとウーデゴール。
FW には、真ん中にラコゼを配し、マーティネリとサカがサポートする攻撃的布陣だ。
パティーノには、まだまだ先発は荷が重すぎるとアーテッタは考えたようだ。
ぺぺが病を克服してベンチに座っているのも頼もしい。

今日の1ファンの当てにならない予想では、マーティネリがゴールとアシストをする予定。

前半戦。

両チームとも様子見で試合は始まる。

最初のコーナーキックは、ウーデゴールから良い位置にボールが飛んできたが、誰もタッチできず、キーパーにパンチで防がれる。
ガナーズは、まだ自分達のリズムを作れない。ファンを湧かせるプレーがない。緊張感だけがある。何とか、勢いをつけるために、早い段階で先制点が欲しい。

試合のテンポがノロい。クリスタル・パレス戦惨敗の影が、エミレーツ・スタジアムを覆っているようだ。慎重過ぎるのではないか。ガナーズは、ミスを怖がって怖気づいているように見える。

【20分】何も起こらない。既にフラストレーションが溜まってきた。

やっと、大きなチャンスがきた。フリーキックからガブリエルのヘディング。サイドネット直撃。決めて欲しかった。

【28分】1:0 ブライトン。嗚呼!❢

ジャカは今日LSBを守っているのを忘れている。1本のロングボールから簡単なゴールを決められてしまった。

気分を高揚させるため、何としても、ハーフタイム迄に同点弾が必要だ。

クリスタル・パレスが、ガナーズに植え付けたプレッシャーが、こんなにも大きなものだったのか、と改めて思うが、下位チーム相手に連敗は許されない。

【45分+2】1:1。
マーティネリ、やってくれました。

VAR。オフサイド・チェック。
嗚呼!❢²ノー・ゴール。0:1 のまま。1ファンのガッカリ感も2乗になった。


ハーフタイム。

攻撃を焦らない為に、後半早々に同点弾を望む。
アーテッタが、叱咤激励以上の怒りを選手達に示してくれるだろう、と期待する。
サカが、セドリックとのコンビでは、富安との時の様に生き生きしていないし、チーム全体も機能していない。

後半戦。

開始早々にロコンガが得たフリーキックをいかせるか??ガナーズ。
折角の良い所でのフリーキックを無駄にした。嫌な予感がする。

プレーは少し良くなってきたが、幾つかのコーナー・キックでは何も起こらない。ブライトンが時間稼ぎに入るまでにゴールが欲しい。

【62分】スミス・ロウに替えてエンケティア投入。

リズムが全然無い。良いプレーが続かない。どんどん時間が過ぎて行く。誰がヒーローになるのか??

【67分】2:0 ブライトン。嗚呼!❢² 
敵ながら、素晴らしいゴール。


どんなに1ファンが怒っているか、描く(書く)言葉が見つからない。
ネガティブ感が半端ない。<ボトルは半分もある>と思いたいが、<半分しか無い>としか、この試合では思えない。

【74分】マーティネリに替わりぺぺ。なんとか引き分けに持ち込んでほしいと願う。

2点も負けているのに、オフ・ザ・ボールの動きが鈍く遅い。1ファンは、今は怒ると言うよりも諦めるという気持ちになっている。また、いつものアースナル、と他チームに言われる。辛い。

時間は刻々と時を刻んでいく。
チャンスもゴールにはならない。

【88分】1:2。ウーデゴールのゴール。

自分のフリーキックがゴール・バーに嫌われた後の素晴らしいロング・シュート・ゴール。

6分のエキストラ・タイム。
Come on! Arsenal! もう1点。


エンケティアのヘッダーは、相手キーパーが、スーパー・セーブ。惜しい。敗戦する時は、このようなものだ、相手ゴールキーパーが活躍する。
アースナルは, 何故、この最後の10分間に出来たことを、試合開始からできないのか?と選手達に言いたい。
自分達の調子が悪い時には、相手にも点を入れさせないようにするのが、勝利する為の鉄則である。

試合終了。

何とも書きようがない。<失望>としか書けない。今日は快晴の春日和だが、どんより寒い冬のように感じる。試合も寒かった。

何度も書いているが、ナポリのオシムヘンを1ファンは欲しい。ジルーに似たタイプで、もっと動けるストライカーなので、今のアースナルには最適だと思うのだが、ナポリで活躍中で、ドンドン彼の値が上がり続けている。

ではまた。
今日は10分間だけ楽しませて貰った、とだけ書いておく。

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1〜アルバムに追加中。

追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1〜をお読みいただけます。

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