英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。番外編-3、移籍情報。ボロガンがモナコへ去る、の巻。
番外編 - 3、ボロガンがモナコへ去る、の巻。
フランス1部リーグのランスへローンで出ていたFWバロガンが、私の意に反して(どうでもいいだろうって)、モナコに移籍することが決まった。
ランスで伊東と共に活躍、昨季は何と22ゴールを決めた。
そのうちの1点は、快速を活かしたPSG戦でのカウンター・アタックのソロ・ゴールである。
因みに、WSBの快速タヴァレスも、買い手が見つかれば放出されるようだ。
アーテッタは、守備も出来、他のポジションもこなせる、ジェズスやハーヴァートが好みなので、バロガンや守備のできないタヴァレスは、彼のタクティクスには、はまらないないのだろう。
以前、アースナルは選手移籍交渉が下手なことで有名だった。
1ファンも、ライバルながら交渉の上手なトッテナムのように、うまく取り引きが出来ないのかと不満であった。
ヴァン・パーシーを移籍金ゼロで、Man Uに移籍させた時には驚愕してしまった。よりによって、プレミア・リーグのライバルに売ることはないだろう、とその時、1ファンは激怒したものだ。
早めの再契約を彼と結べなかったのが原因である。
だから全ては、彼が自分の契約をまっとうし、自由に移籍先を選べる権利を与えた、アースナル経営陣の責任である。
しかしそれも、仕事の出来るブラジル人ダイレクター、エドが経営陣に加わってから良い方向に変わってきた。
ここで、先に書いたボロガンの移籍事情に戻るが、エドは素晴らしい契約を結んでくれた。
これまで長年、グーナー達をイラつかせてきたアースナル経営陣であるが、今回は素晴らしい内容の契約条項を取り付けたようだ。
まだたった1年しか活躍していない彼に、要求額 £50mという異常に高い値をつけ、交渉後 £34で移籍金を獲得した。
1ファンは、<これは安すぎるのではないか>と思ったが、よく見ると付帯条項があった。
なんと、<モナコが将来、成長した彼を高額で売った場合>、その移籍金の17.5%をアースナルに還元するという、素晴らしい条項が盛り込まれていた。
たった£35mでの売却でも納得出来る契約である。
Win-win situation(どちらに転んでも、勝ちの状況)なので、1グーナーとして嬉しい。
バロガンがモナコで活躍することも願っている。Good Luck!! Balogun
これを書いている時に、今季のチャンピオンズ・リーグの組合せ抽選があり、アースナルはグループBで、セビリア、PSVアインホーフェン、RCレンスと戦うことが決まった。
楽そうに見えても、<そうはとんやがおろさない>のがチャンピオンズ・リーグである。
アインホーヘンには、昨季にヨーロッパ・リーグで対戦し、アウェイで2点をもぎ取られて負けた苦い経験がある。その上、今季のチームは予選でレンジャーズ(スコットランド)を7:2で破り勝ち上がってきたのである。
レンスにも昔、1990年代に敗戦したことがある、と1ファンは記憶している。
セビリアには、アーテッタの前の、元アースナル監督だったエミリが采配を取っていた時、ヨーロッパ・リーグで敗れた。
なので、そうそう甘くはないのである。気を引き締めて頑張り、何とかノックアウト・ステージに勝ち残ってもらいたい。
今のアースナル移籍情報によると、ティアニーが久保建英のいるレアル・ソシエダードにローンされたとのこと。
このチームがグループBでなくて良かったと、安堵している1ファンである。
ではまた。
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