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89、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。 心の折れた敗戦後、立ち直れるか!❢ 正念場のガナーズ、の巻。

89、心の折れた敗戦後、立ち直れるか!❢ 正念場のガナーズ、の巻。

Man C戦の敗戦から、現在のアースナル・チームが学ぶことは多かった。
あの試合では、選手達の<超過剰なやる気>が、今季のチーム内で発生していた良いところを帳消ししてしまったようだ。
ホーム・ゲームでの決戦だったので、ガナーズの気持ちは理解できるが、選手の身体に影響が出た。

<興奮や恐怖が産み出すアドレナリン作用>と<超過剰なやる気>には見えないライン(線)がある。
前者は、選手に実力を発揮させる、或いはそれ以上のプレイをさせる。
後者は、<過剰なやる気>が選手を考え過ぎにさせて、うっかりミスをさせてしまう。
富安については、(We) win some, lose some together(失うものもあれば、得るものもある。皆でシェアーする)と伝えたい。
<負けて覚える相撲かな>である。

大関は、横綱を倒すことが出来なければ、真の横綱になることはない。
その時はいつになるのか? それが次のアウェイでのMan C戦になるように願っている。Man Cが、罰を受けて処罰させられたお陰で、プレミア・リーグ・チャンピオンになれた、では嫌だ。

以上は、いつもの1ファンの言いたい放題の戯れ言である。このコラムで戯れ言を書くことによって、1ファンは、自分の心の均整を保っている。だから、自分でも訳の分からないこともたまに書く。これからも、それは変わらないと思う。その辺は、流し読みしてください。

試合開始。
4-3-3 フォーメーション。

予想されたが、富安に替わりホワイトが先発。疲れ気味のマーティネリのところへ、トルサード。パーテーは、未だに治療中で、ジョージーニョがMFに。
ウーデゴールが、元の彼に戻っていることを願っている。
アースナルには、前半戦で早めに先制点が望まれる。

【5分】ゴール。1:0。アストン・ヴィラ。
望んだのと真逆の展開になった。
<過剰なやる気>が、またアースナルを苦境に追い込んだ。

【10分】ミンのスーパー・ゴールライン・クリアランス。もう少しで同点だった。惜しい。
攻め続けるも焦りがプレイを雑にしている。

【15分】ゴール。1:1。
ホワイトのクロスがDFから跳ね返り、そのボールをサカがスーパー・ストライク。
早めの同点弾を見られて1ファンは安心した。
しかし、最近特に、サカ依存が大き過ぎるので、アーテッタは何とか策を考えてほしい。ホワイトのオーバーラップからのクロスは、残念ながら今の富安より良い。怪我前の先発がマストだった彼にいつ戻れるのか?

【~25分】試合ペースが落ち着いて来た。左サイドのジンチェンコとトロサードのコンビが機能しているので、サカに2、3人の選手をつけては守れない。なのでヴィラは、<彼を抑えればアースナルに勝てる>戦法を取れない。

【31分】ゴール。嗚呼!❢ 2:1。ヴィラ。
コーナーキックを、 W杯後、ノリノリのマルティネスがキャッチ。そこから始まったパスでカウンター・アタックを決められた。
また早く反応してもらいたい。
ウーデゴールのキラーパスはいつ出るのか??

【~45分】横パスが多くなった。悪い兆候だ。

【45+分】フラストレーションからの揉み合いで、サカがイエローカードをもらう。

ハーフタイム。

スパーズだった、昔からの天敵コウチーニョにやられてしまった。
その上、サカへのイエローカードにも彼は関与していた。
サカのフラストレーションがレッドカードに繋がらないように願う。

後半戦。

サイドやバック・パスで、危険な状態を作り出さないように気をつけて、早々の同点弾を期待する。

【48分】折角サカがフリーになり、ウーデゴールのパスをシュートするが、ホームランになった。
蹴られ続けて、本来の左足でなくなっているのではないかと心配。
ウーデゴールが自分でシュートするべき所で、パスをしている。まだまだこの辺が、デ・ブライネに負けているので改善の余地が多くある。

【56分】エンケティアが、アースナルの良い動きからの、クロスに反応したが、彼のヘディングはクロス・バーに跳ねられる。

【58分】サカの足は今ちょっとおかしい。サカ依存は止めてマーティネリに替えれば、と書いていたら、ジンチェンコがゴール。2:2。

【63分】やっと出たウーデゴールのキラーパスを、エンケティアがミスしてしまった。大きな大きなチャンスだった。決めてほしかった。ストライカーが一人しかいない現在のアースナルは辛い。

【68分】マーティネリ登場。彼が快速で相手SBをかき回して、決勝点をあげられるか、ガナーズ。

【71分】コーナーキック。何も起こらず。
マルティネス、お願いだから時間潰しは止めて。

【77分】エンケティアが相手から貰ったボールをウーデゴールにパスしたが、彼は、そのボールをキラー・ミス・キックで大きく外す。責任問題のミス・キックだと思う。

【80分】あと10分で決勝点をいれられるか?? シーズンで一番重要な10分間である。

【82分】ラムズデールがアースナルを救う。

【84分】コーナーキック。何も起こらず。

【88分】マルティネスは今、ヴィラのキーパーである。時間潰しは仕方ない。

【90+分】ラムズデールの指が、またもやアースナルを救う。

【90+分】ゴ~~~ル!❢ 3:2。アースナル。
ジョージーニョがすっかり赤に染まった。彼のロングシュートはゴール・ポストに当たり跳ね返ったが、運良く(マルティネスには運悪く)キーパーがヘディングで入れてくれた。
大好きな元ガナーズのマルティネスが可哀想だが、仕方ない。
彼も、(多分、多分、多分だが)、1%位は、<まぁ、いいか>と考えたと、1ファンは想像する。

【90+分】ゴール。4:2。アースナル。
最後のヴィラのコーナー・キックに、マルティネスが参加したので留守になったゴール枠へ、マーティネリが、これ以上ないほど簡単なゴールを決める。
ゲーム・オーバー。

試合終了。

4:2。アースナル勝利。1ファンに至福の時が来た。
あぁ〜、なんと楽しき哉、フットボール!❢ 
We won some together!
 
全てのグーナーは誇りに思う、今日のガナーズであった。
守護神ラムズデールの最後のスーパー・セーブは、アースナルのシーズンを救った。
今季のガナーズは最後まで諦めない。批評家からのネガティブな意見にも、いい方に反応してくれて、とても嬉しい。

ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
アースナルKの他のnoteもあります。

要らない追伸:
マーティネリの4点目のゴールで、彼が、ネット内にボールを入れる前にしたセレブレーションを見た時、1ファンはある事を思い出して、そうならないように願っていた。
<スポーツ全般が好きで、なんでも見る>という方々は、強烈なインパクトがあったので覚えていらっしゃると思う。

それは、何季か前の冬季オリンピックの女子スノーボード・クロス決勝戦で、起こった。彼女の名前は、リンゼイ・ジャコベリという。

あの場面は1ファンの頭にこびりついて、記憶の中に名前までも刻みこまれ、他のことは容易に忘れるのに、これだけは忘れられない。あのレースでは、他の選手が皆転んでしまい、背景には誰も見えなくなったので、勝利を確信した彼女が、ゴールラインまで後少しという所で、<グラブ>という難しい技をして優勝セレブレーションを決めようとした。そして、何と転んでしまった。
スノーボードのスピードは速い。当然ながら、後方の選手達に次々抜かれてゴールド・メダルを逃してしまったのである。
因みに付け加えておくと、彼女は、その次の次の冬季オリンピックで、念願の優勝を果たしたと記憶している。
とにかく、マーティネリが、スティーブン・ジェラードのようにスリップしなくて良かった。

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