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32、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。リーグ・カップで、ファンを楽しませてくれた勢いを継続出来るか、の巻。

32、リーグ・カップで、ファンを楽しませてくれた勢いを継続出来るか、の巻。

サンダーランド戦は、私に至福の時を与えてくれた。相手監督は、その昔アースナルのアカデミーのコーチをしていたらしいが、勝負の世界では容赦は出来ない。
若手のボログンは気持ちだけが先走って、イエローカードを貰ったりして期待外れだったが、18歳の新星パティノは、これ以上はないほどの自信をこの試合で得たことだろう。

毎年恒例のBoxing Day(12月26日、クリスマス・プレゼントの箱を開ける日)のプレミア・リーグの試合も、すでに2試合が中止になっている。
アースナルは、アーテッタ自身がコロナ禍の初期に、オリンピアーコス(ギリシャの)の会長と接触し感染したので、他のチームより感染対策が出来ているように見える。
ライバルが試合出来ない間に、どんどんポイントを稼いで、プレッシャーをかけるチャンスである。
しかし、最下位のノーリッチは、死に物狂いでプレイすると思われるので気は抜けない。今のガナーズは若いチームなので、集中力が切れないように気をつけたいところだ。

24日に見たガナーズの練習風景ビデオには富安が写っていなかった。別メニューで練習しているか、ジムでリハビリをしているか?なのだろう。今日の試合には間に合わないかもしれない。移籍後、今までローテーションなしで毎試合先発出場だったので、もしも、この試合に間に合ったとしても、出さないで休ませてあげて欲しい。(後に書くが、間に合う訳は無かった)

さて、それで、ノーリッチ戦のRSBは誰になるのか?
保守的に考えると、セドリックだろうが、私は違う。
私の超攻撃的な希望では、サカを久し振りにSBに戻し、ウィンガーにボログンか、サンダーランド戦で覚醒し、自信をつけたパティノを配して、右サイドを構成する、という期待を持っている。これは、ただの1ファンの妄想である。アーテッタがそんな無謀な作戦を取るとは考えられない。

それよりも今日、もし富安が先発したら、私にとっては驚愕的なことだ。休ませてあげて。(どころではなかった。現在の英国内の状況は本当に酷い。富安まで感染したらしい。早く回復することを切に願っています)

プレミア・リーグ、3試合目のキャンセル。残りは今のところ、6試合開催。
いつものことながら、26日の試合の後、28日にも試合が組まれているのは、<伝統的にそうだから>と言われても、納得できない。特に今年は、コロナ感染選手が多いチームにとっては悪夢だ。

欧州のリーグのように冬休みがあれば、選手への身体的負担も軽減できると思うが、テレビ局から入る収入のおかげで、プレミア・リーグの選手は高給を貰っている、というジレンマもある。言い換えれば、<メビウスの輪>からは、永遠に抜け出せないということだ。

ともかく、今日はどのような展開の試合になるか、楽しんでいこう。

試合開始。
4-2-3-1フォーメーション。

やはり今日は富安の休暇日(コロナ陽性)だった。欧州のリーグは冬休みがあるので、イタリアから来た彼には丁度良い。
当然のことながら、フォーメーションは、私の期待通りにはならなかった。ホワイトがRSBに入っている。

しかし、アースナルのサブ・ベンチには、選手を総替えしても、あまりレベルの落ちない選手達が座っている。こんな状況は久し振りのことなので感慨深い。アカデミーからの若手達が階段を駆け上がってくる成長過程を見守ってあげよう。

1:0 アースナル。サカ。

直ぐにチャンスが来た。流れるようなプレーから、ウーデゴールのアシストでサカがゴール。
今の彼は、Unstoppable(アンストッパブル、誰も止められない)

ラコゼがサカのいい働きからのクロスをヘディングで外す。決定的チャンスに得点する確率を、彼が上げてくれると完璧なのだが。

ジャカがいつものパターンで、イエローカードを貰う。どんな試合でも、ジャカはジャカなのである。トップ・チームは、あのホット・ヘッドを責め立ててくるだろう。ハーフタイムにアーテッタは、彼を落ち着かせるよう、諭さなければいけないと思う。

2:0 ティアニー。

ハーフタイム前の重要な時間帯で、ティアニーがゴール。ウーデゴールの2つ目のアシスト。彼は、一時期ちょっと落ち込みもあったが、100%の状態に戻ってきた。スペイン仕込みの視野の広いパスだった。プレイ・メーカーとして、スミス・ロウと共存してほしいものだ。今のアースナルは、誰もがゴールする可能性を秘めている。見ていて楽しい。

セカンド・ハーフ。

いつも書くが、集中力は試合終了まで維持して、出来ればあと2点くらい追加を望む。

相手のペナルティ・アピールもレフリーに無視され、VARも見ない。ガナーズはついている。最近は何事もアースナルに有利に働く。勝っていると、運も味方する。ラッキーだ。

3:0 サカ。

サカは今やアースナルの宝だ。ぺぺには悪いが、プレミア・リーグで彼を押し退けての出場機会は無いでしょう。
それが不満なら、申し訳ないが、1月に他のチーム行きを検討することを勧める。彼の移籍金は今後のトランスファー資金の足しになり、エンケティアとラコゼが他所へ行った場合のストライカー獲得の助けにもなる。

4:0 ラコゼ。

ペナルティ。ラコゼが2回連続でミスをすることは無い。

5:0 スミス・ロウ。

サブで出てきたスミス・ロウが、またやってくれる。彼とサカは現在のオンリとバーキャンプである。

試合終了。

今日は楽勝だった。次の試合は2日後なので、疲れる試合で無かったのは良いことだ。ウルヴズ戦もこの勢いを維持し、元旦のMan C戦前に、きっちり勝利しておきたいところである。

来シーズン、もしもアースナルがチャンピオン・リーグに復活したら、試合数も増えるので、上記の2人も考えを改めて、再契約してくれるだろうか、というのが今の私の大きな疑問である。

ではまた。

Breaking News(緊急ニュース)
28日のウルヴズ戦が中止になりました。英国中部のウルヴズが、十分な選手を出場させられない状況とのこと。

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。

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