58、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。最終戦にミラクルは起こるのか、の巻。
58、最終戦にミラクルは起こるのか、の巻。
ニューカッスル戦で、自ら閉ざしてしまったトップ4への道には、99%もう戻れない。
アースナルが、Same old for Arsenal(いつものプレッシャーに弱いアースナル)に戻ってしまった。
だから、トッテナムにはライバルに敬意を表して、Spursy(スパージィー、自ら物事を台無しにしてしまうこと)になることを期待するしかない。
もちろん、ガナーズがエバートン戦に勝つことは必須の条件である。
ニューカッスル敗戦後、ジャカが同胞のガナーズに向かって言い放った批判(やる気がないなら家に居ろ!とか他にも色々)については、1ファンも賛同はするが、一つだけ彼の論理におかしな点がある。
<サッカーはテニスではない>と言っておきながら、自分はそのイレブンに入っていなかった様に他の選手だけの所為にするのはおかしい。<連帯責任>という言葉は彼の辞書にはないのか??
彼は今季、自分の馬鹿な退場で何度アースナルにポイントを失わせたか覚えていないのか??<タラレバ>だが、それらのポイントが加算されていれば、シーズン最後の3試合に掛かるプレッシャーも少なくなっていただろう。
Man U戦で復活した1ファンの彼への敬意は、今回のインタビューでまた地に落ちた。
これからの若いガナーズに、ベテラン選手がトラウマを植え付けるのは許せない。
今季の結果はまだ出ていないが、来季にも影響するので、ドレッシング・ルームでの揉め事の原因を作るのだけはやめて欲しい。
自分の情けなさを反省している同胞の傷跡に塩を塗るのと同じだと思う。
【19日】エバートンが勝ち、1試合を(アースナル戦)を残してプレミア・リーグ残留を決めた。
彼らは2点のビハインドから3点を入れ、逆転勝ちをしたのである。
何故ガナーズは、エバートンのように死に物狂いで戦い、自ら勝ちを引き寄せられなかったのか??
やはり、12人目の選手の後押しがあるのと無いのとの差なのだろうか。
日曜日に、エミレイツ球場へ行くことのできるグーナーの皆さんにお願いする。
北での失望は家に置いておいて、試合中は12人目の選手に成り最後まで応援するように。
契約がほぼ決定の19歳ブラジル人Marquinhos(マーキーニョ?)は、来季は試合数がふえるので、サカのサブとして、あるいは2人を競合させる為に契約するのかと思う。£3mポンドはバーゲン・プライスである。
何故か今のガナーズには、利き足が左の選手が多いので、バランスが偏ってくる。CFWには、右か両方が利き足の選手を取って欲しい。
因みに、1ファンお気に入りのオシムヘンの利き足は右である。
しかし、ナポリは来季チャンピオンズ・リーグに参加するので、アースナルがトップ4になれないと、獲得は難しいだろう。
彼が、<自分がアースナルを4位以内にしてやる>と意気を持って来てくれると最高に嬉しいが、期待薄である。
Man C のジェズスの名も上がっているが、エンケティアと似ているので、契約金を払ってまで取るのだったら、給料増しで、今居る彼を説得して再契約した方が良いのではないか、というのが1ファンの考えである。
【21日】<£76 ポンドのオファーを、ナポリが拒否した>というニュースを見た。どこまでアースナルの足元を見るつもりなのか。(怒)トッテナムが4位になっても、そっちには絶対に行かないでほしい。
試合開始。
4-2-3-1 フォーメーション。
前の試合の傷が深いホワイトに替わり、出場停止明けのホールディングがDFに入る。
今季最後の試合である。ガナーズはプライドをかけて、サポーターたちを楽しませてほしい。
今のところ勢いはアースナルにある。
【5分】アースナルのコーナーキック。何も起こらない。
サカやイレネニー、ウーデゴールがシュートを打つが、相手ブロックに防がれる。
【11分】マーティネリが拾ったチャンスを決められない。この何試合かのパターンである。プレーに集中して、その後....、にはならないでと思う。
【23分】いつものタヴァレスのホームラン・シュート。呆れるが、エキサイティングな選手ではある。快速で走る姿は美しいが、来季はクロスとシュートの精度を上げてくれる様に願う。
【26分】1:0 アースナル。マーティネリのペナルティ。
マーティネリのシュートをイヲビがハンドボール。
【31分】2:0。エンケティア。
サカのコーナーキックから、マーティネリがエンケティアに。彼がヘディングで決める。ポーチャーのゴール。彼にはセカンド・ストライカーとして再契約を結んでくれると嬉しい。
ずっとアースナルのチャンスは続くが、追加点は来ない。
【48分】2:1。気に抜けた守りでゴールされる。
多分、トッテナムの試合経過を、球場のファンの様子から知ってしまったのだろう。
ハーフタイム。
ノーリッジは、アースナルに借りはないので、勝とうという気概がないらしい。トッテナムが2点のリード。トップ4への1%のチャンスが、0.00001%になった。ノーリッジが3点を入れることは考えられない。
後半戦。
【53分】快速タヴァレスが、2度目のホームランを打つ。来季は落ち着いてボールをもう少しきちんと蹴ろう。
【56分】3:1。セドリックが素晴らしいゴール。
【59分】4:1。ガブリエル。
VAR チェックの後のゴール。プレッシャーがないと、何と簡単にゴールが入るのだろうか。1試合前にやって欲しかった。
【82分】5:1。ウーデゴール。
サブで出てきたぺぺのカットバックから、しっかり落着いての素晴らしいゴール。
試合終了。5:1。アースナルの勝利。
ガナーズが最後に矜持を見せた試合と書いておきたい。
今シーズンは、1ファンも期待していなかったトップ4入りの夢を、最後まで見させてくれてありがとう。
ラスト・スパートでの力不足は仕方がない。今年のガナーズの中で、重要な選手となった富安の怪我が1番痛かった。長引いたのは、復帰を急ぎ過ぎたアーテッタの責任である。
夏の移籍事情がアースナルに上手く運ぶように願っている。ガナーズは、新たな気持ちで来季の向けて、大試合にも耐えられる、萎縮しない強い精神力を得てくれると1ファンはとても嬉しい。
グーナーの1ファンには残念な結果に終わってしまったが、プレミア・リーグの最終日としては、ドラマのある素晴らしい日であった。
ではまた。
アースナルK
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1〜アルバムに追加中。
追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1〜をお読みいただけます。
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