21、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。アーテッタは、見ている、の巻。
21、アーテッタは、見ている、の巻。
やはり、ウーデゴールはサブのベンチに座っている。2試合続けてピッチ上で無名の人だったのだから当然の事である。
サカの怪我が軽かったようで良かった。パレス戦から3日間だけしか無かったが、今日(10月22日)先発出来るくらい回復したみたいだ。
左ウィングはオバメヤンで無く、マーティネリにして欲しかったが、パレスと、やっと引き分けた後の試合なので、キッチリ、ホームの試合で3ポイント確保する狙いか。ギャンブルしない、攻撃的な先発陣である。いくらマルティネスでも、クリーン・シートは無理だろう(私の希望的観測)。アストン・ヴィラのファンは反対なことを考えているに違いない。ハイ・スコアリングの試合になるかもしれないが、ラコゼのトップは良いと思う。オバメヤンのように、調子に波がなく、エネルギーがあり、ピッチ上で消えることがないので私は彼が好きだ。再契約して欲しい。
キック・オフ
タヴァレスとティアニーは同タイプで、とにかく前にボールを快速で運んで行く。タヴァレスは、まだまだ粗削りではあるが、若くて将来のあるLSBなので、怪我の多いティアニーを、質を落とさずにカバーできる。来年、ヨーロッパの試合も増えれば、交代で休ませられる。
ゴール!!! 1:0 アースナル。
パーテーに期待していたのはこれだ。スペイン時代のフォームに戻って、怪我なく一年続けて活躍してほしい。今までは外れているが、枠外からの強烈ゴールも期待している。パーテーが覚醒したので、次はマーティネリの番である。
ここからは、先日のパレス戦の様に、みんなが気抜けしないで、容赦なく点を取ってくれるのを期待しているが、枠に嫌われたりして、シュートが無駄になっている。まだ一点だけなのは寂しい。やっぱり、マルティネスは良い。ラムズデールと彼がアースナルで競い合って居たら、と思うと残念だ。
ゴール!!! 2:0
去年までは、ハーフ・タイム直前にペナルティを相手に与えるのはアースナルの方だった。今年は違う。だけど、マルティネスは、本当に良いキーパーに育ったものだ。嫁に出した娘が孫を連れて帰って来た様で私は嬉しい。オバメヤンがリバウンドを決めなければ、1:0のままで前半終了であった。
後半戦
試合の流れは変わらない。若いチームが先の試合の失敗から学んでいる。先取点奪取から気を抜いていない。
ゴール!!! 3:0
狼狽しているヴィラの選手のミスをついて、スミス・ロウがゴールする。素晴らしい。
今日の富安は、前半戦、ボールを運ぶ突進や大ハズレだったがシュートもした。出来る限り速く前にボールをパスして行く、今の若いガナーズに良く適応している。
が、彼は、私も忘れがちだが、今のところは、ディフェンダーなので、攻撃参加以外で忙しく無いのは良い事なのである。
これからの何試合かは、レスター、リバプール、マンU等、カウンター・アタックの得意なチームと当たるので、前進したい富安を抑えるのもアーテッタの仕事の内だと思う。MF辺りでボールを取られた時に、自軍のサイドがガラガラに空くのは避けたい。富安も自分の足の速さを過信してはいけない。
ラコゼが怪我でウーデゴールと交代する。怪我の程度が心配ではあるが、残りの試合時間で、スミス・ロウとウーデゴールの連携を確かめる事ができそうだ。
クリーン・シートは無かったが、サカとスミス・ロウはとても危険で、攻撃的に活躍していた。彼らは、これからのアースナルの将来を担う選手たちで、アカデミーから育って来た宝石だ。アーテッタには、磨き上げる義務がある。
今日は、楽しい試合をしてくれて有り難う。
それにしても、スミス・ロウは傑出していた。ウーデゴールとの共存で、今日の様に、いつも活躍出来るだろうかと、心配する私である。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。