9、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。メッシが欲しい。何年か前だったら言えた、の巻。
9、メッシが欲しい。何年か前だったら言えた。
メッシが号泣していた。
バルセロナは、球団の経営の甘さを隠して、サッカー協会の理不尽さを理由にして彼を捨てた。
2019-20年シーズン後は、£700m(何処のチームも払えない)以上だったと言われている、Buy-out-close(この金額のオファーがきたら、バルセロナは断れないという条項)で、メッシの希望を砕いた球団が、今年は一度契約しておきながら、手のひらを返して、出て行ってくれ、と言うのはいくら何でも酷い。汚さで言えば、<河村市長>並みである。
どれだけメッシに犠牲を強いるのか。
昨シーズン(2020-21年)は、メッシがいくら点を入れても、勝てないチームに成ったバルセロナ。彼一人の影響力に依存し続け、彼のお陰で何年もファンを惹きつけてきたチームである。
私もファンで、アースナル相手でない時は、バルセロナを応援していたが、今年からは止める。メッシのプレイを見たいから、バルセロナの試合を見ていた私と同じ様なファンも多いと思う。
サッカーは最近、スポーツではなく、奴隷(選手)売買の商売になってきて悲しい。
メッシがもしPSGに行ったら、あのチームのFWメンバーは、現時点では最高の、恐怖すら感じるくらい強固になる。そうなったら、監督へのプレッシャーは計り知れないものになるだろう。毎試合、自分の首をかけて臨まなくてはならない。
<アースナルにメッシが来て欲しい。契約金はないので、給料さえ払えれば良いのだから。幾ら高額でもユニフォーム販売だけでも元は取れるだろう>と、言いたいところだが言えない。
アースナルの戦略は彼に向いているとも思うが、今は無理。
何故なら、数年前までの、チャンピオン・リーグに出ていた頃とは違い、今年はヨーロッパ・リーグにすら参加できないチームになったアースナル。いくらファンでも、メッシが欲しいとは、とても言えないのである。
メッシがチャンピオン・リーグに出られないという状況は考えられない。彼もCR7も不死身では無いので、時間の残り少ない彼らのスーパー・プレイを見られるのは、あと数年だけだろう。その間は十分に楽しませて貰おうと思う。
アースナルには残念だが、早く、チャンピオン・リーグに戻り、選手が来たがるチームになって欲しいと願うばかりの私です。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な英国生活道中記も書いています。