29、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。ウェスト・ハム戦にスミス・ロウが先発し、万全のチームで臨むことが出来るか、の巻。
29、ウェスト・ハム戦にスミス・ロウが先発し、万全のチームで臨むことが出来るか、の巻。
サザンプトン戦は、綺麗なパス・サッカーのゴールもあった試合で、充分に楽しませてもらった。
しかし、今日は相手が違う。シーズン初期の勢いは無くなったとはいえ、今期のウェスト・ハム相手には、ベスト・チームで臨めないと厳しい展開になると予想される。
ホームの試合なので、キッチリと勝っておきたいが、ラムズデールがまた、忙しくなるかもしれない。
ガナーズにとってのアドバンテージは、前の試合からの間隔が一日余分に相手チームよりあったという事だ。
今年のウェスト・ハムは、UEFAの試合もあり、日程も詰まっている。疲れも溜まっているだろう。なので、アースナルは、試合開始から前に攻撃し、守らせて、相手選手をより疲れさせる戦法も良いかな?と思う。
モヤは、昔からエミレーツ・スタジアムでは勝てない監督として有名(私にとっては)であった。今年もそのままの劣等意識を継続して、守備的マインドの戦法でくることを望む。
私の超攻撃的ラインアップはこうだ。
4-1-4-1フォーメーションで、DF、SBメンバーは変わらず、パーテーには、一人で頑張ってもらって、MFは左から、サカ、ウーデゴール、スミス・ロウ、マーティネリ、FWラコゼの布陣である。
これは、ハムが守備的だと仮定しての場合である。今年は相手の攻撃陣が良く、チョット危険なフォーメーションなので、アーテッタは違う作戦を使うだろうと思われる。
だが、<オバメヤンを先発させない>については、彼も私も同意見で一致するだろう。
ウェスト・ハムがバーンリーと引き分けたので、今日勝つと暫定的ながら4位になる。
しかし、そう言っていて、エバートンに負けた経緯があるので、選手にプレッシャーを掛けないようにしよう。
因みに、やはり思っていた通り、オバメヤンのキャプテン剥奪ニュースが出た。人としての彼には同情出来るが、選手としての彼にはがっかりだ。
オバメヤン騒動の続くアースナル。さて今夜は、どうなるか、試合を見てみよう。
4-2-3-1。
私の上に書いた様なフォーメーションには、やはりならなかった。サウサンプトン戦と同じ布陣だが、いい試合をして勝ったので良いとしよう。
スミス・ロウはベンチに温存されている。出来れば、彼にサブに出てもらわなくても良いように楽勝してくれないかと期待する。
試合開始。
皆んな良く走って、ボールを追っかけているが、気持ちだけが先走っている。パスが繋がらない。
フリーキック、アースナル。ジャカが壁を目掛けて思い切り蹴るが、ファビヤンスキーには届かない。
ティアニーの顔へのファールをいい場所で貰うが、得点に繋がらない。
ガナーズが、今のところは圧倒的にピッチを支配しているが、今年のウェストハムのカウンターアタックには、気をつけなければならない。
オバメヤンの問題で苦境に立たされているアーテッタの為に頑張るのは良いが、あまりにも試合が雑になっている。
早く先制点をあげて落ち着きたいところだ。
ウェスト・ハムはよく守っている。相手は引き分けでも良いのだ。今日は私にも緊張感があり、時間が経つのが遅い。
元ガナーのファビヤンスキー、素晴らしいセーブを連発してくれてありがとう。(これ皮肉です)
セカンド・ハーフ。
マーティネリが決めてくれる。
オバメヤンには出来ないリンクアップ・プレイをしたラコゼがアシストした。ラコゼよ、ずっとガナーズで居て。
気が抜けて、またもや、危ない場所でのミスをラムズデールに救われる。
ジャカ、気を抜かないで。
ホームだったので、後ろからタックルが来るのを、12人目の選手のグーナーたちが、お知らせしてくれたので助かった。
ペナルティ。アースナル。
ウェスト・ハムは10人になる。
またもや、ファビアンスキがグレイトセーブ。珍しくラコゼがペナルティを失敗した。ガッカリしてガナーズはミスを犯さないでね。
しかし、今日のラコゼは守りも素晴らしい。タックルも仕掛けて、相手の攻撃の芽を摘んでいる。
なんとか追加点が欲しいところだが、カウンター・アタックからのペナルティとか与えないように気をつけないといけない。10人になったとはいえ、ウェスト・ハムがよく守っている。なぜ、今の順位にいられるのかが良く分かる。
マーティネリは働き過ぎて、足をひきつけ、イエローカードを貰っていることもあるので、交代する。当然の策であろう。
2:0 アースナル。
出て来たスミス・ロウがまた、やってくれた。素晴らしいサカとのコンビのカウンター・アタックで、いい時間に追加点。このプレイ前の富安のタックルも良かった。私はこの試合は勝ったと確信する。グーナー達の合唱にも気合いが入っている。
試合終了。
今日の試合は、全選手が素晴らしかったが、私の中の<マン・オブ・ザ・マッチ>は、ペナルティこそ失敗したけれど、ピッチの至る所で働いたラコゼで決まり。
富安も良く守り、攻撃参加もして8/10以上の素晴らしい出来だった。
これで、トッテナムとMan U が、今後、星を落としてくれると、とても嬉しい私である。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。