63、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。2022-23年への移籍事情考察④ これまでの経過。
63、2022-23年移籍事情考察④ これまでの経過。
ブラジル人FWマルキーニョス
格安£3mで契約。
彼もまた左利き足の選手である。サッカーはテニスと違い左利きが有利とは言えない。
もし、すんなりマルキーニョスがシニア・チームにはいれたら、サカのサブという形で使われると思う。彼がプレーするビデオを見た限りでは、格落ちになることはなさそうだ。伸びしろのある若い有望選手という感じである。期待は大きいが、最初はアカデミーか、ローンからの出発となるかもしれない。アースナルが高額の<契約解除金>を契約に盛り込んでいることを祈る。
MFファビオ・ヴィエラ
ウーデゴールの代わりに入るのだったら、相手のマーキングを狂わせるよう、右利き足の選手が効果的ではなかっただろうか。
同じポルトガル人のMF、Man Uのフェルナンデスに似たタイプで、1ファンとしては、そのタイプが昨季の彼ではなく、2020-21年までのフェルナンデスのようであってほしい。ポルトガルは、ヴィエラの居たアンダー21チームが、ユーロ大会を制覇したので彼にも期待できる。アーテッタ好みのDF以外はどこでもプレー出来る<スイス・アーミー・ナイフ>選手である。
エンケティア
再契約で、背番号14番に変更。
ティエリー・オンリが背負って以来、アースナルでは最高の栄誉あるナンバーを貰い、期待されている気持ちになったに違いない。
ジェズスと連携、あるいはローテーションを組んで、アースナルの得点力を上げることを期待している。
特に、昨シーズンのアースナルは、相手に先制点を取られてからの逆転勝ちがほとんど無かったので、エンケティアはジェズスがMan Cで培った<勝利への執念>を学んで欲しい。
GK マット・ターナー
プレシーズンのエバートン戦で先発していた。
<ボールを持つと危険の匂いがプンプン>のレノには、プレミア・リーグにまた上がってきたフルハムから、オファーがあったらしいので、考慮中と言うところだろう。彼が3番手の位置に満足出来るわけがないし、致命傷の<パス判断の遅さ>は中々治るものでもない。反射的セーブだけは優れているので、前に書いたように(62の巻)、良い移籍先を探してあげてほしい。
FW ジェズス
£45mという格安(プレミアの基準で)の移籍金での5年契約完了。
背番号9番を背負い、プレシーズンながら、ニュルンベルク、エバートン戦の2試合とも得点した。1ファンは心配していたが、ヘディングのゴールも上げていたので、大丈夫のようだ。
彼の獲得で、今シーズンのアーテッタの作戦が少し見えてきた。
典型的な、ゴール前で味方からのパスを待ち、きっちりと決める9番を置かず、エンケティア、サカ、マーティネリ、スミス・ロウのFW軍と連携して、誰かがゴールするという動きを期待しているのではなかろうか。
例えれば、言い過ぎだが、メッシがいた時のバルセロナだ。False Nine(ファルス ナイン、AMFの誰でもがストライカーになる)、師匠ゴーディオーラ得意の戦法である。
ジェズス本人としても、常時出場出来るので、アースナルに来られてとても嬉しいだろう。その嬉しさは楽しさに変わり、その幸福感はポジティブなプレーに繋がる。アースナルにとっては、市場価格以下で彼を獲得出来て、Win-win Situation(ウィンウィン スティエイション、どっちに転んでも勝ち状況)である。
Man Cにも、過度にぼったくり契約を押し付けなかったことを感謝する。
だから、アースナルはもう、他のCFWを狙ってはいないと1ファンは推測しているが、あと1ヶ月以上、夏の移籍期間終了まであるので、最近の世界事情と同じで、この先何が起こるか分からない。
DF サリバ
DFには、マルセイユからローンを終えて、サリバが戻って来た、といってもまだ一度もプレミア・リーグでプレーしていないが、期待している。プレシーズンの試合にも出ているので、多分、マルセーユにまたローンということはないだろう。
LSB Man Cのジンチェンコの名前もリストに上がってきた。アーテッタは余程、1ファンのお気に入り快速タヴァレスに信頼を置けないらしい。ティアニーもいるので、何処かへ彼をローンに出して鍛えるつもりなのだろうか。
ウォルコットのファンであった1ファンとしては、不安は満載だが、タヴァレスのあの快足で走る姿を見ていたい。
ではまた。
アースナルK
追伸: アースナルKの他のnoteもあります。