16-a、ウィメンズも、トッテナムに圧勝、の巻。
16-a、ウィメンズも、トッテナムに圧勝、の巻。
この一週間は、ファンとして、男女チームが共にとても楽しい試合をしてくれて嬉しい。
16の巻で書いたように、日曜日には、メンズが頑張ってロンドン・ダービー戦に圧勝したが、水曜日にはウィメンズがFAカップでトッテナムに5:1で圧勝。
元々、ウィメンズは強く、アースナルにとってトッテナムはライバルとも言えないチームであるので、勝つべくして勝った。
特に今年から、岩渕がアストン・ヴィラから引き抜かれ入団してきたので、いつもより私もよくウィメンズの試合を見ている。ヴィラ・チームは、メンズでマルティネスを取ったり、スミス・ロウに手を伸ばしてきたり、アースナルの邪魔だてばかりしていたので、特に嬉しい。
今日入れた岩渕のゴールは、先制点を相手に与えた後の同点弾だったので、チームを落ち着かせる為に重要なものであった。この後はもう、両チームの実力差がモロに現れた試合で楽勝だった。
やはり、岩渕は素晴らしい。このゴールは、相手DFの股抜きをした後直ぐもう一人抜き、右足で曲げてゴールしたものだ。日本の天敵の英国代表で、チェルシーのフラン・カービィにも負けていないと思う。
彼女は、この試合でも、攻撃を司る司令官の役目を十分に果たしていた。周りの選手が違うと、こんなにも違うのかと思う。彼女の良さを引き出してくれるチームメイトがいるアースナルに来て良かった。
今年からは、これも日本の天敵だった米国のヒースもチームメイトになったし、天才フィニッシャーのオランダ人、メーディーナも居る。プレイ・メーカーの岩渕が動かせる素晴らしい選手ばかり揃ったので、今年はチェルシー独占の年にはならないだろう。
早く、日本代表チームにも岩渕の考えや動きを読める、足の速い選手が出て来てくれないかと私は願っている。やはり、選手は、たとえDFであっても、現代サッカーでは足が速いことが重要な資質なのだから。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。