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53、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。Man U にも大勝して、トッテナムとの得失点差を縮めよう、ガナーズ!❢、の巻。

53、Man U にも大勝して、トッテナムとの得失点差を縮めよう、ガナーズ!❢、の巻。

ネガティブな敗戦の連鎖を、見事に断ち切ったガナーズ。この勢いと自信をホームに持ち帰り大差で勝利することを1ファンは望んでいる。たった2日間の休養での試合になるが、そのまま、また戻って来た勢いを維持するのには良いかもしれない。

Man U もマンチェスター・ダービーでの屈辱的敗戦の後なので、プライドをかけて戦ってくるだろうが、ロナウドも人間なので、この試合は戻って来れないと思う。新生児の男の子が亡くなってから、まだ一週間も経っていない。(ご冥福お祈り致します)
そうは思うが、彼は超人の精神力を持っている。予測がつかない。

スポーツは、なんであれ、武田信玄と上杉謙信の関係に通ずるところがある。
苦境の敵に塩を送ることが出来るスポーツ・パーソン達とそのファンの世界だからだ。
先日のリバプール・ファン達には品格があった。開始から7分に傷心のロナウドに向けて全員で拍手をし、天敵のMan Uの、7番のユニフォームを掲げている人も居た。

少数のフーリガン(揉め事を求めている人々)を除けば、ファンは皆んなスポーツの中で起きるドラマを楽しんでいる。ある時は歓喜し、ある時には落胆することもあるが、敵味方を超えて感動することの方が多い。
だから、勝敗だけにこだわり、自分のチームが大敗している時に、試合終了まで見ないで帰る人達に、1ファンは言いたい。
スポーツは何時、何が起こるか分からない。試合は最後まで見よう。それが、試合会場へ行けない、切符も高くて買えない同胞のファン達への礼儀である。しっかりと試合終了まで見届けてもらいたい。そうそうと帰るのは球場外で見ているファンの傷口に塩を塗るようなものだ。止めてほしいものである。

【22日】アーテッタによると、富安は回復しているので、<このMan U戦での選手の選択肢に入っている>ということである。
今日は試合開始時間が早いので、先に勝ってトッテナムにプレッシャーをかけよう。

試合開始。
4-2-3-1フォーメーション。

セドリックがRSBに復活。チェルシー戦同様、エンケティアが先鋒を担う。(ラコゼは好きだが、この時期に自分の移籍話をメディアに流すのは頂けない)
富安はベンチスタート。
超人のロナウドは先発する。

ガナーズは、ロナウドへの気持ちはピッチ外に置いておいて、自分達の試合をしていこう。自ずと勝利はやってくる。そう信じよう。前の対戦のようにロナウドに2点は献上しないことを祈る。

Man U は機会があれば彼にボールを集めてくるだろう。

【2分】ゴル、ゴル、ゴ~~ル!! 
1:0 アースナル。

最高のスタート。相手DFのミスに乗じたサカのシュートは天敵キーパー、デ・ヘアのグッド・セーブに防がれたかに見えたが、タヴァレスがフォローアップで決めてくれた。彼にとっては、記念すべき、プレミア・リーグでの初ゴールである。
その後、タヴァレスはイランガの邪魔をして、ラムズデールがセーブするのを助けた。

【7分】アースナルも当然、皆で拍手してロナウドをサポートする。

やばい。ラムズデールのミステイク。フェルナンデスがホームランを蹴って助かった。
ラムズデールが緊張している。珍しいことだ。落ち着こう。その為に、追加点が早く欲しい。

自分の得点で気分の乗ってしまったタヴァレスは、ゾーン(神がかり的)に入り、守りも良くなった。彼の頭の中で何かがクリックしたようだ。そのまま突っ走れ。

【18分】ウーデゴールのフリーキックは枠外へ外れる。

ロナウドが2度のシュートを失敗をする。まだ本調子ではない。終了まで、そのままでいてほしい。

【25分】 デ・ヘアを避けるのは難しい。エンケティアのシュートが止められる。

【27分】2:0 エンケティアがゴール。ポーチャーのゴール。さっきの様に、フリーになり時間があると失敗してしまう。彼は、考える時間がない時の反射的シュートが上手い典型的な<ポーチャー>だと思う。

VARでチェックあり。まだ 1:0のまま。

【31分】 2:0 アースナル。
エンケティアはオフサイドだったが、その前にサカが倒されていたので、ペナルティに変更。サカが当然の如く、得点する。

【33分】 2:1。
Man Uには、この人しかいないだろう、ロナウドがゴール。気を抜いたガナーズがいけない。チェルシー戦で学ばなかったのか。落ち着いて。ロナウドがゴールすると、その後Man Uは、いつも他の選手が勢いづくので、一番避けないといけない状況だった。彼のゴール前と後とでは、Man U 選手のプレーが全然違う。
取り敢えずは、前半戦は勝っているまま終わろう。ハーフタイムまで持ちこたえよう。

【40分】 ミスからコーナーキックを与えるが、ラムズデールがキャッチする。

【42分】 Man Uに、またコーナーを与える。セドリックがパニックになり、ラムズデールのセーブをコーナーにしてしまった。

デ・ヘアは、何度もグッド・セーブを繰り返す。

ハーフタイム。

今年のMan Uはロナウドとデ・ヘアのお陰で、やっと今の順位を保っている。この二人が活躍すると他の選手のやる気に火がつくので、アースナルは、ロナウドを抑え込み(難しいが)、デ・ヘアを避けないといけない。

1ファンには、Man Uのドレッシング・ルームで、他の選手たちに発破をかけているロナウドが見える。ガナーズも、監督のアーテッタ以外の誰かがリーダーとして意気を高揚させているだろうか❢?
今日は他のチーム同士だったら、面白い試合だが、アースナル戦なので1点差では、1ファンの緊張がほぐれない。

後半戦。

タヴァレスは2点目を狙っている。守りでミスしない限りは悪くないことだ。

ロナウドだけは抑えるように。

タヴァレスが調子に乗りすぎて、フリーでのシュートを大きく外す。枠内に蹴るように望む。まだまだ若い。

【50分】今のところ、試合は凪状態。

【55分】2:1 嗚呼!❢Man Uにペナルティ。そして、失敗。素晴らしい。

タヴァレスが自分のゴールを自ら消してしまうか、というハンドボールでペナルティを与えるが、フェルナンデスがペナルティを外してくれる。ありがとう。

【60分】危ない、危ないところだった。ロナウドのシュートがゴール枠に入ったが、オフサイドで助かった。

ラムズデールが指先セーブする。

【62分】マーティネリがスミス・ロウに替わり出場。

【65分】ペナルティ・エリアで、ガブリエルがMan Uの誰かと揉みあう。プロレスが始まり1ファンは笑う。

ホットヘッドのジャカとタヴァレスが続けてイエローカードをもらう。二人とも落着いて、チームを10人にはしないで。

【70分】 3:1 アースナル。
ジャカの、シーズン初ゴールが、一番良い時にやってきた。至福の時がきた!❢ <ホットヘッド>は治らないが、このゴールでグーナーの心を掴んだのは間違いない。これからブーイングされることはないだろう。

【72分】サカが怪我でホールディングと交代。とても心配である。ウェスト・ハム戦には治っているだろうか。
Man U選手にフラストレーションが溜まってきて試合が荒くなった。ガナーズを怪我させないで。

チェルシー戦でも書いたが、ホールディングは地味に活躍してくれる。感謝。

【90分】ファンの大声援に送られて富安登場。試合感覚を養う。

ロナウドがフラストレーションを培養して、富安の突破を止めるためにイエローカードのファールをする。彼は、怪我が治ったばかりなのに勘弁してほしい。

試合終了。

チェルシー、Man Uという苦手チームに快勝し、1ファンは歓喜する。
至福の時を与えてくれて有難うと、選手達につたえたい。

プレッシャーに弱い、Old Arsenal (昔のアースナル)は、過去にタイム・トラベルして捨ててきた。

ではまた。

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1〜アルバムに追加中。

追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1〜をお読みいただけます。

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